イヴイヴに書き留めておきたかったこと  日々雑感

良いものも悪いものもうごめく師走。何なんでしょう。この気忙しさの連鎖。

12月に入った途端にあり得ない出来事や現象に直面し、ひとつ片付いたと思いきや次から次へ。

そんな中、名古屋までキングクリムゾン(プログレッシヴ・ロックの最高峰のバンド)のライブを観に行ってきた。

ステージ前にドラムセットが3台。まさにブレンドラムスっ!

彼らのステージは言ってみれば素舞台。

演出らしいものは一切なく、照明も変わらず、プレーヤーは黙々と演奏している。

ロックを演じてもいない(そもそも、ロックは衝動だし・笑)

聴衆は繰り出される変拍子の変態グルーヴに身を任せながら、ギターやベースのリフに覚醒させられていく。

「こういう時間を自分のライブでも作りたい」

音に身を委ね、思い思いのイメージを描き、終わった時には心が浄化されるようなライブ。

実際に帰りのタクシーでは涙が溢れてしまい、運転手に「お客さん、大丈夫ですか?」と心配されたほど(笑)

確かにキングクリムゾンほど長く活動していると、来日決定のお知らせからそのステージに至るまで余計な脚色を必要としない。

でも、多くのバンドやカンパニーは集客や話題づくりの必要から美辞麗句を並べ、お客さんに楽しんでもらうという口実で手を替え、品を替えて演出を施す。

皮肉にもそういったことをしているうちに表現したいことがぶれてしまうか、どこかに行ってしまう。

ヨーロッパをはじめ、すでにフィクションを超えてしまった厳しい世の中において、パフォーマーがその人間力を含め、リアリティ(現実、本質)を持たずに生き残ることは難しい。

ゆえに、黙々と演奏し続けるキングクリムゾンのステージに無限の広がりと可能性を感じたのかもしれない。

2年前のクリスマスはインドだった。お肉もワインもな〜んもない夜。

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メリークリスマス!素敵な夜を。




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