Korean Percussion Festival vol.2  カテゴリーなし

もうひとつ印象深かったことは、音楽監督のチェ・ジョンシル氏が率いる生徒さんたち。彼らは、スタッフとしてだけでなく、ミュージシャンとしてもフル回転していた。そんな彼らと食事をしている時のこと。チェさんの一言ですくっと立ち上がって、ゲストや年長の方におもてなしをする姿に、昨今の日本にはない規律と礼儀を感じた。

ちょうど20〜25歳くらいの子達なので、兵役を終えたばかりかこれからという子達。兵役うんぬんは別として、日常からそういった秩序や礼儀といったことが失われた日本は、電車ひとつ乗ってもその体たらくに非常に不愉快になるし、私自身、そこに苦言を呈する品格があるわけではない。しかも、正直者ほど馬鹿を見るどころか、命を落としかねない今の日本。考えさせられました。

でも、毎日開催される打ち上げは、辛くて美味しく、楽しかったよ〜ん。
写真:豚カルビね。鉄板を斜めにして、余計な油を紙コップに溜めるんだな。

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Korean Percussion Festival vol.1  カテゴリーなし

8月2日から6日まで開催された韓国の南端、サッチョン市のフェスティバルに参加してきた。湾岸沿いに組まれたステージは屋根がなく、日中はヤバイほど暑かった。2日の前夜祭では、ディジュリドゥのスティーヴン・ケントとのデュオがあり、それ以降はレオプロとの演奏と総勢95人に及ぶフィナーレに参加した。第1回目の野外フェスティバルということもあり、手配や情報伝達など諸々問題もあったけれど、事故や怪我もなく何より。今回は、中国やキューバ、ガーナなどからもミュージシャンやダンサーが参加していたけれど、全員がプロで活躍しているわけでもなかったので、今ひとつ刺激がなかったけれどとても印象深いことがあった。

それは、前夜祭でのこと。演奏する前にこの何年か感じたことがなかったある種の緊張感があって興奮した。なんでかと言うと、国際イベントとはいえ、ぶっちゃけ田舎で開催されたお祭り。しかも無料。5000人以上は軽くいると思われる。もわ〜っとした空気となんとも言えない雑然とした、何か「よからぬもの」が会場に満ち溢れていた。
それこそ、本来お祭りが持つパワーなんだろうけれど、一般のロックやジャズのフェスティバルと違って、予備知識なしでお客さんはパフォーマンスを観ている。だから、その反応がストレート。ステージに立つものは、問・わ・れ・るのである。でも、そこで必要以上にアピールすることはなく、いつも通り演奏することでお客さんもグッと集中して聴いてくれていたように思う。街中でやるストリート・パフォーマンスとも違う、お祭りが生み出す雑然パワーにちょっと気合を注入させてもらった。(つづく)
写真:1)昼間のステージ。太田さんがいま〜す。2)スティーヴンとのデュオ。

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