2014/12/27

ドーピングコンソメスープだ…  MOVIE

本日の映画は

「LUCY/ルーシー」

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です。

今年公開された映画の1本ですが、
スカーレット・ヨハンソンが出ていること以外は
あまり記憶がございません。

キャストの名前が紹介されるだけの
簡単なオープニングクレジットが済むと
スクリーンに現れるのは水辺に一人佇む類人猿。

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ん!?まちがえたかな…

慌ててパッケージで確認しているうちに
舞台は、一気に台湾の台北に移ります。

ここでは特に時間や場所の示す
クレジットは表示されませんが、
地元からの台北の直通便がある富山県民は
ひとめでそこが台北と判るのです。

そんな台北の街中でなにやら口論中の男女。

男の名前はリチャード(ピルー・アスペック)。
女の名前はルーシー(スカーレット・ヨハンソン)。

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おやまあ、ご親切に紙カップに「台北」の文字が…。

話の内容から
2人はまだ知り合って間もない関係でしかなく
リチャードが一方的に学生であるルーシーに
自分で受けたアタッシェケースの受け渡しという
胡散臭い仕事を押し付けようとしているのが判ります。

それにしてもルーシーの
「大阪天神橋筋商店街伊太利屋」で購入したような
ばったもんの毛皮のジャケットに
変なプリントのマイクロミニのワンピースといった
いでたちはとても学生のものには見えません。

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せめて「レオパードセゾン」にしとけって。

これじゃ、リチャードに廉く見られ
パシリをさせられても仕方ありません。

しかし、
学業優先のルーシーはリチャードの頼みごとなど
全く聞く耳を持たず、
試験勉強を理由にさっさとその場を去ろうとしますが、
後がないリチャードは
彼女の手首とアタッシェケースを手錠でつなげてしまいます。

そのやり取りの合間合間に何故か差し挟まれる謎の映像。

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リチャードがルーシーを言葉巧みにはめようとする時に出る映像。

あ、これはもう映画としてダメな予感が…。

というかこの映画監督誰よ?

と、Wikipediaで確認すると
そこにあった名前は



リュック・ベッソン


…。


あ、そういえばそうでしたね。
今思い出しましたわ。

リュック・ベッソン監督では仕方ありませんね。

その後、渋々、取引相手がいるホテルのロビーに
向ったルーシーでしたが、
フロントに要件を伝えるなり
ホテルの外で様子を窺っていたリチャードは殺され
ルーシーの方はと云うと
屈強な男どもに羽交い絞めにされ無理やりエレベーターに。

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デリヘル嬢が張り込みの刑事に取り押さえられたかのような絵図らです。

ホテルの従業員は見て見ぬ振りするどころか
職場放棄して逃げる者を現れるほど
危険な状況に陥るヒロイン。

そして、その状況は逐一
台北から遠く離れたサバンナからの映像で
表現されるのです。

でも、監督はリュック・ベッソン。
ならば、ヒロインのピンチをこのよう↓に表現しても
何らおかしくないわけです。

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…ってそんなことあるかぁぁぁぁぁぁ。

映画が開始して10分も経っていないのに
なんだかとってもヤバい感じが…。

いえ、ヒロインの置かれた状況ではなく
この映画自体が。

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1800円支払って劇場で見た観客の皆さんはこのガゼルの気持ちだったのでは…。

と云ってもいまさら見るのを放棄するわけにもいきませんから
これはこれで楽しむこととして
ホテルのスイートルームに連れ込まれた
ルーシーの前に現れたのは
隣接した部屋で人を2人ばかり殺したばかりの
韓国人Mr. チャン(チェ・ミンシク)です。

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何故舞台は台北なのに韓国人?

彼が亡くなったリチャードの取引相手でした。

演じているのがあのチェ・ミンシクですから
血に塗れた両手を洗うのにレストルームを使わず
手下に瓶入りのミネラルウォーターを持ってこさせるような
横着というかエキセントリックな人物となっています。

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当然ホテルの床はべちゃべちゃ。ホテル側にとってはブラックリストな泊り客です。

良くは知りませんが、韓国ではこの手洗いが常識なのでしょうか?

中国語すら判らないルーシーに
Mr.チャンの言葉が判るわけがなく
通訳を交えたちょっとしたやり取りの後、
ルーシーはMr. チャンから簡単な仕事を頼まれます。

と、ここで突然、
舞台はとある大学での講義に移ります。
講義をしているのはノーマン博士(モーガン・フリーマン)。
脳科学の権威です。

ここでもまったく物語の進行とは関係なく
野生動物の映像がところどころで挿入されます。

後、黒地に白い文字で何かのパーセンテージが表示されます。

見ているうちに野生動物の映像とパーセンテージは
脳の進化を表すための比喩的表現だったことが
判ってきますが、
そのうち調子に乗って
「NHKスペシャルホットスポット最後の楽園」から
「NHKドキュメンタリーWAVE」
に出てきそうな映像にどんどん移行していきます。

映画ファンが嫌う映画に
「科白で何もかも説明してしまう映画」がありますが、
科白を使わず映像で説明するとこんなことになるのか!!
と思わず開眼させられました。

博士の説は人間の脳は15%しか活用できておらず
脳の機能を増やすことで人間は様々なものを
コントロールできるというもの。

流石はリュック・ベッソン監督です。

日本では飯田譲治と云う方が22年前
そんなコンセプトのドラマ
作って一大ブームを巻き起こしていたのを思い出します。

そういえば飯田譲治監督、今何をしておられるのかしら?

