お待たせいたしました。
この物語の主人公です。
笑子(日枝美香L)
真里菜とは仲良しですが、小さな家で、下町情緒あふれる両親。家族そろってお風呂やさんに行くような、庶民派。成績はよいみたいです。
マックには「臆病で、ノロマで、ズボラ」と言われます。
ウサギが臆病、人参がノロマ、カボチャはズボラです。
それに対し、
「私は気が強くて、テキパキしてて、すごく働き者なのよ!」と言い返します。稽古場では、大爆笑でした。
美香Lも、一見しっかりしてるように見えますが、
我々の前ではそうでもありません。
だから、素を知っている人間にとっては、おかしいのです。
玄関のドアを出てから、靴をはくような人なのです。
誰もが持つ、嫉妬心、羨ましさ、マイナスの感情ですが
それも含めて、人間らしい笑子でした。
「わたしもあんなことあった」とか
「代弁してくれてるみたい」という感想も。
等身大の大人女子をリアルに演じました。
誰もが、「自分にも笑子みたいな面がある」、って思ったんじゃないでしょうか?
『ほとんど人参』超人予備校で、一番の名作です。
お疲れさまでした。

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