2012/6/24

あなたも狼に変わりますか?あなたが狼なら怖くない  MOVIE

本日の映画は
「赤ずきん」

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ただいま、公開中の「スノーホワイト」といい
「ヘンゼルとグレーテル(2013年公開)」や
韓国映画の「ヘンゼルとグレーテル(2007)」といい
グリム童話をアレンジしてRe:Bornした映画が
世界中で軽く流行っているのでしょうか?

この「赤ずきん」は
グリム童話の「赤ずきん」をベースに
ホラーものではゾンビやヴァンパイアに比べちょっと格下的な
「人狼」とのラブストーリーを
ミックスしたストーリーになっています。 

 


主役のカップルは
ヴァレリーとピーターの2人。

幼い頃から一緒に野山を駆け巡っては遊んでいた間柄も

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子役の男の子のキャスティングは絶妙。

10年も経てば立派な恋人同士。
しかも例に漏れず美男美女カップル。

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一度も見たことがない「トワイライト」とか云う映画を思い出すのは何故?

ただし、ヴァレリーには
母親がとある個人的な事情と持参金目当てで
決めた婚約者ヘンリーがいて

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ただの鍛冶屋なのにお金はあるらしいヘンリーとその父エイドリアン。

ヴァレリーの姉のルーシーはヘンリーに片思い。

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妹と比べるとややふくよかな姉ルーシー(母親似だが母親ではない)。

だからといって
絵に描いたような優男の優等生タイプのヘンリーが
野性味溢れるピーターに勝てるはずもなく
また、「美人姉妹」というには、
容貌的には妹との差が歴然としているルーシーに
ヘンリーの心が傾くこともありません。

そう、恋愛とは残酷なものです。
現実はともかくお話の上では美男美女にのみ赦される
それが恋愛のセオリーなのです。


映画の中で、
長年に渡って村人を襲う狼や

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この狼の造形だけはなんとかならんかったものか…。

狼を退治するソロモン神父

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演じている人が人だけに善い神父のわけないし、良い死に方をするわけもない…。

もかなり残酷なことをしでかしますが
ここまではっきりと
美男美女カップルだけが恋愛成就できる図式を提示した
この映画のスタッフも相当に残酷です。

ヴァレリーの友人たちも数人出てきますが
どうやらみんなひとり身のよう。
つりあう年齢の男子がヘンリーとピーターしかおらず
どちらもヴァレリーに心寄せているのですから
致し方ありません。

もちろん、ヴァレリーの親も
貰い手に幾分苦労しそうな姉ルーシーより
商品的価値の高いヴァレリーから
さっさと片付けようとします。

童話の世界なのに世知辛いですね。

で、その妹のせいで行き遅れとなりかけているルーシーが
狼に襲われたことから話は始まります。

毎年律儀に生贄を捧げてきた村民にとっては
この風習を無視した狼の行動は
十数年ぶりの惨事となり、当然村中大騒ぎです。

さて、ここで簡単なストーリー紹介。

ヴァレリーの村では、毎年生贄を捧げ
人狼の被害を避けてきたのだが、
ある日、ヴァレリーの姉、ルーシーが襲われ命を落としてしまう。
村の男たちは狼狩りに。
時を同じくして村に人狼や魔女退治を得意をする
ソロモン神父の一行がやってくる。
しかし、そのソロモン神父が来たことで
村人の被害はただならぬことに…。


13年に一度訪れるという「赤い月」。
この時期に人狼に咬まれたものは同じく人狼となってしまう。

そう!この映画では人狼も咬まれると
吸血鬼やゾンビのように感染するのです。
日本のモンスターと違い
あちらさんはなにかと感染するのが好きですね。

しかし、そんな人狼より怖ろしいのが人間です。

「だったら人狼に感染するほうがまだマシだわ。」
と云うくらいの残虐非道の限りを尽くし
村人を恐怖のどん底に陥れたのは、あろうことか
人狼を退治するためにわざわざ村に呼び寄せた
ソロモン神父率いるソロモン神父団!

宗教と云う絶対善の元、正義の拳を振りかざす神父団は
時には仲間に対しても容赦ありません。



これだから、宗教って…。

その被害はやがてヴァレリー一家にも及んできます。
 
とは云うものの
ソロモン神父を演じているのは
ゲイリー・オールドマンなので
村に着いた馬車から降り立った時点で
背後に死亡フラグが立っていました。
死亡フラグがはっきり見えました。

しかもいつも以上に
スタンスフィールド麻薬取締局捜査官(BY「レオン」)
の影を引きずっているため
職業が聖職だろうが
子連れであろうが
子煩悩であろうが
どう見ても「善き人」に見えないのが……ねぇ?
 
それはさておき、この映画はホラーであると共に
村人の中に混ざって生活している人狼は誰なのか?
というミステリーでもあるため
ヴァレリー以外(とソロモン神父団)の村人は
全員容疑者
みたいな描かれ方をしています。

その描写がやや大げさすぎるため
後々、「あれはなんだったの?」という現象を引き起こしていますが
まあ、よしといたしましょう。
 
意外な犯人(というか人狼の正体)も判り 
最後は収まるものは収まるところに収まって
めでたしめでたし。
 
ハッピーエンドに収まるまでのストーリーが
「赤ずきん」という童話の制約の元、
無理くり作られているため
えらく不恰好な映画になってしまった感もぬぐえません。
 

それにしても、
吸血鬼とかゾンビとかは
割と性別問わずなところがあるのに
人狼に関しては圧倒的に
「雄」が多いような気がするのは何ゆえでしょう?
 
 
     
 

 
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