2004/10/19

映画「コラテラル」  MOVIE


俺は、ハリウッドの二枚目俳優。
♪世界一の男前を自認してます。
今回、悪役に初挑戦。
新境地開いて一皮向けました。
これでオスカー狙ってます。
いよいよ俺も演技派か、
って言うじゃない。♪
でも、あんた何演ったって、「主役」ですから、残念!
「トム・クルーズのコラテラル」斬り!

波田陽区的に語るとこんな感じの
「コラテラル」の試写会行ってきました。
トム・クルーズ、主役・脇役問わず
どの映画もトムの映画になってしまうのは
如何ともしがたいですね。
あのお面、主役以外に使い道ないです。
「マグノリア」でさえ、今や「なんだっけ、あのトム・クルーズが出ていた映画」ですよ。

この映画だって、主人公は
ジェイミー・フォックス演じるマックスですが、
そんなこと関係ありません。
トムが現れた途端、「コラテラル」が「トム・クルーズのコラテラル」に
早変わりです。

そんなトム・クルーズ、
大半の方が映画を観る前からご存知のように
今回、一応殺し屋役です。
これまでのイメージを払拭するためか
白髪交じりに無精ひげで頑張っています。
本人の談では、一度も失敗をしたことがない殺し屋だそうです。

嘘です。
殺し屋歴6年と中途半端な経歴ゆえに、
些細なミスしまくっています。
危なっかしくて逆にどきどきさせられます。
組織のほうも、心配なのか時間と金をかけたリストを用意して
彼を使っていますが、そんなリスト作る余裕があったら
自分たちで殺せばいいのでは、と首をかしげてしまいます。
だいたい、逆算して30なかばの殺し屋デビューっていかがなもんでしょう。
そろそろ、老眼も入ってくるのでは、と将来に不安を感じます。

まあ、トムは脇において映画はどうだったかというと
久しぶりに街がしっかり描かれていて
ロスに観光旅行に行ったかのようでした。
高層建築物が乱立して、ネオンやオフィスの明かりで夜景が美しいにもかかわらず
妙に薄汚れた街並みの描写が素晴らしかったです。
ただ、人物も建物も看板や車もやたらアップになっているのが気になりました。
どの人もスクリーンから顔はみだしていました。
こういう技法嫌いじゃないんですけど、
あんまりこればかりだとくどいです。

ストーリーは先が読めちゃう程度のものなので
特別感想はありません。こんなもんでしょう。
マイケルとヴィンセントの間にあるはりつめつつも
淡々とした空気が好きなので
これをもっと煮詰めて欲しかったです。
ラストのあの落ち着いた感じが全編通してあれば…。

香港で劉徳華を悪役に添えてリメイクしてくれないでしょうか?
ジェイミー・フォックスの役は張學友。
ジェイダ・ピンケット・スミスはカレン・モク。
で、俳優さんの名前知らないんですけど、刑事役は劉青雲。

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