などと云う感慨に臥せっている頃、ルーシーは
腹部を勝手に開かれ体内に
新種のドラッグ(CPH4)を仕込まれたうえで
有無を云わせず運び屋をさせられることになりました。

ところが、粗暴でアホなドラッグの取引相手が
運び屋がか弱い女性と見るや調子こいて暴行しようとし
よりによってルーシーの腹部めがけて蹴りいれるものだから
体内にあったドラッグの袋が破れてさあ大変。

ルーシーの脳は一気に活性化を始めました。

やったね、ルーシー!!

つい先ほどまで
台湾に留学しておきながら漢字はおろか
中国語すら聞き取れなかった愚かなルーシーはそこにはいません。

いつものスカーレット・ヨハンソンへと早変わり。

本来であれば
「大改造!!劇的ビフォーアフター」のはずが、
こんな男前なスカーレット・ヨハンソンは
ブラック・ウィドウ(「アベンジャーズ」その他)
で見慣れているため新鮮味がないのが残念です。

むしろ覚醒後がスカーレット・ヨハンソン本体。

リュック・ベッソン監督の人選ミスと云えましょう。

ルーシーにこのような変化をもたらしたCPH4とは
妊婦が妊娠5か月目に分泌する物質を人工的に合成した薬品で
それが何故、脳を100%活性化するのか判りませんが、
おかげでルーシーはどんな言語も瞬時で理解し
レントゲンを見ただけでその患者の病状が判るようになりました。

それどころか、指で触れただけで
他人の脳内の記憶まで読め
人間はおろか磁気や電波まで操られるようになりました。
そうなると放送ジャックなどお手の物。

しかも、この時点で脳は25%しか使われていません。

人間の脳って奥が深いんですね。

ただし、この状態を持続するには
CPH4を摂取し続けなくてはならないようです。

さらに脳が活性化するに連れて人間性も失われていくため
自意識があるうちにルーシーはこれからのことを
インタネットで知った脳科学の権威ノーマン博士に
電話で相談することにしました。

しかし、
状況が良く飲みこめないノーマン博士のアドバイスは
「時を超えろ」
それだけ。

これでは埒が明かん
と、他の運び屋が持っている残りのCPH4を回収してから
直に博士と会うことにしたルーシー。

ここで一人の刑事が絡んできます。
フランス警察(ICPO?)所属の
ピエール・デル・リオ(アムール・ワケド)警部です。

彼は他にばらまかれたCPH4を回収すべく
ルーシーに顎で使われるようになります。

なぜここでフランス?
(答:国際刑事警察機構の本部はフランスにあるから)

台湾、韓国、アメリカ、フランスと
国際色だけは豊かですが、
どこ一つとってもその国である理由が
ピンときません。

ピンと来ない時は頭の中でこう唱えましょう。
「だって、これはリュック・ベッソンの映画だから」
と。

やがて脳の使用率が40%を超えると、
ルーシーの肉体にも変化が…。
歯が抜け、美しかった顔も
閲覧注意なグロ映像へと変わっていくではないですか。

……え?何が起こっているの?
教えて、リュック・ベッソン監督!

まだ40%ですよ。
いったいこれからルーシーはどうなるのでしょう。

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ドラッグなど使わずともヨハンセンに勝てる男などいない。

そういう時は頭の中でこう唱えましょう。
「だって、これはリュック・ベッソンの映画だから」
と。

そこからは急ピッチでパーセンテージが上がっていき
遂にはルーシーは時間も場所も越えて
オープニングの類人猿の元に向かうのでした。

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ちなみに類人猿の名前はLUCY。

なんだそれ?

ルーシーが覚醒していく一方で
Mr.チャンもCPH4とルーシーを追って
大勢の韓国人部下を引き連れ
さらには現地調達などせず
部下たちに与えるための十分な数の銃器持参で
フランスへ渡航してきます。

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こんなものよく持ち込めたな、フランスに。

これだけの装備を輸送できるならCHP4も
あんなまどろっこしい運ばせ方しなくても良かったのに。

それにしてもルーシーが100%になるまで
辛抱強く待っていたMr.チャンは
意外とアホ…親切な人でしたね。

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あの時殺されなかったお礼?

そういえば
なんでルーシーは数ある刑事のなかから
ピエール・デル・リオを択んだのでしょうか?

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このキスシーンは必要なの?

前からの知り合いってわけでもなさそうですし
ただの偶然?

それともちょっとヴァンサン・カッセル似だったから?
 
 
 
 
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