1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2014/2/28
種子島から、雨量をさらに詳細に調べることができる、H2Aロケットが打ち上げ
られた。午前3時30分過ぎのことらしい。
現在は、午前6時30分で、それでも早起きだ。5時とかに起きたりするのは、
仕事関係で、研修の準備のために早起きしたり、仕事での移動のために5時前に
起きたりするくらいだ。
このブログを書くのは、ほとんどが夜だ。
朝に書くことは少ない。本当は、頭がすっきりとしてきた朝の方が、
明確な内容のものが書けるのだと思うが、なかなかそうはいかない。
まあ、夜11時とかに、はい、もう寝ますなんてならない限りは難しい。
世のお母さん方の中には、4時とかに起きて、お弁当をつくっていたり
するのだろう。勿論、早起きのお父さんもいるだろうけれど。
H2Aのロケットは、日本とアメリカの共同制作ということだ。
そのせいもあってか、キャロライン・ケネディ日本大使が、
鹿児島県の種子島の打ち上げに立ち会っているようだ。
数日前には、鹿児島県の県庁を訪問し、鹿児島の高校生や大学生の朗読する
詩(キャロライン・ケネディ氏は、詩がひとつの代名詞にもなっているのだろう)
を聞いたらしい。
沖縄に続いて、なかなか精力的に日本を訪問している(まあ、今までの
大使も日本中を訪問していたのだろうけれど)。
明け方、まだ太陽が昇り、桜島が明るくなる前(ベランダから、東の方向に
桜島の右上と真ん中あたりが見えるのだ)、桜島の右横に星が輝いている。
明け方の金星だろう。
左側に見える鹿児島中央駅から、新幹線が左へと流れていく。6時台の始発なのだろう。
久しぶりに、ラジオを「英会話」を聞いている。
高校生と大学生の時によく聞いた番組だ。僕の英語力の基盤は、この番組に
よるところが多い。
少し早起きして、また「英会話」を聞いて、錆びた英語力を磨くことをして
みようか。
継続するのが難しいのですが、結局。
昨日、東京の同僚の星野さんから電話があった。6月で定年になるということ。
そんな時代になったのか。3か月の有給があるので、今週が最後の週になるらしい。
ギター少年だったので、ストーンズ行ったのですかと聞いたら、やはり、行った
と言っていた。さすがだ。東京ドームで、5万人くらいが来たらしい。
ストーンズのメンバーが、あれだけ揃って、コンサートを行っていること自体が
凄い。ビートルズは、ポールとリンゴだけになってしまったというのに。
星野さんは、6月に契約社員として、再雇用されて、別の事業部で働くらしい。
1年だけというようなことを言っていた。
星野さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
ロックン・ロール。
アンド、
ピース。

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2014/2/27
カルビーが、イギリスに進出する。本日の日程新聞に掲載されてた。
3月に現地法人を設立して、販売している菓子の輸入を始めるらしい。
その商品は、やめられない、とまらないではなくアメリカで製造・販売している
「スナッピー・クリスプ」というお菓子だ。
さやえんどうを原料としているらしい。
土曜日のスマ、スマで、カルビーや明治のお菓子のランク付けを行っていた。
(何か1位だったか、すっかり忘れてしまったが)
やめられない、とまらない、かっぱえびせんは、海外でも人気になるのだ
ろうか。
You can't stop it, never can't stop it.
