森の視界  わくわく創作編

音の視覚化に臨んだ「Leo Dynamism−森のダイナミズム」

公演は、私がステージという森に奥深く入っていくイメージで作ってみました。時に張り出し舞台で客席に対して後向きで森を描写するように叩きました。決して、ダンスが見やすいからではなく、ストーリーテラーのような役割も演じてみたのです。

小中高のアリストバレエスタジオの8名含むダンサー11名による造形
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アリストバレエ&山内利一
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華やかな世界はいくらでも作れるのですが、私がこの公演でコアな部分として据えたのは、中込健太君と私との「俺奉納」からの「平胴天国」。そして、小島千絵子さんにテーマとして投げた「朽ちていく踊り」でした。

小島千絵子
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森には多種多様な生物の誕生と死が繰り返されていて、ポジティヴなことばかりではない、朽ちていく側面があってこそ「森のダイナミズム」だと思ってイメージを膨らませていきました。

中込健太の肩に朽ちる千絵子さん
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そして、私は森を表現するだけでなく、パフォーマンスを通じて物事の浄化を司るような役目を演じられたらと思っていました。決してヒーロー願望ではなく、太鼓奏者なり、舞い手はそういう役割を持ってこそ、その職に就けると常々思っています。

実は本公演に向けて、私が独立当初にお世話になった方とのお別れやいつも強力なサポートをしてくれるスタッフの怪我や体調不良が続けざまに起きていました。

万全な体制で臨めない状況でしたが、私は日常の出来事をステージに関連付けることはせずに、「森のダイナミズム」では音の色彩にこだわり、今までにないくらい叩きまくりました。

入り込みすぎて背中が丸く丸くなってしまい、「レオも年だな」と思った方も多かったのでは(苦笑)

事実、公演が進んでいくうちに私自身が朽ちていきそうでした。でも、出演者とスタッフの高い集中力によって、とても素晴らしい森のエナジーが溢れていたと思います。

田所いおり
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水谷彩乃
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前田新奈
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へろっへろな私。浄化〜!(Joker・笑)
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そして、見えてきたこれからの展望。

もちろん、日本で活動していきます。でも、私の原点は世界を浮遊するように飛び回り、そこで見た、出会ったことを糧にイメージを広げて音にする。カタチにする。それでこそ私。

その感性を磨き続けていこうと。そして、勝負するパフォーマンスの場はどこを目指すではなく、求められたところでベストを尽くす。

これまで50以上の国々を旅してきましたが、改めて、その地図を塗り替えていこうと思います。世界は動いています。JALもANAも羽田発着が増えています。旅はリスクも高まりますが、1%の浮遊層を目指して視界良好なり。

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Photos: MIRAK∞L




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