2008/4/15
必要じゃない人間はいない MUTTER
「必要じゃない人間はいない」という言葉をよく目にします。
一理あると思いますし、素敵な言葉だとも思います。
でも、この言葉を見聞きするたびに
「本当にそう思ってる?」と、問いかけたくなります。
必要じゃない人間はいない、
人はそう思わなければ、生きていけません。
私は自分を「必要じゃない人間ではないか?」と
思うことが多いので、
「必要じゃない人間はいない」
と云われるとほっとはします。
でも、本当に?
例えば、
巷では、毎日のように凶悪で非人道的な事件が報道されています。
そういう加害者に対して、被害者だけではなく
全く縁も面識もない一般市民までもが「極刑」を望んでいます。
それなのにその一方で
「必要じゃない人間はいない」って…?
本当に「必要じゃない人間はいない」んですか?
なんか世間に上手いように言い包められている気がしてなりません。

2008/4/12
人間全体が憎くなってしまいました BOOK
全身当事者主義 死んでたまるか戦略会議
読んでいます。
対談集ですが、
その中のひとつ
「2 いじめの真実 暗器使い×雨宮処凛」
に、言葉を失いました。
40ページにも満たない対談を読むのに
随分、心を知り減らしてしまいました。
語る言葉が見つかりません。
暗器使いさんの語る「いじめ」は
これまで見てきたいじめを扱ったドラマや舞台など
そういったものの全てがうすっぺらく見えてしまいます。
「いじめ」というのは
被害者と比べて圧倒的に加害者の数のほうが多く
それが、クラスぐるみ(傍観者、教師も含め)ならば、
加害者30〜40に対して被害者は1人。
そう考えると、ほぼ加害者でそういう加害者によって
今の日本は構成されているということになるんでしょうか?
「いじめ、かっこ悪い」という言葉がありますが、
こんなフレーズなどほんとクソみたいに思えてきます。

2008/4/10
木を隠すなら森の中に BOOK
「死刑」を読み終わったので
ようやく新しい本を買うことができます。
次に買おうと思っているのは
「全身当事者主義―死んでたまるか戦略会議」
と云う本です。
紀伊国屋富山店に探しに行ったのですが、
百貨店の1フロア全部使っているこの本屋で
ジャンルが判らない本を探すのは
無理と判りました。

2008/4/10
今朝の読売新聞に載った小さな記事。 BOOK
月刊誌「広告批評」(河尻亨一編集長、マドラ出版)が、創刊30周年となる来年4月号を最後に休刊することが分かった。発売中の4月号誌上で、社主の評論家、天野祐吉さんと同誌編集兼発行人の島森路子さんが連名で明らかにした。
「インターネットの普及などによって広告の形態が大きく変わりつつあることから、テレビコマーシャルを中心に大衆文化とのかかわりを論評してきた編集方針に区切りを付けるため」
というのが休刊の理由だそうです。
ここのところ、立ち読みで済ませていましたが、
大きさといい、デザインといい、価格といい
他に類を見ない美しい雑誌でした。
特に毎年恒例の「広告ベストテン」は年末の楽しみにひとつでした。
残念です。

2008/4/9
人は人を殺せる。でも、人は、人を救いたいとも思う。 BOOK
ようやく、森達也さんの著作「死刑」を読み終わりました。
映画「A」からずっと一貫してこの方の作品は
その中にあまりに濃密に「人間」を感じてしまい
人間であること
人間がいること
が凄く悲しくなります。
映画「A」を見るまでは、
週に3〜5本の割合で映画のDVDを見ていましたが
「A」を見たとき
「もうこれで映画は見る必要がない」と、思いました。
もう映画は、この1本で充分だと。
以来、映画はあまり見ていません。

2008/4/7
アキバの受け師 TV
今、放送中の「笑っていいとも 春の祭典」で
動いている「ハチワンダイバー」のそよさんを見ました。
なんか、なんか違うんです。
もっと、胸が、胸がメイド服からハチきれていないと…。

2008/4/6
じっと見てると笑っちゃうよね TV
2008/4/2
最近本屋のコミックスコーナーにはDVDプレイヤーが設置されている COMICS
たまにネットカフェで読むマンガに「ハチワンダイバー」と云うマンガがあります。
現在6巻まで出ていますが、ネットカフェは殆ど行かないので
まだ3巻までしか読んでいません。
そのマンガが、昨年
「このマンガがすごい!」(宝島社)の2008年版オトコ編で第1位を獲得しました。
そして、フジテレビ系にて5月3日(土)より放送開始されます。
…ただし、実写ドラマで。
3巻までしか読んでいない私が云えた義理ではありませんが、
アニメじゃないの?
ノイタミナじゃないの?
マンガやアニメの実写化が昨今のドラマや映画の流行みたいなんですけど、
そろそろ厭きられてこないんでしょうか?
このマンガの「次のページをめくるドキドキ感」がどこまでドラマで出せるのでしょうか。
