2015/4/30

事件は現場で起きてるんじゃないの、会議室で起きてるのよ  MOVIE

本日の映画は
試写会のエンドロール後の映像で
スペシャルサポーターのIVANちゃんが

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向かって左がIVANちゃん。メキシコ出身ファッションモデル。

「あんたたちただで見たんだから感想書きなさいよ」
と申していた
「脳内ポイズンベリー」

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です。

ということで試写会に当選したお礼に
感想を書かせていただきます。

映画自体は
アラサーこじらせ女子が
23歳の年下男子と包容力溢れる社会人の年上男子の間で
心揺れ動く

…なんて
つい昨年、日テレが放映し平均視聴率16%を叩きだし
アラサーどころかアラフォー、アラフィフ女子の心を
がっちりつかんだ(主に田之倉君こと福士蒼汰が)
「きょうは会社休みます。」
の設定そのままの映画です。

どちらも誕生から80年も経ち
今や恋も飽和状態となっている少女マンガが原作ですので
多少設定が被ってもなんらおかしくないわけです。

ただ、綾瀬はるかならまだしも
そんな少女マンガ少女マンガした実写映画に
「無名塾」からの叩き上げ、真木よう子様を起用するのは
なんとも役不足な…
と、正直試写会を見る前までは思っておりました。

しかし、そこは真木よう子様。
2013年に各主演女優賞を総なめにした
演技力をいかんなく発揮しているではないですか。

特に年下彼氏を気遣い、機嫌を損ねないよう
本心を包み隠して会話するシーンの上手さときたら…。

客層を鑑みて女としての最大の武器とも云える巨乳は
シーツやモザイクで隠しても
類まれない演技力は隠しきれないようです。

問題は、そんな真木よう子様演じる櫻井いちこ

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一見ミスキャストのようですが…。

が迎え撃つ
予測不可能なアート系年下男子、早乙女と
堅実で優しい反面ときめきを感じられない年上男性、越智
を演じるこの2人。




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早乙女亮一(古川雄輝)…ん?

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越智(成河)…んんん?

…悪くはない
悪くはないけれど、若干
「田之倉君と朝尾さんの爪の垢でも煎じて飲んで
一昨日来やがれ」
と思ったのは私だけでしょうか?

古川雄輝君は顔立ちが悪くはありませんし、背丈もあり
中国で人気があるのは判るのですが、
パッと見年上の女性が「早乙女カッコいい!!」
と「一目惚れ」するイメージが湧きません。

成河さんに到っては、
婚活市場において手堅い優良物件なのは間違いないでしょうが、
原作絵と比べると見劣りしてしまいます。

こんな2人にとって
あまり高嶺の花では…と遠慮したのでしょうか?

本作の真木よう子様は微妙にイケていません。

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このどこのセレクトショップで売っているのか知りたい帽子を色違いで持ってます。

真木よう子様でなければ東京の街に着て出ていくには
ちと厳しいファッションは云わずもがな。

「可愛くてマネしたい!女性芸能人のショートヘア」の
代表格だったゆるふあショートボブも
これまでのふんわり軽めなウェーブと違い
きっちりパーマで
人によっては「おばさん」ぽく見えるため
個人的にはちょっと真似したくない感じ。

一言で云うと総じてダサい。

で、なんで普段からこんな恰好をしているかというと


主人公のいちこは結婚を機に勤め先を辞めた途端、
恋人の浮気が発覚。
しかも浮気相手が妊娠したためそのまま破局に…。
この手痛い失恋で職と共に
自分に対する自信を失ってしまいます。


ああ、着飾る気力も必要性も無くなっちゃったわけですね。

そして、30歳の誕生日を間近に控えたある日、
呑み会で知り合い気になっていた23歳の自称(?)アーティスト
早乙女を偶然駅のホームで見かけます。

思い切って早乙女に声を掛けるか、
そのまま見なかったことにするか。

いちこの頭の中では
議長であり理性を司る吉田(西島秀俊)
ポジティブを司る石橋(神木隆之介)
ネガティブを司る池田(吉田羊)
衝動を司るハトコ(桜田ひより)
記憶を司る岸(浅野和之)
が、絶賛脳内会議中。

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どういうわけか性別も年齢もばらばらの脳内メンバー。

頭の中が喧々囂々の結果、早乙女に声をかけ
その流れで彼の自宅まで押しかけたいちこ。

ところが、そこから先の展開には
頭の中の5人だけでは結論が出せず、
会議は突如現れた本能(真木よう子?)に乗っ取られて、
いちこは本能の赴くまま早乙女とベッドインしてしまいます。



という形ではじまったアラサーいちこと
予測不可能なアート系男子早乙女のおつきあい。

いちこにとって早乙女は7歳も年下とあって
(それも30代と20代)
余計な気後れと気遣いと不安の連続に
純粋に恋愛を楽しむことができません。

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いちこが30と知った早乙女の言葉に床に激突するほど落ち込みます。

恋愛ってもう少し楽しいものじゃなかったっけ?

デートをしても頭の中でいろいろ考えすぎちゃって
(要するに脳内会議白熱状態)
気が滅入ることばかり。

これが、40代女子なら相手は一回り下でも
建前上はドンと構えて見せるものですが、
30になったばかりではそこまで心に余裕がありません。

ただでさえ自分に自信が持てず
正式に交際が始まった早乙女との間がギクシャクして
頭を抱えるいちこの前に現れるのが
いちこが趣味で書いているケータイ小説を
書籍化しようと奔走している編集者の越智です。

とにかく腫れものに触るようにいちこに接してくる越智。

越智が明らかに自分に気があるのが判っても
ときめきを感じない相手では
今一歩踏み出すことができないいちこ。

思い悩むうちにかつて自分が婚約者にされて
深く傷ついたことと同じことを越智にしてしまいます。

いやあ、こじらせアラサー女子の恋愛は
「今日、会社を休」んで解決できるほど簡単ではないのです。

ただ恋愛だけを楽しむほど若くはなく
だからと云って結婚して家庭に入り
自分より夫や子供を優先する人生を送るには
早すぎるように思えてしまうもの。

なにしろ、いちこは何気に凄いポテンシャルを持っていたのです。

出版されたケータイ小説は初版初刷で
書店の入口に近い棚に2段平積み。
その勢いに乗って映画化決定。

早乙女を択ぶか、越智を択ぶかで白熱した脳内会議の
第2ステージでは
これ以上不毛な恋愛を続けるか
それとも
自分の好きな生き方をするか
と云う選択を迫られることになるいちこ。

と云っても結論は、TOHOシネマズで何度となく見せられた
予告編で出ちゃっているのですが…。

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「大事なのは誰を好きかじゃない。誰と一緒にいる自分を好きかということだ。」

原作の絵柄や
ショッキングピンクのなかイチゴが飛び交う
映画のポスターから
あまーい感じに見えるラブストーリーですが、
そこそこ苦味があり、後でじわじわ効いてきます。

うっかりカップルで見ないように。
鑑賞後の会話に困ることになるかも。

と思ってしまうのは
私の頭は吉田羊さんの独壇場だからかもしれません。

ちなみに真木よう子様の頭の中には
神木くんしかいないそうです。

自分の脳内の中では、誰が一番威張っているか
想像してみるのも面白いですね。



 



 

 
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