2014/2/20

燃える骸骨人間  MOVIE

本日のDVDは

「ゴーストライダー2」

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です。

運良く今週の土日は
GEO準新作7泊8日50円期間でしたので

太っ腹にも一緒に

前作「ゴーストライダー」

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も借りてきました。


そして、続けて鑑賞した結果
判ったことが1つあります。


それは







これ続編やないやんけ!!!


です。

そうなのです。
「ゴーストライダー」
「ゴーストライダー2」
とくれば、普通に考えれば
後者は前者の続編と云うことになります。

しかも主演は同じニコラス・ケイジなのです。
さすれば監督が違えども
正統な続編と考えるのは普通でしょう。

でも、違うのです。何もかもが。

続編の監督は
代表作
「アドレナリン Crank」
「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」の
マーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラー。

「アドレナリン Crank」では、
ラストで主人公シェブ・チェリオスを
ヘリコプターから突き落とし死亡させておきながら
続編とは何事か?!
と思いきや、
「アドレナリン2」の冒頭で
死にたてのチェリオスを回収し心臓を取り出し
代わりに人工心臓を埋め込むことで生き返らせる

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何の伏線もなく現れチェリオスを回収する謎の集団。

という前代未聞な暴挙に出た監督ですから
今回の「ゴーストライダー2」でもさぞかし
胸アツな続編を撮っているのかと思っていました。

そう、例え、
主演のニコラス・ケイジの頭髪が
「ゴーストライダー」と比べ
「ゴーストライダー2」
において見る影がなくなってしまっていたとしても…。

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2007年から2012年の間に何があったのか?燃えたのか?



映画について語る前に
ここで軽く「ゴーストライダー」の基本情報を紹介します。

ゴーストライダーは
「スパイダーマン」「X−MAN」「アベンジャーズ」と同じ
マーベル・コミック社の同名コミック作品「ゴーストライダー」
の主人公です。

移動サーカスのバイクスタントマンの青年
ジョナサン・ブレイズ(ジョニー)が、
肺癌が全身に転移して死に瀕した父親を治すことを条件に
悪魔であるメフィストと契約を結んだため生まれた
燃える髑髏の顔を持つダークヒーローです。

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原作のジョニー・ブレイズ。31歳。

武器は
灼熱の業火でなんでも灰にしてしまう
「地獄の炎(ヘルファイア)」と
目と目が合うだけで相手が犯した全ての悪事と
他人に与えた全ての苦痛が本人に舞い戻る
「贖罪の目(ペナンス・ステア)」の
主にこの2つ。

基本的には悪事を犯した者に対してのみ
制裁を行うヒーローですので
残念ながら事件と未然に防ぐということはできません。

そのため
行うのは専ら復讐戦。
ゆえに「スピリット・オブ・ヴェンジャンス(復讐の精霊)」
とも呼ばれています。

映画「ゴーストライダー」では
無謀にも
31歳のジョナサン・ブレイズ(通称ジョニー)役を
43歳のニコラス・ケイジが演じております。

時事ネタを絡めて例えますと、
新垣隆氏が佐村河内守氏の役を演じているようなもの?

おそらく殆どの観客は
「いくらアカデミー俳優でもこれはないんじゃない?」
と、思ったかもしれませんが、
本人たっての希望なので仕方ありません。

アメコミ好きが嵩じての満を持しての
マーベルコミックヒーロー役ですから
ニコラス・ケイジ氏の
力の入り具合が半端でないことも判ります。

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このぐらい気合が入っています。

その意気込みは、ノンスタントはもちろん
オスカー俳優の名を賭けて
完璧なマッスルボディも作中で披露するほど。

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これがまた顔との差に絶妙な違和感を醸し出しています。

そのため、どんなカッコいいシーンでも
どんなキメ科白を吐く時も
まるで主演俳優が
ニコラス・ケイジのお面を被っている
かのように見えてしまう
違和感バリバリの映画となってしまいました。

