1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2014/7/29
昨日買って、本日、ジムで読みきった本。
『弱いつながり』東 浩紀著。
作家、思想家である作者の、これからの生き方を書いたものだ。
なかなか面白かった。
その中で紹介されている、BBCの4分の番組。縦軸が寿命、横軸が富。
200年間で、世界は取りあえず、長生きできるようにはなってきている。
長く生きれることが、人の幸せのひとつだとしたら、世界は、取り敢えず、
幸せには向かっているのだろう。
http://www.dump.com/hansroslings/
健康について教えている教授が、世界の2009年までの200年を、縦軸に寿命、横軸にひとり
あたりの収入をとって、図式化したものだ。茶色はヨーロッパ、赤がアジアの国々。
丸の大きさが、人口を表す。

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2014/7/26
コンビニは、全国に5万3008店舗あるらしい。コンビニエンス・ストアは、
5万店舗が飽和点とされていたらしい。
もう軽くその数を超え、さらに店舗は増えていく勢いだ。
2013年のコンビニエンス・ストアの売り上げは、9兆8189億円。
その9割は、セブン・イレブン、ローソン、ファミリー・マート、
サークルKサンクス、ミニストップが占める。
中でも、セブンは、38.5%、ローソン、19.8%、ファミリーマートは、
18.9%で、3社の占有率が高い。サンクスは、10.3%で、至るところでの、
「鞍替え」に合っている。
コンビニエンス・ストアの品揃えもなかなかなものになってきている。
その一方で、プライベートブランドとやらが、個性をなくしている面もある。
セブンは、高齢化に合わせて、ケータリングを始めているし、ローソンは、
野菜などを充実させたり、各店舗でキッチンを持ち、作り立てを提供しようと
もしている。
鹿児島へとやって来た2年前には、セブン・イレブンはほとんど目にしなかった。
セブン・イレブンは東京の遠くのブランドだったのだ。
しかし、ここ2年で、セブン・イレブンが増加し、サンクスがすべて、ローソンに
鞍替えして、その3社のシェア争いになっている。
個人的には、ローソンが好きだ。おにぎりでは、焼きカレーなんかもつくっているし、
げんこつコロッケや、げんこつミンチなども、なかなかいい。
鹿児島の若者が言っていた。
セブンのお弁当、めっちゃおいしくないですかあ。やあばあいですよね(あ、に強い
アクセント、鹿児島弁)。
新しいもの、味は珍しいのだ。
若者、それ程、どのコンビニのお弁当もかわりは、ないぞよ。
ローソンの新店の展開は、1100店舗らしい。
玉塚 元一社長は、ファストりーてーリングの社長でもあった。
新浪 剛史会長は、ローソンを引っ張ってきたが、サントリーの
社長になった。やってもなはれと言われて。
コンビニエンス・ストア、いつの日か、バブルの後のテーマパークの
ように、だいなそーになってしまうのだろうか。
今は、まだまだ、「ホット」だが。

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2014/7/21
京都の祇園祭は、これはこれはという人で八坂神社周辺の東山周辺が、
祇園の街が盛り上がるお祭りだ。勿論、お祭りは、無病息災などの
人々の幸福を願っての祭事であることには間違いない。
本場京都の後祭りは、24日だ。
鹿児島では、その祇園祭は、おぎおんさんあ、みたいな感じになる。
祇園祭は、京都から全国に広まり、その名残でお祭りを継続している
ところが、日本中の地方都市であるのだろう。
初めから見たわけではないが、丁度、夕方に行った時には、突然の
雨が天文館に降り落ちていた。地域に山ほどある、コンビニのビニール傘が
売れに売れたに違いない。
八坂神社へとお神輿を戻す頃には、雨は最高潮に達していた。
1時間くらい降り続いた後、雨は上がり、天文館の上には青空も見えていた。
