こんばんは、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<ありがとうございました!!!!!>ミツルギです。
超人予備校14回本公演『ねこすもす』全5回公演終了いたしました。
皆さん、ありがとうございます!!!!!
今、思えば前回公演『木の葉オン・ザ・ヘッド』は劇団としての遺書のような作品だったのかもしれないなーと思うのです。
集団の崩壊を描いてるし。
去年はそんな気分でした。
ありったけの今までのものを詰め込んだ感じです。
総蔵ざらえといった気分でした。
全部出し切ったのです。
一度、超人予備校は崩壊したのかもしれません。
そして、今回、前回で劇団財政は崩壊、気力、体力も底をついた感じでの始まりです。
何より私の頭が動かない。
『おはなしえん』は作っていましたが、長編を作りたいという題材にも巡り会えず、劇場からもGOサインが出ない状態で進むに進められない状態でした。
スタッフだけは押さえていたのですが・・・。
漠然としたやりたいという気だけあったのですが、どうにも動けませんでした。
1stの状態がわかり、どうにかもう一度、「今の1st」に出たいという気力だけで動きました。
なんとかドタバタでキャストも集めることができ、問題は私の描く題材です。
とっておきの「ネコ」を出すことにしました。
そして、『木の葉オン・ザ・ヘッド』が実にわかりやすい作品だったので、『ねこすもす』は少しわかりにくくてもいいかな?と思って作りました。
「難解」ではなく、「わかりにくい」です。
そして、1stのことがあり、場所の話にしょうと思ったのです。
ネコが居場所を探す感じを描こうと思って「居場所」を探す芝居にしました。
新しい超人予備校を作りろうと思いながら、いつもと同じタイプの別世界に紛れ込む話にしてしまいました。
やはりやりたいことは、動物とファンタジーのようです。
そして、今、生きる人。
たぶん他のこともできると思うのですが、やはりやりたいことは「ここ」でした。
今、描きたいことは全て描いた気がします。
たぶんハンターは地味な作品を作る作家なんだと思います。
でも、演出家のハンターはショーにしたいんだと思ったんだと思います。
台本のページのわりに長めの上演時間になりました。
この座組で一番楽しいものにしたいですからねー。
追い込まれたところから出来たこの作品がこれからの超人予備校の進む方向を指示してくれてる気がします。
今は暫し安堵感を味わって、再び動きます。
それまで少々お待ちください。


2