喜寿&外出
今日はばぁの外出日。
そして、じぃの喜寿のお祝いの日♪
昼からバタバタと大忙しだったよ〜〜〜
ポータブルトイレと一緒に帰宅で〜〜す(^。^)アハハ
お天気も晴れで暖かかったし、帰宅日和だよ。
でもって、喜寿のお祝いに買って置いた布団一式と座布団をプレゼントした。
本人は え?!って顔してビックリしてたけど・・・
マジまさか喜寿とは思っていなかったの?(^m^)フフ
そして 今日帰ってこれなかった入院中の麻由と嫁さんからのお手紙・・・
感極まって泣きだしてしまったね。
この場でおめでとうは言えなくても、その心はちゃんと伝わったよ。
お赤飯とお餅もご近所に分けて、きちんと挨拶回りもした
これからもドタバタ気ぜわしく元気に動き回ってね♪
ばぁもおやつに作ったゼリーを全部美味しい美味しいって食べてくれた
姪の食べ残しまで食べたがって困ってしまったよ。
帰り際はさすがに寂しそうだったけど仕方ないよね。
次の外出もまた元気でできるように。
次のおやつも楽しみにしていてね
2003年 10月 20日(月)
今日は本当にいい天気だったけど・・・
いかんなぁ 風邪が治らない・・・
鼻づまり最悪 喉も痛いし声変わりしてるし
頭痛も・・・微熱も・・・
あぁぁぁ〜〜〜困った!病院行けない!
こんな状態では移してしまう。どうしよう
今夜は姉に少し時間延長してもらって、また休ませてもらおうかな。夜中は一人でも大丈夫だよね?
でも、昼間いったら、かなりぼやいていたなぁ
ヘルパーさんにも色々居て、きちんと布団を掛けてくれる人や、ただ ふわっと適当にかぶせる人。
コールしても来て欲しいときになかなか来てくれなかったり
右手右足が不自由だから、寝返りしてもうまく布団を直せない
右手が背中に回っていてもなかなか前にもってこれない。
普通は重くない布団も半身が動かないと すごく重くなる。
でも、だからといって四六時中見張ってるわけにもいかないし、痒いところにすぐ手がとどくような介護はそうそうできるものじゃない。
う〜〜〜ん・・・寒い時期になるしなぁ
これからどうすればいいのかなぁ 下着を増やすのも 体がゴロゴロして嫌がるし
う〜〜〜〜〜(_゛_;)
2003年 10月 26日(日)
今夜も夕方から消灯まで付いていた
で せっせと工作して引きだしを作ってあげた かなり可愛く仕上がったよ。ばぁも喜んでくれた
そのあと痒み止めの薬を塗ってあげたのだが ちょっとお腹が張って来てたように見えた。
いや明らかに張ってきてるのだと思う。
食べ物を沢山取ればその分肝臓も負担になるから 避けられない現象だよね
そのうちまた 夜中お腹が辛くなるのではないだろうか 以前のように。
そうなると一人で寝てるのは辛いね。
ヘルパさんたちにずっと腹をさすっていてとは言えないだろうし
一人で我慢しなきゃいけなくなる
それは可愛そうすぎる。
じゃどうする?また深夜も付きそう?
難しい選択だよ

(凛々に張ったお腹が辛くて横になっていられない。でも、眠い。ベッドごと起きて足を前に伸ばす座り方も意外と辛い。足を下に投げ出して座るのが一番体勢的には楽。だからこうして紐と布団で支えて少しでも眠れるようにした。)
2003年 10月 27日(月)
今日はすこぶるいい天気!
気温も高く最高の秋晴れだった
で、思い切って昼からばぁの外出をお願いして菊人形祭りへ
こんな暖かくて気持ち良い日はそうないからね(^−^)
早々にばぁちゃんのおやつ作り! 梨の果汁でとろみジュースを作った
それから大好きなプリンと つるりんこも持参。
菊の花は綺麗だったなぁ。
でも、こういう所で避けられないのが食べ物の誘惑。
いい匂いがあちこちでしてるけど我慢しなきゃね!
ばぁには手作りジュースと、プリン♪
それから自販機で買ったコーヒーにつるりんこ混ぜて、
とろみコーヒーだよ♪
じぃはいつものように缶ビールとおでん。
毎年ここで3人で休憩してたよね。今年はおでんは食べれないけどごめんね。
じぃだけ食べさせてあげて 私も食べずに花を愛でた。
今度は紅葉狩りだね。
来月 またお天気いいときがあるといいね
2003年 10月 28日(火)
夕方・・・ばぁの付き添いをしてる姉からメールがきた
『ばぁが めちゃ寒がってる!布団あるたけ着せてるのに震えてる!』って
ゲゲ!!と思った。熱が出る!
すぐに熱を計るように 注意するように返事をした。
その数十分後・・・
恐れていたメールが。『ばぁ 熱 9度7分や!今、ナースに伝えて座薬お願いした』と
なぁんてこった。なぜ?風邪? いやその兆しはまったくなかったし、ならば考えられるのはやはり誤飲による肺の炎症 それしかない。
どうしようもないけど、ばぁの場合腫瘍を抱えているからそっちが心配だった。
体を冷やさなければ!
