2006/10/31

バンギャル ア ゴーゴー  BOOK


大阪、天六のふらっと入った書店で見かけた雨宮処凛さんの新刊本。
ヴィジュアル系バンドの追っかけをしている札幌在住の女子中学生が主人公。
最初の数ページ立ち読みしただけですが、ぐいぐい読ませるので450ページほどあるのとは云えあっという間に読み終えてしまいそうです。

と、ページの左下を見ると「バンギャル ア ゴーゴー(上)」の文字が…。
おやっと思い、表紙や背表紙を見ても「バンギャル ア ゴーゴー」としか書いてありませんが、どうやら「下巻」もあるようです。

追っかけとまでは行かなくても、「大好き」なものがある女の子はたぶん共感できるのではないかと思います。
帯に書かれたリリー・フランキーさんの推薦文
「なにかに、夢中になっている女の人のことを『女の子』というのかもしれない。」
が的を得ています。
   
最近小説からすっかり離れていましたが、これはちゃんと読みたいです。
ただし、上下合わせると4410円。
ちと厳しいです。
カバーの装丁もなかなかです。

0

2006/10/30

映画「太陽の傷」  MOVIE



滝沢「あなた、異常よ。」
神木「そう?普通だよ。」

たぶん、それが事実なんだと思います。
平気で人殺しをするような行為は、大人には一見異常に見えるけれども、少年にとってはこれは普通のことなんだということ。

この映画で描かれているのは実際に起こりうることだからこそ怖いです。

確かに全体からみれば少数かもしれませんが、この神木のような子供がいても不思議に思いません。
そして、この映画に出てくる人々は、彼も含め特別な人間ではなくどこにでいそうなごく普通の人々です。

この映画、おそらく主人公の目線で見ていらっしゃる方が多いと思います。
でも、むしろ、観ている人の殆どの人がタイプ分けすれば主人公を追い込む側の人間と同種ではないかと思います。
例えば、冒頭二出てくるコンビニの店員。
ホームレスが中学生くらいの集団に襲われてたとしてもどれだけの人がそれを止めることができるかと考えると、殆どの人が見て見ぬ振り、もしくは警察に任せるのではないかと思います。
だって、今の子供って逆に「逆恨み」されそうで怖いもの。
また、病院の待合室にいる主人公を遠めに見ながら噂する人々。
そして、いたいげな子供を復讐に燃えるちょっと危ない被害者から守らなければと意気込む善良な大人たち。
多分、私もこちら側。

結局のところ、悪気なく平気で他人に暴力を振うような子供になぜ、暴力がいけないのかなんてどう教え諭せばいいのでしょうか?
私には判りません。
そんな子供を前にして、その子供を正しいとされる道にどう連れて行けばよいか判りません。

それなのにたかだが1年と数ヶ月少年院内で模範囚だったという理由だけで5歳の女の子を平気で殺した中学生が完全に更生できたと大人たちが執拗に思い込む根拠は何なんでしょう?
どこかで子供を甘く見ているし、「子供は純真で無垢な生き物だ」何て絵空事を信じこもうとしているのかもしれません。

でも、自分のことに置き換えてみれば、早く出られるなら模範囚だったなんだってやっちゃいますよ?
それで世間が「悔い改めた立派な青年(しかも更生したことにより普通の子供より『いい子』扱い)」と認めてくれるのならお安い御用です。
数年我慢すれば、新しい名前と新しい人生を与えてくれるうえに周りの大人はとビックリするほどちやほやしてくれるし被害者を始めとするプライバシーや権利を侵害する外敵からは善意の人が全面的に守ってくれるし。至れり尽せり。

でも、子供なんだから…と、思ってしまうのが大人なのかも。
子供なんだからそこまでは頭は回らないだろうとか。
子供を過信しているのか、甘く見すぎているのか…。

「13歳が殺人を起こしても罪にならない」世の中なら
反省の色を見せれば簡単に赦される世の中なら
この映画の少年が平気で人を殺せる自分のことを「普通」と云ってもそれは不思議ではないと思います。
むしろ、彼にとってはそこまで世間が少年=未成年に甘いのに何もしないほうが「異常」に見えるのかも。