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wikipedia「ゴーストライダー(映画)」に使用されている画像はマネキンにニコラスの顔写真を張り付けたようなバランスの悪さ。映画は終始こんな感じ。

思うにアメコミヒーローの素顔に
ニコラス・ケイジの顔はどうにも似つかわしくないのです。

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17歳時のジョニー(マット・ロング)。この子が13年後ニコラス・ケイジになります。

ええ、私も判ってます。
頑張っているんですよ、ニコラス・ケイジも。

でも、つい
「いくらなんでもヒーローがこんなおっさ…顔じゃないだろ!」
と、心の中でツッコんでしまうのです。

一応かつらでもない、
植毛でもない「アートネイチャー マープ」で
20分で最大4000本無料増毛したかのような
若々しいヘアースタイルで頑張ってるんですよ。
(それもまた違和感の一因となっているのですが)

でも、残念なことに
皮膚の質感は実年齢をごまかすことができません。

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髪は増やせても…。

さて、そんな違和感を残しつつも
5年の歳月が流れ続編である「ゴーストライダー2」が
2012年に公開されました。

よもや
ニコラス・ケイジが年甲斐もなく
アメコミヒーローを演じるような映画に
続編が製作されようとは
当時の私は思ってもいませんでした。

今回、ようやくにして拝見した
「ゴーストライダー」では
ラスボスであるメフィスト(ピーター・フォンダ)が
どういうわけか主人公と戦うこともなく生き残った状態で
映画は幕を閉じてしまい
2007年の段階で
続編を作る気バリバリだったことを理解した次第です。

ところが、ふたを開けて見ると
明らかに異質な気配が…。

あろうことか続編の「ゴーストライダー2」では、
そのメフィスト自体の存在が「なかったもの」
となっていたのです。

そんなバカな!

前作に懲りたピーター・フォンダが
自主的に役を降りたためかと思ったのですが、
Wikipediaによると、
本人からは再登板を申し入れしていたようなので
いったい何があったのでしょう?

改変されたのは、ラスボスだけではありません。

一応続編と云うことを考慮してか
「ゴーストライダー2」のアバンタイトルでは
ジョニー・ブレイス本人による
「私は如何にして人間であることを止めて
ゴーストライダーになることとなったか」
という打ち明け話が流れるのですが、
これもまたどうにも寝耳に水。

そんな話だっけ、前作「ゴーストライダー」って?
ほんの数分前に見た映画とは違うんですけど。

アバンタイトルでの告解によると
ゴーストライダーになる前のジョニーは
移動サーカスのバイクスタントマンであることは
変わり映えしていないのですが、
そのスタイルたるや
「半ケツ」を売りにしているスタントマンだったのです。

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今頭の中にダチョウ倶楽部の往年のギャグ「聞いてないよぉ!」がリフレイン。

あなた。
ええ、そこのあなた、見たいですか、男の半ケツなんて。
それもニコラス・ケイジですよ。

しかし、半ケツが人気を呼んで
2万2000人を魅了したそうです。

ちなみに半ケツスタントの様子は
youtubeで見れるとのことですが、
もちろんそんな映像は
現在(おそらく本作公開当時も)配信されておらず
単に作中で「youtube」を
使ってみたかっただけなのでしょう、
マーク・ネヴェルダイン(とブライアン・テイラー)監督も。

さらにジョニーの告解は続きます。 

そんないろんな意味での過激なスタントマンは、
父親が病気で倒れたとき、さらに過激な行動に出ました。

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非常に気合の入った作画ですが、父親は前作では入院まではしていません。

悪魔との契約です。

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こんなあからさまに付箋を貼った署名欄なんてあったけ?

父親の癌を完治させるのを条件に魂を売る
若き日のジョニー。

悪魔のセールストークにすっかりやられちゃって
道端に転がっていたファンタの瓶を拳で割り
その血判で署名します。

驚いたことに全ての条件を飲んだ上自分の意思で
悪魔と署名しています。

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え〜っと、ここはフラッシュアニメではないんですね。

…あれぇ?

