2014/2/13
桜島は、桜島君なのか、桜島さんなのか、桜島ちゃんなのか、きっと多くの
人は、桜島君というのだろう。西郷さんが、「桜島君、活発じゃのう」(これって、
鹿児島弁じゃないでしょう)なんて言っていそうだからだ。
「桜島ちゃん、今日も、ご機嫌斜めだね」なんて、言いそうにない。
当然のことながら、鹿児島にいると(薩摩川内とか、出水とか、与論島とか、
奄美大島とか、志布志とかに住んでいれば別だけれど)、桜島が日常の風景になる。
視線のどこかに、桜島が現れてくるのだ。
JRで、鹿児島中央から指宿に行くとき、鹿児島中央から国分へと行くとき(このときが
一番、桜島を鮮やかに近い距離で楽しめる)、垂水フェリーで、鴨池から垂水へと行くとき、
桜島フェリーで、桜島へと向かうとき、飛行機で桜島上空を飛ぶとき、そこには桜島がある。
阪神間の人にとっての「そこにある六甲山系」のような存在なのかもしれない。
鹿児島人にとっての桜島だ。
おまけに、生きていて、頻繁に感情をあらわにするわけだから、まあ、憎めないという
感じだろう。いくら灰をまき散らすにしても。
桜島は、約2万6000年前に誕生し、現在まで17回の大噴火を繰り返している。
1914年1月12日、大噴火が起こった。大正大噴火だ。100年前。
そのときは、灰が上空8000Mまで立ち上ったらしい。
大正大噴火100周年ということで、いろいろなイベントが開催されている。
桜島どん、当分は大噴火は、やめてね。
まあ、温泉は楽しんでいますが、桜島どんのおかげですが。
ベランダから、桜島の姿が見える。
太陽が昇る、東側だ。

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