1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2014/6/18
1959年にスタートした、NHK教育テレビジョンは、2011年から名称を
Eテレに変えた。
すでに、「ピタゴラスィッチ」は、2002年に始まっていた。
なかなか、先進的に見える番組作りをしている。しかし、奥理人編集長は、
AERAで、「基本的スタンスは開始以来かわらない」と言っている。
青少年の健全育成、知的好奇心に応える番組、文化芸術の継承発展、
福祉の4つの柱が、現在の番組づくりの基本になってるらしい。
受検の花道は、勉強をしかたを学ぶ番組で、とてもためになる(毎週
チェックしているわけではないが)し、数々の語学番組は、どれだけ
日本人の語学力工場に役立っているか(僕は、どちらかというと、
ラジオNHKですが)。
これからもどんどんおもしろい番組を作ってほしい。
そういえば、NHKには随分とお世話になっている。
高校の時には、大草原の小さな家のローラ・インがルス一家の物語に
ほろっと涙を流したし、時々、放映されるピーナッツシリーズをわくわく
しながら見たり、NHKのラジオ英会話は、僕の英語力を作った番組だ。
今は、FIFAワールドカップを見ているが、4年ごとにサッカーを見せてくれる。
最近は、朝ドラで、楽しませてくれたりもしている。
そんな、NHKに受信料を払うことを拒み続けましてすみませんでした、
なんて思うようになってきた。
NHKを受信することが多いからだ。
今は、BSの分も払っている。ちゃんと払い続けようとは思うが、
上の方に据えられた、右に偏った偉い人たちへの給与として支払っている
わけではなく、良質な番組を制作し、提供している人たちのために払っている
のですという矜持は持ちたい。
そういうことですよ。

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2013/7/13
テレビでは、America' Got Talent というタイトルの番組が流れている。
アメリカのテレビ番組のスター誕生のようなものだ。
歌とダンスとそのたの分野で、エンターテインメントとして選ばれるもの
だ。
仕事を終えて、FRへと行った。暑い日の続く中のその日のビールを飲むためだ。
そこにはいつもの店主の姿はなく、若いアルバイトの姿があった。
テレビでは、ツール・ド・フランスが流れていた。
カールスバーグを飲みながら、テレビを見た。
前にあったフードのメニューを思い出しながら(飲み物を出したら、ちゃんと
フードのメニューも出さないと、客単価はあがらないよ)、ハラペーニョを
たのんだら、オリーブが出てきた。オリーブはメニューになかったので、
ひょっとして、マティーニ用のものか?
別に支障はなかったので、オリーブを食べた。
このまま、黙っているとそのバイトの子にためにならないと思ったので、チェック
のときに話をした。
わかっているような、わかっていないような感じだった。
FRを出て、かごっま屋台村に行った。
前にも行ったことがある「もりやん」へと入った。博多ラーメンのお店だ。
店内では、2013年版のパンクミュージック(どうカテゴライズされている
のだろう)がかかっていた。
ラーメンは、少し赤玉(からし味噌)を入れすぎたのか、以前の味が変わって
いたような気がした。麺の一部が、だまになっていた。別にばりかたを(麺の
固さを現したもにですね)たのんだわけでもないのに。
細部に気遣いとか、心意気、姿勢が表れるというのに。
だまは、しゅるしゅるとスープの中で揺らしていたら、それなりにほぐれた
けれど。魂を込めろとはいわないから、少なくとも、お客さんにお金を
払う価値があったと思ってもらおうよ。屋台村は、たくさんの観光客が来る
のだから、ひとつのお店の怠惰が、鹿児島全体のイメージをつくることになる
のだから。まあ、これが鹿児島のサービスの程度ね、なんて思われたら、ものすごく
頑張っている人たちに申し訳ないはずだ。
まあ、確かに、全般として、鹿児島の「サービス」というものは、lax だけれど。
ホスピタリティがあっても、それが、サービスとして細部への気遣いとして宿って
いなければ、相手には伝わらない時代なのだから。
その一方で、サービスはお金で買うものだという考え方が、グローバルな
基準でもあるのだと思う。一流のサービスを受けたければ、お金を払って
サービスを受ける必要がある。200円とか400円とかのセルフサービス
のコーヒーショップで、過大なサービスを要求したり、クレームをつけたり、
それは、逆に消費者として、醜い。お金を払っているんだから当然だ、
という尊大な態度を醜い。
America's Got Talent には、スティービー・ニックスが出ていた。
もう63歳ということだ。姿は、昔の妖精的な面影はないけれど、
シュアな歌い方で、なかなかやるなと思った。
スティービー・ニックスは、フリート・ウッドマックの時代より、ドン・ヘンリー
やトム・ペティとデュエット をしていた頃がいい。
FRで、そのバイトの子にはいわなかったけれど、せっかくのビールが
泡にしっかりと厚みがつくられていないので、勿体なかった。
注いだら、ちょっと時間を置いて、泡が落ちつくのを待つべきだ。
ソリッドな泡は、ビールの旨みをしっかりと「閉じる」からだ。
ごく普通の日常に、大事なことが、たくさん含まれています。
FRを出て、Paradise Valley に行った。ちゃんとしたサッポロのドラフトを
飲みたかったからだ。ちゃんとした泡で「閉じられた」ビールだった。
隣には、私立の高校の英語の先生が座っていた。英語で話しかけてきたので、
英語で話をした。鹿児島から上智大学へと行ったらしく、横浜の保土ヶ谷に
住んでいたこともあるらしい。なかなかファニーな女性だった。
保土ヶ谷という響きは、長く横浜に住んでいた僕にとって、なにか懐かしいもの
を感じさせた。
その日、4杯目のビールは、少しぬるくなり、少し苦味を増していた。