こんな感じのコピーだろうか。

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2014/2/26
2月の電気使用料の領収書が、ポストに入っていた。
まあ、値段が高いのは仕方ないとして、「燃料費調整額」というものに
注目。132円。再エネなんとか課金は、78円。それは、原子力発電以外の
電力の買い上げのための金額ということはわかるけれど、「燃料費調整額」
というのは、ちょっときな臭い。火力発電の燃料費が輸入のため、かかるので、
国民みんなで負担して(電機は、ライフラインだが必要な「行為」であることは
わかるけれど)、この危機を乗り切りましよう。原発が再稼働するまで。
輸出を主としている会社が、円高になったからといって、商品にすぐに「価格転嫁」
をしたりはしない。
電力会社は、「独占企業」をいいことに、好きなように値段を決めているように
見える。
勿論、今、この瞬間にも、福島の原発の現場で、頑張っている(それこそ、死ぬ
ような思いをしている東電の社員の人たちがたくさんいるということは想像できる)
人たちはいる。問題なのは、その「既得権的な」ビジネスの流れの中で、甘い汁を
吸っている人たちが問題なのだ。
原発が再稼働すれば、その「燃料費調整額」というのはなくなるのだろうか。
これは、大手銀行が、ゼロ金利を「永遠に」続けて、バブルの頃に好き勝手
につくった「不良債権」を、国民のお金で(ゼロ金利にすることで、1%とか
2%とかの金利を払わなくて済みます)解消して、過去最高の利益を上げたり
することと似ているような気がする。
電気代、レシート、じっと見ないとだめです。
これ、何って、聞かないと、思わないと。
日本はよくなりません。
アメリカからの、シェールガスの輸入も始まりそうですし、GMも日本へと
風力発電、「再」参入を始めます。
日本には、こういった「外圧」が必要です。

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2014/2/25
昨年から始めたことだが(と言っても、一昨年の冬には鹿児島にはいなかったけれど)、
今の時期に、日本中の色々なところの友人に、タンカンを送っている。
タンカンというのは、ポンカンとネーブルの自然交配種(自然というのがいいです、
ポンカン家の「とん」と言います。ネーブル家の「ソニア」です。よろしくお願いします、
というわけで、2人が「くっついた」のだ)のミカン科の常緑樹らしい。
中国の広東省(カントニーズを喋るのだな、マンダリンではないのか、なんのこっちゃ)
がオリジナルで、1896年頃に台湾から移植されたとウィッキ君が言っていた。
現在の産地は、沖縄県と鹿児島県の離島で、屋久島、種子島、奄美大島などらしい。
中でも屋久島のものは有名らしい。1月のみにとれるので、完全に季節ものだ。
希少価値も高いので、「新宿のお値段の高いフルーツ屋さん」などでは、高値で
出ているのだろう。なんせ、輸送料だけでも結構なお値段になる。
そんな、ポンカンは、街の果物屋やスーパー(鹿児島の「超」ローカルなスーパー、
それでも一時は上場(東証2部だったと思う)していた、なかなかの売り上げのスーパー、
タイヨーなどに並んでいる。鹿児島中央の駅前すぐに、ダイエーが大きな看板を
出して存在するが、大きな看板の割には、存在感が鹿児島ではない(まあ、日本中での
ことだけれど、何を隠そう、今の仕事の前は、ダイエーグループの中でも「異色な」
雑貨屋の大中に就職して、渋谷店と原宿店で店長を務めていたのは、僕だ。
雑貨屋特集で、オリーブの記事にも出たことがある。そのオリーブは今でも持って
いる。関西の関西大学というところを卒業して、初勤務が渋谷だった。
4月の入社式は、東京タワーの近くの大きな会場で入社式が行われ、中内さんが
レーザー光線の中、ステージに「移動式の台から」現れたのを覚えている。
ローソンとか、フォルクスとかが、まだ、ダイエーだった頃のことだ。
栄枯盛衰)。
タンカンを買うのは、近くの果物屋さんの、太子堂だ。
そこで、2500円〜3000円のものを買い、1000円くらいの送料を支払うのだ。
そこは親子で経営している果物屋さんで、お父さんらしき人の時も、息子らしき
人の時も、お釣りの向きが、見事にバラバラだった。こういうのって(どこにでも
あるけれど)鹿児島的だな、誰か注意してあげればいいのに、商売って、そういった
「細かい気配り」の積み重ねなのにって教えてあげればいいのに、なんて思った。
全体のサービスレベルが低いと(いい人ばかりのなので、個人の資質の問題という
より、周りの環境と個人の姿勢の問題なのだ)全体のサービスレベルは向上しない。
マージナルな地域にある鹿児島は、その向上の必要性を考えている人は少ない。
しかし、鹿児島の外に出たりして、サービスということの本質をわかって
いる人もいる。わかるというより、体感するのだ(多分、他では当たり前のような
ことを)。そういった人が、細やかなサービスを提供するお店を開いても、なかなか
うまくいかないことも多いと思う。来るお客さんが「気づかない」からだ。
太子堂のお父さんらしき人も、息子さんらしき人も、僕が外に出るときに、
「ありがとうございました」がなかった。まあ、別にそれを求めているわけでは
ないけれど。商売の基本でしょう。京都の街の喫茶店のウェイーターのバイト
