2008/3/19

「死刑」と「極刑」の違いって何?  TV


たいしたことではないのですが
以前から気になっている言葉に「極刑」と云う言葉があります。

今日、秋田県藤里町で06年4、5月に起きた連続児童殺害事件で、
殺人と死体遺棄の罪に問われた畠山鈴香被告に対し、
秋田地裁が無期懲役を言い渡しました。
もちろん、皆さんもご存知のとおりこの裁判の求刑は「死刑」でした。





ただし、ワイドショー等では「死刑」と云う言葉は、使わず、
「極刑」と云う言葉を使っていたと思います。

「極刑」とは「最も重い刑。日本では死刑のこと。」ということです。
ようするにその国での「最高刑」が「極刑」と云うことになります。
ただし、この日本では、誰もが「極刑」が「死刑」と思っていますし、
そのつもりで使用していると思います。

「極刑」も「死刑」も同じものなのに
なぜかこのところ
「死刑」と云う言葉が避けられているような気がします。

「死刑」というのは刑法上の罰の名称であり
片や「極刑」という表現はないそうです。
また、裁判ではその主文(所謂判決文)でも「極刑」の表現は使用せず、
「死刑」と表現するそうです。

結局、どちらにせよ「死をもって償え」と、云っているのでしょう?

それなのに「死」と云う言葉を避けて
「極刑」という当たり障りのない体のいい言葉を使われると、
ごまかされているというか、
なんかざらっとしたものが舌に残るような感覚に陥ってしまいます。

「極刑」と云う言葉、なんだか
「スチュワーデス」を「客室乗務員」とか
「植物人間」を「植物状態人間」とか
「成人病」を「生活習慣病」とか
「八百屋」を「青果店」とか
「浮浪者」を「ホームレス」とか
「屠殺」を「食肉解体」と云い換えるのと似ているように思えます。
云い換えたところで使い方と意味が同じです。

もちろん、「死刑」は放送禁止用語ではありません。
でも、着々と「極刑」が侵食しています。
これは「死刑廃止問題」がかかわっているからかもしれません。

そういう諸事情や法律のことを判らず書いているので
私如きが「死刑」と「極刑」を語るのは浅はかなことかもしれません。

でも、気になったので書いてみました。

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