2008/8/4

「せいりょういんりょうすい」で一発検索できました  BOOK


久しぶりに図書館で清涼院流水さんのミステリーを借りて読んでいます。

タイトルは
LOVE LOGIC〜蜜と罰〜

清涼院流水作家生活10周年記念作品です。



ストーリーは




正しい選択肢を選び、理想の相手と脱出せよ――10人の男女による極限のラブ&デスゲーム開宴。
この世の中のどこかにいる理想の相手を探し出すことができる秘密サークル“Secret Lovers”。
あるとき、職業、性別、年齢もまちまちの10名が、山荘“ラフィン・ロッジ”で開催される謎の“Secret Love Party”に招待される。
理想の相手を夢見て、ラフィン・ロッジにやってきた面々だったが……!?
今宵、泊まりがけのお見合いパーティーが、史上最悪のデスゲームへと変貌する!
無事山荘を脱出できるかは、今、読者であるあなたの手にゆだねられる!


以上公式サイトより抜粋。

ようするに、会員制の見合いパーティに無料招待された10代から50代の男女5
組10名が、性別年齢に関係なくそれぞれ理想のカップルを成立させなければ、有無を言わさず殺されるという状況で、定められた時間内にそれぞれの組み合わせを見つけ出すという小説です。
10名が招待されたロッジに到着し、自己紹介するまでの前半部分が普通の小説形式、カップル探しとパーティが開かれた本当に理由が明かされるまでの後半部分がゲームブック形式になっています。
ゲームですので、誰と誰が恋人であるか推理して、最終的な決断を下すのは読者に委ねられています。(と云っても作者の手の中でですが。)
もし、カップルを間違えた場合は、その時点でストーリーはBAD EHDとして終了します。


流石、作家生活10周年記念作品とあって
公式ページではそれぞれの登場人物の顔写真を見ることもできる仕掛けも施されています。
ただし、正直、イメージが固定されてしまうので私は見ないほうが良かったと思いました。
特に30代女性が老けすぎ。それに対して50代女性若すぎ!!です。


で、肝心の物語ですが、問題はゲームブックになっている後半ですね。

複数の人物が無作為な選択で択ばれ、ある場所に集められるとシチュエーションはミステリーではありがちです。
この場合、100%確率でその人物は択ばれるべくして択ばれた人物であり、共通の理由があって集められたことになります。

ということで、このストーリーも10人全員が集まった時点で誰が誰とカップルになるかなんぞは2の次。
何故、択ばれたのが彼らなのか?どういう理由で集められたかが気になり、おちおちページ末の指示に従ってちまちまちまちま読み進める気になれません。

また、カップルを決める際、1人につき相手として2名ないしは3名選択肢にあがるのですが、その正しい選択の理由が決め手が今ひとつであるため、途中から「どっちでもいいじゃん」と、推理するのが嫌になってしまいました。

ゲームページの基本構造としては、私が知りたい部分(それぞれの人物の抱えている過去や謎の部分)はほぼ偶数ページに偏っているため、さくさく読み進めてしまいました。
ゲームの意味全くなしです。

どうせなら、こんなBAD ENDの文章にページを割かず、肝心の謎の部分に力を注いで欲しかったです。
ゲーム性が高いためか、登場人物も浅く描かれて、もったいないです。
今風にするためか20代の子は平気で自己紹介で「オタク腐女子」と名乗っています。
その割には「腐女子」的要素がないので、もしかすると、「腐女子」と云う意味を取り違えているのかもしれません。

とりあえず、前半部分はわくわくしながら読んだのに、後半はゲーム性が高い割には楽しめませんでした。

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