2011/12/31

『私の代表作になる』と云ったとか云わなかったとか  MOVIE

誰しも容貌がビタ好みから
遠くかけ離れているにも関わらず
なぜか目を惹く男優さんはいるものでして

まあ、私にとっては
それは
たぶん、イ・ビョンホンなんですけど。

2011年、なんやかんや云うて
この人が出ている映画見てるんですよね。

その中でも
「THE Lee Byung−hun」
「まるごと イ・ビョンホン」
な映画がこれ

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あれ?坂口憲二?

「甘い人生」と
勝手に決めました、今。


そして、これが2011年最後に見た映画となりました。



粗筋は面倒くさいのでgoo映画サイトからそのまま引っ張ってきました。

長い上に改行してませんので
根気があるときにでもお読みください。


ソウルを一望できる優雅なスカイラウンジ。ここはソヌ(イ・ビョンホン)の城だ。7年かかってラウンジとレストランの総マネジャーであるこの地位までのぼりつめた。冷酷なほどに頭の切れる男ソヌは、表にも裏にも通るその手腕により、裏社会にも絶大な力を持つボスの信頼と寵愛を、一身に受けていた。ボスであるカン氏(キム・ヨンチョル)は、裏社会を牛耳る冷酷無比な男で、ある秘密を抱えていた。若い愛人、ヒス(シン・ミナ)のことだ。カン氏はヒスに他の男がいるのではないか、という考えに苛まされており、ソヌに彼女を監視させ、もし裏切りがあった場合には殺せ、もしくは自分に連絡しろと命じる。数日間の監視のあと、ソヌはカン氏の命令を携え、ヒスと男のいる部屋に押し入った。することは明白だ。彼らを殺すか、携帯電話で出張中のカン氏へ報告するだけだ。しかし、なぜかソヌは自分でも分からない想いに突き動かされ「二度と会うな。何もなかったことにすれば問題はない」と、男を追い出す。ヒスを見ると、ヒスは瞳を涙を濡らし「何もなかったことになんて、あなただったら出来るんですか?」と、まっすぐにソヌを見つめ返してくる。ソヌは全てを元通りにできると思っていたのだ。しかし、ふと我にかえり、自分のしたことに驚いてヒスに詰め寄る。「なぜ自分はボスを裏切るようなことを。自分のためでもないし、勿論あの男のためでもない」。するとヒスが言う。「私のためですか?」。そして、この時のソヌの決断は、対立する勢力に加えて、かつての仲間たちをも敵にまわし、取り返しのつかない抗争の渦へと、破滅への道へと彼を陥れていくのだった。


簡単に云うと
ビジネスマンの心得
「ほうれんそう」のうちの報告を怠ったが為に
上司のただならぬ怒りを買い、
とんでもない目にあう中間管理職の物語です。

なにしろ「儒教の国」ですから
日本のように叱責だけでは済まされません。

上司・部下の間柄でも
それが「親子」に匹敵する場合、
親側の権力たるや凄まじいもので
「いいつけを守らなかった」

「裏切り」。
「裏切り」

「制裁」。
という手順を踏むのは
いくらなんでも
親側の器が小さすぎるように見えますが
韓国ではそれが
どうも理にかなった論理となっているようです。

そういう儒教的上下関係のどツボに嵌ってしまうソヌですが
性格上、
恋しようが、失恋しようが、
信頼していた人物に裏切られようが
かつての仕事仲間にいたぶられようが
ナイフで刺されようが
銃で撃たれようが
殆ど感情が表情に出ません。
そして、無口です。
何も語りません。
多少のことでは「自分」を表に出しません。

なので終始、だいたいおんなじ顔をしています。

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こんなんです。

常に表情がニュートラルに入ってます。

それだけに
それだけに
ラスト近くに見せる
「実はこの人こういう面もあったのだよ。」
という
まるで少女マンガの
「不良が雨の中捨てられていた仔犬を拾う」
(「恋空」で例えれば「花壇に花を植える」)
みたいな場面に


やられました。
完全にやられちゃいました。

やってることは
ただ窓ガラスに向かって
シャドーボクシングに精を出してるだけなのですが。


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こんなビョンホンにノックアウト。

これまでずっと
「何が楽しくて生きてるんだろう」
みたいな顔をしていたソヌが
この瞬間だけは
自分を取り戻すというか
周りのしがらみから解き放たれていたようで…。

シャドーボクシングをやる前に
一旦廻りに人がいないか確認するところも含め
やられました。

これがソヌの
他人には見えてこなかった本性なんだ
と思うと、…もう。

くそぉ!イ・ビョンホンめ。

キラースマイル発動しなくても
充分にキラーですよ、この人。

この1分もないラストシーンが
どれだけ好きかを
他人に伝える言葉も
自分を納得させる言葉も
出てきませんが
凄く好きなことだけは判っています。

…て、
他の方のレビューを読んでみたら
「このラストシーンいらない」って
意見多いこと、多いこと。

そうなのか?!
世間的にはそうなのか?!

またか、また
「ああ、またも広い宇宙に一人っきり?友人たちは浜辺で楽しくバーベキューしてるのに、流木につかまった私は引き潮に乗ってどんどん沖に押しやられているような気分である。やめてくれ、遠くからなまあたたかい目で俺を見るのはやめてくれ!」(三浦しをん「シュミじゃないんだ」)
なのか。

仲間、仲間はいないのか…。

  
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