商売繁盛のお祭りでもあるが、商圏はどんどん鹿児島中央駅に移っていく。
九州新幹線が開通した2011年の翌年の2012年6月に鹿児島へとやって来た
僕にとっては、鹿児島中央駅は、「中央」なのだが、地元の人にとっては、
鹿児島中央駅は、「かつて西駅だったところの」という関係代名詞の節が
つく地域だ。今でも、西駅という人がいるに違いない。ウェストエンドなのだ。
西駅の前は武駅で、大昔は田園が広がる地域だったのだ(成金地主さん、
いますね、失礼)。
JR九州のアミュプラザは、鹿児島に別館を建て、博多駅のように、東急ハンズ
を入れようとしている(嬉しいぞ、個人的に)。ハンズカフェも入るらしい
(全国のハンズにあるというわけではない)。
さらに、アミュプラザの本館に、渋谷109を入れようとしている。
夏のバーゲン時期にも関わらず、秋のグランドオープンに向かって、改装が
続いている。
そんなあおりを受けて、紀伊国屋書店が縮小してしまった。
鹿児島で、圧倒的な存在感の本屋さんは、マルヤガーデンズにある、ジュンク堂
だ。2フロアーにわたって圧倒的な本を揃えている(鹿児島サイズでという枠内で
のことだけれど)。コーナーの分け方や、おすすめのポップなども、本が好きな人たちが
工夫を凝らしてディスプレイをしているということがよくわかる。
神戸の三宮のジュンク堂にもよく行っていたことがある。
地理的なこともあり、紀伊国屋書店で本を購入するが、紀伊国屋書店の
それは、なんとも味気ない。まあ、大阪の梅田規模の紀伊国屋書店や
新宿西口の紀伊国屋書店は別だが。
今回の改装で、ペーパーバック類(英語で書かれた本)のコーナーがなくなって
しまった。まあ、買う人がいなかったのだろうから仕方がないのだけれど。
ジュンク堂が入った、マルヤガーデンズは、なかなか曲者で、インショップも
素敵なお店が入っているし、鹿児島独自の商品なども揃えている。
さらに、中に入っているガーデンズシネマは、圧倒的な「単館系」の
匂いがする映画館で、東京の銀座、日比谷界隈にあってもおかしくないくらいの
セレクションをしている。
しかし、感度が高すぎるのは、マルヤガーデンズは、いつも空いている。
鹿児島の風土には合わないのだろうか。もったいない気がする。
6月灯、祇園祭、鹿児島に夏が、やって来ています。

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2014/7/20
24時間戦えるということ自体が、無理な話で、過去の戦争においても
どうやって兵力の「回復」を図るかということが重要で、そのために、
「休息」や「リラックス」という時間を持ちながら、長期的に兵力を
疲弊させず。モティベーションを高く持つことを継続させるということにも
気を配るのが、マネージメントというものなのだろう。兵力とマネージメント
という組み合わせには違和感があるが。
日本は、昔から根性でなんとかなるさ、根性でなんとかするのが、あるべき
姿だという風な風潮がある。その精神が重要な時もあるが、ほとんどは無理難題
で、そのせいで、たくさんの人々の命がなくなって来たりしたのだ。
その風潮が、まだまだ残っているのは事実だ。
仕事においては、僕のその空気が染みついているところがある。
die hardな姿勢だ。
リゲインの最近のコマーシャルについて、今日の日経新聞の春秋のエッセイに
書かれていた。リゲインは、ユンケルを頂点とする(頂点としないからもしれませんが)
飲み物(ほとんどは、無水カフェインが50ml配合されていて、元気になった気になるのは
そのカフェインのせいなのだけれど)で、1980年代から90年にかけて、「24時間戦えますか」
のコピーで、宣伝をしていた。その流れは、オロナミンC(これには、無水カフェインは
入っていなかったと思う。生卵と混ぜて、ミルクセーキというようなCMも大昔にあった)
からの流れとして(比較的小さな容量で、医薬品と炭酸飲料の境を行ったり来たりする。
それを、大きくして、もっと飲みたいでしょうとしたのが、デカビタだ)、リポビタンD
