一見エンドキャップを磨いただけのザウルス製フィリプソンハンドル
構想としては昨年、
002-06-001を作ってた頃からあったのですが・・・
なにかとズボラな私は1年間放置してました。

ベースとなったのは
グラスアイインターナショナル社製STBシングルハンドル。
(画像はダブルハンドルですが)
最近
グラナディラのあまりの堅さにストレスが溜まってまして・・・(−−;
今回は気分転換にこれをフィリプソン風にアレンジしようかと思います。

コルクを取っ払い、グリップエンドを外すと外径15oのアルミパイプが現れます。
ザウルス社製の後期型フィリプソングリップの長さより10oほど短い為
ウォルナット材を削って栓を作り、長さ130oになるようにパイプを延長しました。

同じくウォルナット材を削ってコルクを成形する為のジグの部品を作ります。

ハンドルと同じ外径15oのアルミパイプに先ほどの部品を差し込むとジグの完成。

そのアルミパイプに長さ130o、内径15o、外径は33oほどだったかな???
のコルクを差込みペーパーで成形していきます。
荒削りに#80、仕上げに#120を使いました。
意外とコルクを削るのって難しい〜(−−;
今回使用したコルクは、
渡辺つり具店のEXスーパーファインコルクスティック
というハイグレード品です。
004-06-003の部品を発注した際に
一緒に取り寄せていました。

仮組みしてみると、リールシートの端が直角じゃない為
下側にコルクとの隙間が開いてしまいます。

何度も付けてみながら少しづつペーパーでコルクを削って調整します。

ピッタリ合いました。こういう時はコルクって本当に楽です。
微妙なラインも思いのまま(^ー^)

エンド部分もピッタリ納まりました。
もう後はエポキシ接着剤を塗りたくって接着したら完成です。
画像撮るのも忘れてましたぁ(^▽^;
って実は12日の
style氏との釣行に間に合わす為、10日に接着してたのですが
11日になって頼んでおいたコルクパテが入荷するも間に合わないのでそのまま使用し
後でパテ付けしました。
スーパーファインコルクと言うだけあって巣穴が非常に少ないのですが
それでも深い巣穴が全く無い訳ではない。
最初に巣穴にパテを詰め込み、乾いたら#120で食み出た分を削り
もう一度全体に薄くパテを塗って、乾いたら#220で削って・・・
今度こそ完成〜!
New Model
ヘッド部分は以前、ノーマルを少し削って細くし、開いた巣穴にコルクの削り粉と
エポキシ接着剤を混ぜて作ったパテを詰めてたのですが・・・
やはりエポキシで混ぜると目の細かいコルク粉は黒ずむし
巣穴が非常に多かったで今回作ったグリップとの差が気になりますね〜(^^;
まぁヘッドはまたゆっくり考えましょう。