時代が進むにつれて、いままでの常識の範疇では「異常だったこと」、「きちがい」がどんどん「普通」だったり、「価値観の違い」に移行されていているような気さえします。
勿論、暴力も殺人も赦されないことだけれども、「何故それが赦されないのか」判らない人がいても、暴力行為に善悪の感情を挟むことができない人が現われても今の世の中不思議でなくて来ているのかもしれません。

確かにこの映画主人公の立場に立って見ると
最初から最期までずっと頭に上に「????」がつきっぱなしですよ。
理不尽なことが多すぎて。
そして、その理不尽さを他人は全然気がついていないことに。

もし、自分の家族や大事な人を不当に殺されでもして
その犯人が自分の預かり知らないところで
刑期も無事終えて、反省の色も深く立派に更生しましたから
とかいう理由でいつの間にか出所していて
普通の人と変わりなく生活しているうえで
「それで罪は償いました。赦してやってください。」だなんて
どれだけの人がそのことを赦せるのでしょう?

と思うのに、刑事も保護監察人も弁護士もそんなこと思ってもいません。
更生したからほっといてやれと主人公に当たり前のことのように云ってきます。

主人公以外は、この理不尽さが理解できていません。
あくまで人事。
それより法律に則って行動するのが正義であり正しいことです。

だからこそ、映画を観ているこちら側がやるせない気持ちで一杯になります。
でも、これはこの映画が主人公側から描かれているから云える事。
観客は主人公の苦しみを観ているから無神経な他の登場人物に怒りを感じますが、
人は見たいものしか見ないですから、「子供は天使」、「その子供を守るのが大人」と思っている人はそういう側面でしか子供を見ません。

もちろん、こんな神木のような子供ばかりではないのですが。

でも、これもまた1つの現実。
こんなこと、フィクションではなく普通に今の世の中ありうること。
映画のように客観的に見手いる文にはいろいろ考えさせられますが、この映画を自分のことを置き換えてみたらどうなんでしょう?
私は人のことは判りやすいのですが、自分の事となると意外と見えていません。

この映画に出てい保護司や弁護士、刑事、またワイドショーの作り手のように自分の仕事をこなすだけで被害者の心も加害者の心も深く想像しないのが他人。
事件が起こったら、被害者に同情したり加害者に憤慨したりするけど
実際はマスコミが垂れ流す一方的な情報を鵜呑みにするだけ
模範囚だったという事実だけ見て何故模範囚だったかなんて考えもしない。
結局、主人公以外は主人公の心の痛みは判らないし、知ろうともしません。
特にこの事件をテレビで見ている一般大衆。
そう云う人が他人の痛みを知らないし判らない少年に何が云えるのでしょうか?

結局、私はこの映画をどうすることもできずなすすべもなく見ていることだけしかできません。

社会が悪いといってしまえばお終いですが、その悪い社会をどう良くすればいいのか見えてきません。


0

2006/10/29

24時間まるごと金田一耕助  MOVIE


さてと、今日は朝から日本映画専門チャンネルにて
監督 市川崑の映画たちオープニングスペシャル”24時間まるごと金田一耕助”がありました。
現在開催真っ只中の第19回東京国際映画祭において、セルフリメイクである最新作「犬神家の一族」がクロージング作品に選ばれ、同時に特集上映も行われる名匠・市川崑監督の特集ということですが、2年前にもたしか同じ10月に日本映画専門チャンネルでありましたよね、「24時間まるごと金田一耕助」。

そのときも、
犬神家の一族(1976)
悪魔の手毬唄(1977)
獄門島(1977)
女王蜂(1978)
病院坂の首縊りの家 (1979)
が放送され、もうがんがん観ちゃったのですが、
やっぱり面白いものは面白いです。
例え、真犯人が高峰秀子と知っていようが、岸恵子と知っていようが、
観ちゃいますね。

今回は時間の関係上、見ることができたのは
「悪魔の手毬唄」と「獄門島」。

「悪魔の手毬唄」はいつもラストに
「いま、いまのタイミングでそれを云うか、金田一?!」と、思いますし
「獄門島」は
「で、鬼頭与三松はどこに行ってしまったの?」と、いつまでも疑問が残ります。

それにしてもこの頃の平ちゃんは、本当に妙に色気があって、この人以外に金田一役はして欲しくない!!古谷一行なんてもってのほか!と、今でも思っていますが、市川監督はさらにその上を行く監督だったとは思いもよりませんでしたよ。
まさか30年の年月を経て再び平ちゃんで撮ろうとは!

