2004/9/9

広告批評H 2004 SEP NO.285  BOOK


私の部屋の本棚を見てみると、もともと文庫本は少ないのだけれども
加えて新潮文庫は皆無に近い。

新潮文庫といえば、「新潮文庫の100冊」、
つまりは、夏休みの読書感想文用文庫としてその名を広め、、
書店の文庫本コーナーでももっとも多くの棚数を誇る老舗であり、
1冊数百円の文庫本にしては珍しくしおり紐もついている
KING OB BUNKOにふさわしい文庫本ではあるが、
いかんせん、並べた時の背表紙が他社の文庫本にくらべ非常に見栄えが悪いため
古典ものなら、岩波文庫、
現在ものなら、角川文庫もしくは小学館文庫、
ハードカバーがあれば、ハードカバーとなってしまい
私の部屋には新潮文庫が皆無である。

その新潮文庫が1997年から夏冬キャンペーンとして行っているのが
広告批評今月号の特集
「Yonda?」である。
「Yonda?」はみんなが大好きなジャイアントパンダで
とてもかわいい。
書店で無料配布されるしおりは他社の文庫を買ってもつい手にとってしまうほどのかわいさだ。
2冊買えば、必ず貰えるストラップなど、なぜ貰わなかったのだろうと悔やまれるくらいの愛らしさ。

…でも、新潮文庫だもんな…。
正直、でも、新潮文庫だもんな。

できれば、新潮文庫のカバーにもこのくらいのセンスが欲しい。
なんなら、全ての文庫の装丁を「Yonda?」に統一してくれたほうが買う。

新潮文庫を買わなくなって幾久しいので今もそうなのかはわからないけど
三島由紀夫ならオレンジ
太宰治ならブラック
というあの背表紙だけはもうおなかいっぱい。

と、書きつつ、今月号の広告批評のページをめくるたびに
「2冊ぐらいなら買ってもいっか」と
まんまと書店の策略に引っかかっている私ではある。


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