太鼓奏者の視点で作るから面白い!−"Leo"へ向けてのプロセス(4)  2018 "LEO"

自分が振り付けて踊れるわけではないので、自分の作った音がダンスという目に見える表現になっていくプロセスは楽しいものです。

創作にはいろいろなプロセスがありますが、私がダンスと創作する時は音と身体表現のエナジーの行方=ベクトルにすごく着目します。

大太鼓が象徴的ですが、力強いパフォーマンスとその音のベクトルは下へ向かうイメージが似合います。大地ですよね。

あくまでもイメージなので「似合う」という言い方をしましたが、全く決まりはありませんし、大太鼓はいろいろな音のベクトルを引き出せる素材だと思っています。

ダンサーのベクトルが下へ向かう2番プリエ💦



また、音だけでなく、叩くという行為によってもベクトルを変えられるので、私もいろいろと試行錯誤しながら太鼓と向き合い直しているところです。

ところで、ダンサーに振りを渡すという作業は、スコアを見て音を出す音楽とは違って手間のかかる作業です。

その作業に立ち会っていると、ダンサーの動きを見ながらいつの間にかイメージの再構築を始めてしまい、振り付けられたダンスに触発され、音楽を変えてしまうということもあります。

ダンサーたちは黙っていますが、折角、振りが身体に入ってきたのに〜〜〜!と思っているはずです💦

でも、その衝動は抑えたくないですし、これこそ自分で音を作って、自分で演奏する者の視点で作る面白さだと思っています。

そんなこんなで即興の要素も多くなってきて、イメージを作る作品性とライブ感が良い緊張感を醸し出してきました。

今回、初めて男性のダンス・アンサンブルも加わる東京公演。



海外はもちろん、国内でも振付家が音楽家と組んで創作するケースが増えてきましたが、現状は振付家がイメージに合う音を探して、探して、振り付けていることが多いと思われます。

しかも、生音で踊る機会もまだまだ少ないです。

京都公演まであとわずかとなりましたが、リハーサルの度に音と身体表現がひとつになってきています。

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