製作日数約100日間。
愛知の友人、
ヤス氏の2本目となるグリップが完成し、引渡しました。
今回から新しい製作工程を試験的に増やしたのと、多少のズレはありますが
一気に5本のグリップ製作を進めた為、異例の長期製作となりました。
今回ベースとなったのはスポーツザウルス製フィリプソンタイプ後期ハンドル。
前回のココボロモデルをサンプルにブビンガ材を使用しオイルで仕上げました。

Prototype

今回もグリップのネーム彫りに出したのですが
先方の木工所の仕事が非常に忙しくて手が付けられず・・・
急いでいたので已む無く今回は他所でレーザー彫りしたステンレス板を作ってもらい
貼り付ける事にしましたが・・・これもなかなか好評でした(^^;
「009-07-004 制作記」 Work Record
本来なら制作記でご紹介するところですが、溜め込んだ画像の整理が追いつかず・・・
ズボラな性格上長い文章を書くのは非常に苦手というのもあり・・・
詳しいことは同時進行していたグラナディラの製作記で一緒にということで・・・
今回はサラッと軽〜くご紹介〜♪

いきなり旋盤で削り終わった状態ですね(^^;
#120番のペーパーで空研ぎも済んでると思います。

0.3o厚のステンレス板にレーザーで文字を彫ってもらいました。
彫ると言っても表面を焼く程度で凹凸はありません。
ヤス氏は
CODEのアドバイザーで、実際グロリア ボロン(プロトモデル)を
愛用していることもあり、プレートにCODEのロゴマークを入れてみました(下)
ついでにブランドネームのみのプレートも作りました(上)

あっと言う間に塗装も済んで(いや、実際には何日もかかってますが・・・)
以前からやってみたかったバフ掛けです(笑)
コンパウンドやワックスは使わずにフェルトバフで空磨きします。

う〜〜〜ん、何だか微妙ですが、画像で見るよりいい艶出てます(^^;

試しに製作途中のグラナディラのヘッドを磨いてみると
流石にこちらはピッカピカになりました。

ハンドルにグリップを接着しました。
足らなくなると嫌なので多めに混ぜると・・・こんなに(半分以上)余ってしまった。

金属用のハサミでネームプレートの周囲を切り取り、ヤスリで整えます。
バリや角が残っているとグリップを握った際に手を切る恐れがあるので
P600番程度のペーパーで丁寧に仕上げます。
両側に固定用ビスを通す穴をあけた後、ゴム板の上で丸棒を使い
グリップに沿うようにプレートを曲げてゆきます。

こんな感じになります。

プレートの固定にステンレス製の頭の丸い釘を探したのですが見つからず
『日本の部品屋』さんのビス(右)を短く切って先を尖らせて使いました(左)
と、まぁ本当に簡単ですがこんな感じで完成した訳です。
プレートの取り付け位置が微妙にズレてしまいましたが、そこは心の広いヤス氏
「愛嬌、愛嬌」と笑って許してくれました♪(^^;