というのも前作ではジョニー少年は
不可抗力で署名したことになっているのです。

ジョニーが手渡された契約書を開いた途端
まだろくろく文面に目も通してもいないうちから
指に怪我をして書類に血液を落としてしまったため
メフィストから
「それでは、これで契約は完了です。」
と押し切られてしまったという
殆ど詐欺まがいみたいな契約だったのです。

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こんないい加減な契約なのにクーリングオフすらできません。

そのうっかりぶりがこの作品の面白いところだったのに
2作目にしてその設定を無に帰してしまいました。

かくしてジョニーは
悪党の魂を喰らい続けるモンスターとなってしまいます。

文字通り、本作では悪党の魂が彼の主食です。

前作では魂を喰らうのではなく
「贖罪の目」を持って悪党連中に
自分の罪を振り返えらせることで
地獄へ叩き落すヒーローだったのに…。

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え?「贖罪の目」は?

さらに今回のジョニーの獲物は
罪なき者の生命を奪う悪党ばかりではないのです。

こんな人々もターゲットとなります。

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「NO MORE 映画泥棒」

実に些細な悪事にまで手厳しいゴーストライダー。

…そんなキャラクターでしたっけ?

そして、故郷を捨てたジョニーは地球の反対側まで
バイクを走らせるのでした。

告解終わり。



……。

って、病気の父親はどうなった?!!

前作をご覧になった方への配慮なのか
父親がどのような最期を遂げたのかは
この映画では最後までジョニーの口からは
直接語られません。

ただ契約をしたものの悪魔に裏切られ
それを根に持っているということを
科白の端々に匂わせるだけになっています。

その契約相手が、
いつの間にかメフィストに取って代わった
ロアークと云う悪魔ですが、

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誰だ、お前?!

前作でメフィストよりも
息子のブラックハートが目立っていたように
本作でもロアークは殆ど動かず
手下となるレイ・キャリガン(ジョニー・ホイットワース)
の方が大活躍。

触るものは何でも即座に腐らせてしまう能力を身に着け
「ブラックアウト」と名前を変えたキャリガンでしたが、

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何でも瞬時で腐らせますが、好物のトゥインキーだけは別というアバウトさ。

そんな彼を以てしても
マーベルヒーローの中でも
実は突出して向かうところ敵なしの
ゴーストライダーには敵いませんでした。

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あのハルクに互角で戦える実力の持ち主なのです。

とにかく、戦えば圧勝間違いなしのヒーローですので
別の形でピンチを作らなくてはなりません。

そのため、ジョニーから
ゴーストライダーの本体である悪魔ザラゾスの魂を乖離させ
ジョニーを元の人間に戻すという措置が取られるのですが、

その後、ジョニーは
何の説明もなくゴーストライダーに戻ってしまうので
意味が判りません。

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ジョニーのゴーストライダー祓いに協力する司祭。よく見るとクリストファー・ランバート!


本作では、「光眼の僧侶」モロー(イドリス・エルバ)に

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作中唯一の善人モロー。

頼まれ悪魔ロアークが人間の女性に産ませた子供
ダニー少年をロアークの手から護ることが
メインプロットとなっています。

このダニーという名前は
原作の2代目ゴーストライダー、ダニエル・ケッチに
由来しているものと考えられるので
もし数年後に続編が撮影されることがあれば、
主人公は彼に移り、ニコラス・ケイジは
お払い箱ということもありうるかも。

その時はさらにジョニーの過去が
改変されているかもしれませんが…。

そんなジョニーですが、
前作のキャラをちゃんと踏襲しているところも
あったのです。

マーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラー監督は
前作でジョニーはコーヒーをポットから直飲みするのを受けて

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ワイルドニコちゃんだぜ〜ワイルドなとこ見せるぜ〜

なんと今回はお冷をデカンターから直飲みさせたのでした。

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いや、これではレベルダウンなんじゃ…。

こういう重箱の隅をつついたようなのは踏襲しちゃうんですね。

今まで誰も見たことがない放尿シーンが
ワイルドだけではないんです、この映画。

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これはこれでこの映画の名シーン。

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