こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<なんかこの頃凄く眠いです。五月病と夏バテが同時に来たかな?>ミツルギです。

『ヤドカリン』が終わってもう1か月以上過ぎました。
なんか2週間の配信期間があったため、麻痺してますねー。
それにできるかどうかの不安があったため、余計にそう思うようです。
創作もぜんぜん捗りませんでした。
エチュードを存分にできなかったのもありますが、それだけではありません。
童話3本書いたので、どこかで
「すぐできるやろ?」
と思いこんでました。
で、いざ台本を書くときにいろんな問題に気がついたのです。
まず、1つめ。
「カリン姫は海におらんやん!!!!!」
ということです。
誰でもすぐにわかることが、私はわからず苦戦しました。
2つめ。
「『なま子』はキツすぎないか?」
ということです。
『ヤドカリン』というタイトルをつけている時点で『ステイホーム忠太郎』と『カリン姫』を想定してましたが、『なま子』はコロナ禍の中で生まれたものです。
『ステイホーム忠太郎』を書いている途中で閃いて、『ステイホーム忠太郎』を書き終わると確か2、3時間で書き終えました。
なんだか書かないといけない気がしたのです。
で、台本を書きだすとちょっとどこでこの話を展開していいのかわからなくなったのです。
結局、『なま子』を最初に展開してから、『ステイホーム忠太郎』、『カリン姫』を出していきました。
『カリン姫』で軽く初めて、最後に『なま子』でドーンと落とすという手もありましたが、なんか違うなと思ったのです。
コロナ禍の息苦しさを見せることを重視しました。
そのせいで笑いにくいものになるかもしれないという問題を抱えていましたが、どう考えてもそういう構成になってしまうので、こういう形にしました。
トライして良かったです。
キツいからと言って、茶化すのもどうかと思ったので『なま子』のシーンは笑いがほぼありません。
3つめ。
「童話から離れられず、かえって不自由になってしまう」
ということです。
まあ、私が作ったのでどう変えても自由なのですが、そこのところで気を使いました。
なんで自分の書いた童話をこんなに読まないといけないのかと思うぐらい読みました。
書いたところでできているので、そこに何か足さないと芝居にならない気がします。
どうしても童話の残したいところは録音で済ませました。
『カリン姫』は全く童話の部分を使いませんでしたけど。
今回は童話を先に書いたことが今回の特色です。
だからいつもと違うのですが、いつも違うのでいつもと同じです。
「いつもと違う超予備でしたね。」
「いつも通りの超予備でしたね。」
二つの感想いただいています。
どちらも嬉しい感想です。
たぶんこんな書き方はまずやらないでしょうねー。


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