シアターブレンドラムス  ライブ国内編

「シアターブレンドラムス」から1週間が経ちました。

この公演に向けての日々は順風満帆ではなかったです。

どんなライブもそういうものなんですが、今回は複合的に自分にのしかかってくる感じでした。

新しい「表現ボックス」を作ったという意味では、今もその荷が軽くなったわけではありません。

でも、「ブレンドラムス」で作ってきたことを作品として昇華させることができて良かったと思っています。

今回、シアターブレンドラムスには、「生命の誕生」と「祭り」という2つのテーマを乗せていました。

一つの生命体が太鼓(TAMAGO)から生まれ、歩み始めることでステップが生まれ、ダンスになる。

どんな素晴らしいダンサーもビート(音楽)から生まれてくるという持論。

そんなストーリーがひとつ。

もうひとつは、お祭り。

あいにく、子供の頃にお祭り体験がないため、自分の想像でしかないのだけれど、それ故に自由に描けたかもしれないです。

お祭りと言うと神輿を担いだり、山車が出たり、そういう賑やかイメージばかりだけれど、本来は人間よりも大きな力を持った自然(神)に対する畏怖の念や祈りが粛々と行なわれていたものだと思います。

そのど真ん中にある太鼓演奏も、ここ3〜40年は日本の経済成長に伴って、青年の主張的パフォーマンスに始まり、エンタテインメントという言葉で飾られて確かに全世界に広がっていきました。

そういう状況はさておき、自分の表現そのものは「力強くも、しなやかなコミュニケーション」で色彩豊かに高めていきたいという思いが「シアターブレンドラムス」という作品作りに向かわせたと思っています。

おかげ様でたくさんの感想メールをいただいているのですが、その作品性、ストーリー性に共感いただいた方が多くいらして、とてもうれしく思っています。

京都公演の時よりもメリハリをつけて、特に前半はかなりダークに作ったから「ど〜かな〜」と思っていたのですが、「しばらく、ヨーロッパに行っちゃうし、好きな絵を描こう!」と振り切って良かったと思っています。

とは言いつつも、何カ月も構成を考えてリハーサルに時間を掛けて、制作面でも苦労してきたのに、パーリーのあの即興パフォーマンスが全部持って行っちゃう感じ・・・笑えるなあ。

パーリーのあれは作品ではないけれど、改めて、パフォーマンスの在り方を考えてしまいました。

ま、本公演とパーリーの組み合わせって、これからもありだね。

Kyoko Morimoto on "TAMAGO"(birth)
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Leonard Eto, Kyoko Morimoto
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photos: Kazunori Hashimoto




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