豊川悦司さんで試したもののやはり越えられなかったんでしょうね。

0

2006/10/29

第2回TOYAMA地域映画フェスティバル  MOVIE


昨日から開催されている
「第2回TOYAMA地域映画フェスティバル」の
ProgramBに応募したところ
「ウイニングパス」「九転十起の男〜浅野総一郎の青春〜」
という映画を2本続けて観にいきます。

0

2006/10/28

大学祭  STAGE


弟の母校にザ・プラン9が来るんですって。

凄いなああ!

0

2006/10/28

昨日の金曜ロードショー  MOVIE


DEATH NOTE(前編) ディレクターズカット TV特別篇
折角観たのに
The last nameのほうの試写会外れちゃました。
残念!
自腹切って観る映画に仕上がっているでしょうか?

原作とは異なる南空ナオミの最期ですけど、
夜神月の打った手はあれLでなくてもバレバレですよ。
観ていて凄く違和感ありましたし。
それまでの南空の行動から考えられないほど杜撰で
他の捜査員はともかく、南空知ってる人は騙されないような?
まあ、この時点で月は南空がLの部下だったことがあるの知らないんでしたっけ。

それにしても父親も恋人も全然疑っていないのが不思議。
「家に帰ったらすぐ部屋で勉強」、それしかしないような息子を
模範的な息子さんですね、と褒められて喜んでいましたが、
そんな息子、却って怖いわ。
マンガ版のようにHなグラビア本、1冊ぐらい読んでて欲しいです。

0

2006/10/27

送り主バトン  MUTTER


あいきさんから送り主バトンというバトンをいただきました。
ありがとうございます!


続きを読む
0

2006/10/25

今週の「さよなら絶望先生」  


「週刊 少年マガジン」今週号の
「さよなら絶望先生」、まじやばくないですか?

テーマは「原型をとどめていない」。
このテーマでメインのネタが同雑誌掲載中のあれ
よく掲載できましたね。

そういえば、前回
「タイトルを返上して内容に添ったタイトルをつけ直してはどうでしょう」
というテーマで
絶望先生が飛び込んだレンタルビデオ屋の棚に
またチョウ・シンチーの「喜劇王」のパッケージが。
久米田先生は今日本でいちばん周星馳をプッシュしている漫画家ですね。
確かにあの映画はタイトルに偽りありかも…。
同じく「まぼろしの湖 → 泡姫、宇宙へ」とありましたが、
「まぼろしの湖」ではなく正式タイトルは「幻の湖」。
さらに「宇宙へ」行ったのは泡姫ではなく笛吹き男のほう。
それこそ「タイトル返上」ですよ、久米田先生!
たぶん、コミックスでは描き直されているのでは?


「さよなら絶望先生」占いがあったのでやってみました。


続きを読む
0

2006/10/25

大人のための  


Yahoo!JAPANで
「おとなのためのドラえもん特集」なる特集をしていて
過去のオープニングが一挙に視聴でいるようになっています。

04までしか見覚えがありません。

0

2006/10/24

水は低きに流れる  MUTTER


私が中学2年のとき、
当時の3年生が修学旅行先で夜外出したとかしなかったとかで
そのとばっちりが全て次の学年である私たちに振りかぶり、
2年時にあるキャンプが取りやめになったことがあります。

上の学年がくだらないことをすると
すぐその下の学年が迷惑千万な目に遭うことになるといういい例です。

こやつらのせいで1年の宿泊学習は、
男子は紺のジャージ(学生帽つき)、女子は臙脂のジャージ(ベレー帽つき)に
白のキャンバス布の肩掛けかばんという
センスのかけらも無い格好で行かされる羽目にまで遭いました。

悔しいのは、その先輩たちにとっては
下の学年がこうむった迷惑なんて覚えてもいないであろうことです。

昨年の高岡南高校の卒業生にとっても
今回の騒動は
「アホや〜、うちの母校。」程度のことなのかも。

0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