(ここからは、無水カフェインが入っている)やタフマンや、チオビタやユンケルへと
つながり、夜遅くまで働く(働かされる)労働者のための「景気づけ飲料」として
存在している。まあ、個人的には嫌いではないけれど、無水カフェイン入りのものは
出来るだけ飲まないようにしている(コーヒーは飲むのだけれど)。
そこから、カフェインを取ったものが、働く女性をメインターゲットにしたものだ。
最近、なんとなく流れている、リゲインのコマーシャルは、エナジードリンクということで、
うるせい奴らの実写のラムちゃんが、空を飛びながら、24時間働くのはしんどいという
風に歌う。ラムちゃんに扮するのは、すみれさんで、なんとなく大型のラムちゃんだけれど、
コピーに、3、4時間働けますかという風に出てくる。
なかなか、いい感じだ。
日経のエッセイを見て、昔の頃のコマーシャルとメロディは同じということを知って、
YOU TUBE で見てみたら、確かに同じで、全く気付かなかった。
エナジードリンクは、各社から販売されている。
レッドブルでおなじみのものだ。レッドブルは海外の会社で、販売量を伸ばしている。
その市場を埋めていくものとして、各社はエナジードリンクを開発している。
メインターゲットは、20歳〜30歳代の男性だろう。
24時間戦おうとする精神論を捨てること、それはきっとこれから必要な
ことだと思う。
「エナジー系ドリンク」、おお、元気出たーと思ったら、それはカフェインのせいかも
しれません。一時的です。
バランスのとれた食事、休息、適度な運動、やはりそれらが、遠回りのようで
基本です。
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2014/7/19
朝から、MLBの放送を、NHKのBSで観ていた。
BSでスポーツを観るというのは、ここのところの習慣となっていた。
2週間くらい、ずっとワールドカップが放送されていたからだ。
2週間のワールドカップの期間は、あっという前に終わってしまった。
日本の姿が、あっという間に亡くなってしまったのは残念だが、色々と
面白い大会だったと思う。
今朝は、テキサス・レンジャーズとトロント・ぶりージェイズの試合が
流れていた。ダルヴィッシュが9勝目の勝利をかけて、先発ピッチャーとして
出場していた。ブルージェイズには、セカンドで川崎宗則選手が出ていた。
川崎選手は、レギュラーとして、3割近くを打っている。
放送の音声を英語にしていた。野球用語が飛び交う解説だ。
その放送で、ダルビッシュ投手が、川崎選手に投げている時に、
解説者は、この2人は、日本のパシフィックリーグで、ホークスとファイターズ
で何度も対戦していますから、お互いのことは知っているんですよねと言っていた。
試合はレンジャーズが勝ち、ダルビッシュ投手は9勝目をあげた。
その後には、ロサンジェルスでの、ロサンジェルス・エンジェルス・オブ・アナハイム
とシアトル・マリナーズとの試合が行われていた。
マリナーズの先発投手は岩隈投手で、同様に9勝目を目指していた。
試合は、どこまでも続き、16回裏に3−2になり、シアトル・マリナーズが
さよならゲームで負けた。
長い、長いゲームウォッチだった。
小学生の頃は、野球に熱中していた。
メジャーリーグは、大リーグとしか呼ばれていなかった。
きっと昔からメジャーだったのを、大リーグと訳していたのだろう。
大リーグと日本のプロ野球は、昔から交流があった。
イクシビションゲームで日本へとやって来た大リーグの選手たちを
9連続三振に取ったのは、沢村英治だった。1934年のことだ。
沢村賞は、そこからきている。
メジャーリーグの放送中、ユウ・ダルビッシュは、日本で、沢村賞を取っていると
放送していた。それは、日本のサイ・ヤング賞のようなものだとも言っていた。
日本の野球とメジャーリーグは、今後どうやってつながっていくのだろう。

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