すぐに姉に指示した。冷やしてる?脇と股
答えはやはりNO。リハビリ病棟の悲しい性?
でも、常識だよね?
冷やしてるのは頭だけだった。氷はないの?ナースは?
その棟は病棟ではないので夜はナースが二人しか居ない。
あとはヘルパーさんだけ。
見回りにでかければステーションはもぬけの殻。
私が飛んでいきたかったけど取りあえず旦那にありたけの保冷剤を持っていってもらった。
今夜は私は泊まりになる。
そう思い、早々に家事を終わらせて準備。
姉から再びメールで 取りあえず冷やして落ち着いたと
でも、油断は出来ない。
交代に行ったときは、よく眠っていた。熱も下がり始め ちょっと安心。
布団も一枚だけにして体を冷やした。
今日は寝ずの番だな・・・そう思えば眠気も消える。
丁度赤ちゃんの添い寝をする母親のように ちょっとした音にも敏感になる
夜中、急にうわごとを言い出した。
手は宙を仰いでうつろな目で・・・
おいおい!どうしたの?また頭がどうかなったの?
マジそう思った。 すぐコールをして血圧を測ってくれるようにお願いした。が
来てくれたのはヘルパーさんだけ。ナースは不在だった。
待ってる間 不安で不安で・・・何度も呼びかけていた。
『ばぁちゃん!私がわかるか?』と
熱はかなり下がっていたのに・・・朦朧としているのだ。
やがてナースがきて、血圧を測ったが心配したほど高くなくて安心した。
気持ちがひっくり変えるようなドキドキも少しずつ収まって
ようやく椅子に座ることができた。
まったく人騒がせな!脅かさないでよね(^^;)
やがてばぁも徐々に熱も落ち着き 軽い寝息も出てきたので私も安心して見ていることができた。
明日はレントゲンと採血もされるね きっと・・・
なんともなければいいけどね。
このまま・・・熱も出ないことを祈りつつ朝を迎えた。
2003年 10月 29日(水)
とりあえず・・・ホッ・・・
一晩明けて、早朝からやはり採血があった。
血管がうまく出るかなぁ・・・細い腕を縛る。また青あざが増えるね。
血小板が少ないから出血しやすく 青あざだらけの体だ。
レントゲンも朝一で撮ることに。で、結果が出るまでは朝食は抜き
まるで子供のように
『ごあん〜〜〜食べたい〜〜』といじけてる母親。
ばぁちゃん 我慢しなきゃね!となだめる私。
熱はあれから上がることもなく、かなり元気になったようだ
でも、多少はダルイよね 仕方がないこと。
急に ぽん!と発熱して 下がる。 誤飲の特徴らしいが
こんなこと そう再々あったらたまんないね。
かといって食事をさせるのは大変な苦労がある。
3時間おくれでやっとの朝食。でも、40分もかかってやっと食べることができる早さだ。
量の多い昼食・夕食はもっと時間がかかって60分にもなる
時間がかかりすぎる。で、疲れてしまって益々飲み込みが悪くなる。
一口食べて 2回ごっくんと飲み込み治す。空の口でエヘンをして唾液を飲み込むのだ
これをスムーズに出来なければいけない。
でも、力の弱い母はそれがうまく出来なくて人の倍時間がかかってしまう。
結果疲れて悪循環。
どうしようもないけど、どうにかしなければいけない課題だ
量は減らすと栄養不足になるし。水分もとらなければいけないし
今後 もっと体力もつけて 喉の体操も練習しなきゃね
がんばろうね!!
けして肺になど入らないよう!
そして少しでも固形のものが食べられるようになるよう。
2003年 10月 30日(木)
点滴だ・・・
ダメだったぁ やっぱ熱がぶり返してきたようで・・・
今日からまた点滴が始まった。
熱が出ると脳の活動が弱まって その為喉の機能も低下する
だから食事もまたまた制限されて水分はもちろんとれない。
点滴に頼るしかないんだよね。抗生物質も投与された。
炎症反応がまだ出てるから
私が様子を見に行ったとき 丁度時間遅れで昼食を取ったあとで、しかも途中でお預けされたらしくて かなりご機嫌ななめだった
『ごあん あたらんのやぁ お腹空いたぁ〜』と子供のようにすねていた
仕方ないよ 我慢しなきゃ!
折しも今日の午後から 姪の麻由も栄養が行き渡らず
とうとう中心静脈投与に変わった。
その処置のため弟は呼び出されて病院に駆けつけていった。
こういう時はやはり父親の了解のもとでないと出来ないんだね。危険性もあるから
今夜、また深夜から付き添いにいく。
椅子の上で朝を迎えるのはかなりしんどいけど 一人じゃ心細いもんね。
今日のテレビで言っていた。
病気はやはり心の持ち方一つで良くも成り悪くもなると。
イメージ療法は大事だと。
確かにそうだよね!
笑顔で信じて気持ちをプラスにしていかなきゃ!
脳と体は密接な繋がりがある。全ては脳が指令を出しているのだから
だから絶対良くなると信じて 心から笑顔でいれることが大切なんだよね。
昔の人は偉いよなぁ 病は気から ってちゃんとわかったいたから。今、それが科学的に実証されてきている。
また明日から 楽しい病室めざしてガンバ!なのだぁ♪