土曜日はグループレッスンがあります。
小学生はすっかり大人びて、順調に課題をこなしていきます。
問題は保育園児3人組


まだおとなしいうちに、ドリルをやります。

ヒーちゃんは、音符もよく読めるし、書くのも素早く綺麗です。
のんびり書いている男の子二人


に教えたくてたまりません。
カルメンシータ
「ヒーちゃん、答えは黙っていてね!」
ヒーちゃん
「うん、言わないよ。。。そうそう、そこに丸つければいいんだよ」
と、身を乗り出して二人


に教えます(笑
ヒーちゃん末っ子なのですが、長女タイプですよ。
赤ちゃんの時からの仲良し3人組



レッスンが楽しく出来て、いいグループです。
先週、BSでゴッドファーザーVを放送しました。
「マイケルの長男が『カヴァレリアルスティカーナ』でオペラデビューする映画」という部分に興味を持っていました。
やっと観ました。
マイケルに促され、甥ヴィンセントがマフィアのボス・ザザとのいさかいを水に流そうと抱き合う。
ところが、ヴィンセントはザザの耳を食いちぎる!
カヴァレリアの決闘を挑むシーンと重なります。
マイケルの長男はオペラ歌手の道を進みます。
そして、シチリア島のパレルモ歌劇場でトゥリッドゥ役でデビューします。
オペラもシチリアで実際に起きた事件が題材です。
ここからはオペラ「カヴァレリア ルスティカーナ」を知っているかどうかで、かなり面白さが違ってくると思いますよ。
オペラの最後の血なまぐさい終結と平行して、実際にマフィアの手により暗殺が次々と起きます。
ローマ法王さえ反マイケル派に殺され、パレルモ歌劇場ではマイケルに暗殺の魔の手が

カヴァレリアの音楽と映像で、一気に引き込まれました。
そして、カヴァレリアは
「Hanno ammazzato conpare Turiddu」
(トゥリッドウさんが殺された)と、村の女の叫びで終わります。
この台詞は市民オペラで絶叫させてもらったので、特に思い入れがあります。
(この部分は巻き戻して、2回観ました)(笑)
劇場を出た所で、暗殺の巻き添えでマイケルの長女が死にます。
「Hanno ammazzato〜」
シチリアですから、イタリア語でオペラと同じ台詞の絶叫です。
殺されたのがメアリーさんなので、「シニョーレ メアリー」と言ってたかな。
カヴァレリアをよく知っているという優越感(笑)も手伝いましたが、すごく面白かった。
マイケル役、アル パチーノが殺された長女を抱きしめ、慟哭。
ムンクの絵のように歪んだ大きな口を開けているけれど、しばらく声が出ない。
声が出ない部分が、名シーンですよ。
いやー、アル パチーノすごい。
緊張感がすごい。
そのマイケルを、近くで妹コニーが
只ならぬ表情で見つめる。
彼女の
只ならぬ表情は、とても記憶に残りました。
カヴァレリアをお好きな方は、この映画を観られると面白いと思いますよ

すいません、有名なので既に観られている方が多そうですね



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