バリュー3+1セット(4)文化交流誌 #49  文化交流使

7/10 ジベッリーナ・フェスティバル

シチリアはジベッリーナという聞いたこともない町のフェスティバル。

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実はこの町(基礎自治体)は1980年代に地震で崩壊し、再建不可能ということでまるごと封印。

別の場所に移転して再建したそうです。

そして、市長が町の活性化の一環としてアートを根付かせようと世界中からアーティストを呼び、住まわせて制作に没頭させていたそうです。

確かに著名な作家の作品が数多く美術館に展示されていました。

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しかし、一部の市民の中には「アートに税金を使うな!」という状況がくすぶっていたそうです。

そして、数年前に暗殺されたとのこと。

シチリア=マフィア。

ステレオタイプなイメージの人にはさらに悪いイメージを与えてしまうことになりますが、実際のところ、シチリアは怖くはないよ。

むしろ、私のような表現者からすれば、その方の政治的手腕は知りませんが、そこまでアートに情熱を傾けた政治家に「人間」を感じます。

フランスもそうでしたが、ヨーロッパの「人と文化の関わり」を目の当たりにしました。

「金と保身」の日本とは大違いです。

この1年、外から日本を見ていて一番強く感じたことかな。

額面の問題じゃなくて、人がちいさい(笑)

さて!パフォーマンスは満月の前夜。けれど、開演して間もなく。

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ビカビカに輝いていた月に覆いかぶさるように雲が・・・。久しぶりに雨男が復活。呼んでしまいました。

ダンサーはスリップして飛べないわ、転んで肩や顎を強打するわ。

途中から私がソロで全部持って行く気合で叩き続け、何とか作品を最後まで通すことができましたが、ミラノのダンサーとのラストがこういう形に終わりちょっと残念。

でも、こういうことは「次がある!」という思いに切り替えて、睡眠時間1時間でアムステルダムへ!

7/11 アムステルダムへ移動。そのまま、Juli Dansへ出演。

アムステルダムではJuli Dans(ユリダンス)というヨーロッパでも主要なダンスフェスの一つにマルセイユバレエ団との”TAMAGO”で出演!

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これは、ちょっとした事件です。

なんせ、私の太鼓だけの音楽でダンス作品が作られ、そのようなフェスに出演するわけですから。

本番は目が肥えているお客さんの素晴らしい集中力にダンサーも私もキレッキレ!で臨むことができました。

幸せなことです。

それにしても、楽屋の窓から見るアムステルダムはまるで歌舞伎町だな(笑)

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ミラノのリハから始まった7月。そこからの怒涛の旅(バリューセット)もわずか1週間の出来事。

地中海上を飛びまくり、ミラノとマルセイユのダンスカンパニーと交互にパフォーマンス。

これは、アムステルダムへ向かう途中かな。

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4月頃はまだ白い雪で追われていた山々も、7月になり力強い大地が見えるほどに。

いよいよ、翌週のマルセイユでの野外フェスティバルがラスト・パフォーマンス!

と、その前に一旦ミラノへ戻り、領収書と荷物の整理。

渋い・・・真夏の夜のミラノ(笑)

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