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2013/5/10
Eテレの、TED のスーパープレゼンテーションは素晴らしい番組だ。
全て英語で行われている。各界の有名人が、プレゼンテーションを行う。
コンピューターについて、マジックについて、映画の撮影について。
その番組ではなく、今日は、「ソウル白熱教室」を見た。
NHKのEテレで流れる番組だ。
マイケル・サンデル教授の「ハーバード白熱教室」がヒットして。
次々と「どじょうが2匹目 的」なシリーズが出てきたが、「どじょう」
は、たくさんいるらしい。
「ソウル白熱教室」は、ソウル大学のキム・ナンド教授が、大学生に向けて
仕事とは、さらには人生とは、というような内容についての講義を4回にわたって
行うというものだ。
韓国の就職事情は、日本以上に大変だったりする。
就職浪人は、57万人で、大学を卒業しない、NG(NO GRADUATION)族も100万人
くらいいるらしい。5000万人の人口の韓国で、それだけの人たちが就職を
しないでいるということは大変なことだと思う。
それぞれの人は、自分の能力を「スペック」として表現し、学歴・成績・英語力
を基本能力として、ボランティア経験や賞の数や企業での経験や留学経験を
追加していく。そして行き着くのか、外見だ。
韓国で整形が多いのは、就職をするためというのも理由もひとつらしい。
キム・ナンド先生は、そんな若者たちに向かって、そうじゃないんだよ、
若さというのは、失敗が許される時なのだから、どんどん失敗して、
大事なのは、自分を成長させることなのだということを訴える。
優しい、そして、芯のある表現で、伝えていく。
なかなか、いい番組です。今日は1回目。4回シリーズ。
キム先生、また、よろしくお願いします。
あっ、キム先生、僕も先生の本、『つらいから青春だ』、読みました。
そうなんですよ、若さって、一番、大事なんですよね。
でも、それって、若いとわからないんですよね。

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2013/5/4
Eテレというのは、その昔、NHK教育テレビと言われていた局だ、
大昔は、なかなか「硬派」な感じの番組が並んでいた。今もそういった
番組の内容は変わっていないものもあるが、Eテレという名称に変わってから
かなり、視聴者の興味をひくような番組作りが行われているような気がする。
例えば、「テストの花道」、学習とその効果という視点から、勉強の方法を「科学的」
に分析していく番組だ。所ジョージさんと、TOKIO のリーダーが、MCをおこなっている
のがいい。大人が見ても、ためになる番組だ。「ドラゴン桜」を思い浮かべる人も
いるかもしれない。作り手の中には、「ドラゴン桜」が好きな人がいる
はずだ。
さらに、「ダンスアカデミー」というような番組もある。
エグザイルのメンバーの2人が、講師になって小学生に、ダンスの基本から
教えるというものだ。
小学校の体育で、ダンスが必須科目になり、小学生でダンスは、must となって
いるのだ。ダンスといっても、フォークダンスとか、ソーシャルダンスとかでは
なく、ヒップホップダンスだ。
自宅の近くに、3月1日に、ダンススクールが出来た。
夜10時くらいでも、小学生がダンススタジオにいたりする。お母さんたちが
外で待っていたりする。
きっと、必修になったため、塾感覚で通わせている人もいるのだろう。
ダンスは、有酸素運動にもなり、リズムに乗れば、カタルシスも得られます。
dance,dance,dance です。
個人的には、「スーパープレゼンテーション」好きです。
各界の著名人の英語でのプレゼンテーションの番組です。
「会社の星」は、会社での「生き方」を学び、「東北発未来塾」は、
東北の復興を探る。「Rの法則」は、現代の中高生の意識を探るという番組だ。
Eテレ、探検してみる価値ありです。

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2013/3/15
鹿児島でも、福岡ベースの深夜番組が、どぉーも(ちょっと名前が微妙に
違うかも)を流れている。
今日は、香川へ行って、うどんを食べるという企画だった。
昨日は、鹿児島中央からの列車の特集だった。JR九州的な番組だ。
鹿児島中央から指宿行きの、たまてばこや、鹿児島中央から霧島方面への
隼人を特集していた。
番組全体に、なにかと、福岡のにおいがして、なんか懐かしい気がする。
鹿児島とは、確実に異なる空気だ。
すんませんで、2人組のお客さんがいた。
30代くらいの男女で、福岡から来たということが、しゃべる方だった。
ちがうっちゃと言っていたので、北九州ですか?という感じだったが、
その他の喋り方が、福岡という感じだった。それでいて、鹿児島には
お母さんが住んでいるらしく、一体、どこの人なのだろうと思いながら、
お店の人と、モウリーニョ監督のことについて話をしていた。
なんか、福岡県、懐かしいです。
といっても、北九州、しかも、小倉に限定された地域ですけれど。

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