でもしてきなさい。こわーい、マスターが商売の基本を教えてくれると思う。
「ほら、ほら、ちゃんとお客さんの方、見とらんと。お冷のグラスが空になって、
さっき、ちらっとこっちの方、見てたで。じぶんに1時間850円はろてんのは、そういう
時のためやろお(お客さんがなんとなく、こっちを見たときに、何か、欲しいもんあるんかな
って気使って、実行してもうらうためにやで)」なんて、穏やかな口調で言われながら。
ああ、こわっ。
新幹線のおかげで、飛行機のおかげで、たくさんの観光客が訪れたとしても、
そのサービスの基本が「おもてなし」として根付いていない限りは、あの土地には、
おいしいものもあるし、雄大な自然もあるし、気候も暖かいし、温泉もあるし、
それに何より、「よく気が付く」穏やかな、いい人たちがいるから、あと100回は
行きたいよにはならない。
現在、致命的なことに、鹿児島には、上の文中の「よく気が付く」が欠けている。
そして、そのことに気付くためには、「よく気が付くが欠けている」、だけに、
ちょっと時間がかかる。
まあいい人ばかりで、過ごしやすいのだけれど、そんな瞬間に出くわすと、
「商売しておいて、そんなこともわからんのかい、お金もうとんやろ、
このぼけがあ」という体の中の「小さな原理主義者」が騒ぎ出すのだ。
タンカン、スィートです。その味を、少しビターにしないように、しないとね。

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2014/2/24
株式は、その会社を「信用して」「応援しますよ」という証だ。
お金を投資しますから、あなたが目指す、会社の存在意義を継続的に
世の中に提供してくださいな、というサインだ。
ただ、その会社との関わり(コミットメント)が短いか、長いかが
問題になるのだ。
その会社をただのお金を生む道具と考えているか、本当に応援しているかの
どちらかだ。まあ、自分の会社の株を、持ち株会で持つという「自虐的」な
「catch 22」的なものもあるが。
NISAというのは、少額投資非課税制度という、銀行や郵便局や「家の箪笥」に眠る
お金をもっと動かすためにつくられたしくみだ。配当にかかる税金を普通のものより、
大幅に少なくしますよ、という制度だと思う。ネット証券でも、銀行、郵便局でも
申し込むことができる。まず、その組織に口座を開き、お金を入金する必要がある。
例えば、松井証券に、ネットでの売買用の口座を開いて(管理費をその組織に払う
必要がある。これは固定費だ)入金をする。例えば、100万円を入金する。
その中で、銘柄を選びながら、株式を買う。すぐに買うことができるわけではなく、
買い注文と売り注文を出して、そこで売買が成立するときは、その時の値段で決まり、
100万円の中から、手数料が一緒に引かれ、画面上で、その時の購入時の金額との
差額が画面に出てくる(ネットでの場合)。ネットでの売買ができるようになるまでは、
証券会社の窓口へ行って、担当の人のアドバイスを聞いて、それなら、お願いしますという
ように、複雑怪奇に見える株式の世界を、担当者が説明してくれる。その分、相談料として、
手数料として、がっぽり、いただきますよというわけだ。
それに比較して、ネットでの取引は、アドバイスがないだけ、簡単だ。
この会社の株式を買いたいな、クリック。これで終了。たいていは翌日には、
いくらで購入になったか、画面上に出てくる。
100万円分の株式を売りたい場合も、すぐにお金に変わるわけではなく、売りの注文を
出して、それを買う人がいないと売れないのだ。
お金の専門家の本を何冊か読んだが、専門家でも(証券会社の人でも)株式の動きを
完璧に把握はできない。専門家も、こうなる可能性が高いという「理由」を持っての
確率を話しているにすぎない。当たるも八卦、当たらぬも八卦。
最終的には、自己責任の問題なのだ。
株式は、ある年には、20%上昇し、ある年には20%下落したりする。
いつ買って、いつ売るかということが問題なのだ。但し、売買を繰り返していると、
手数料ばかりかかって、結局は知らないうちにお金を使ってしまっているということ
にもなる。その手数料は画面上のその株式の最新の価格に隠れてしまうので、
自分がどれだけの手数料を払っているかというのは、わからなくなる。
ネットでの株式を始めたのは、相当前だったと思う。
今は、−20万円というところだ。
ここのところの株のアップダウンの中で、+になったときもあったが、結局
−だ。数年前には、−120万円だったりしたこともあるので、今の状態には
満足はしていないが、安心はしている。
株式はアップダウンを繰り返すものなので、また−が膨らむこともある。
それでも、長く株式を持っていると、配当や優待券などが送られてくるので、
その−をカバーしているくらいにはなる。まあ、−120万円をカバーするくらいには
いかないが。20万円くらいだったら、十分にペイをしていると思う。
きっと、NASAを始めた人たちは、アップダウンに一喜一憂して、売り買いを繰り返すと
結局、手数料がかかって、出た利益分を十分に食い崩すことになる。
証券会社は、その手数料利益を出しているのだ。
色々な本を読んだが、株式は長期に持つことが、やはり一番の道のようだ。
株式を買うことで、世の中の動きに興味を持ち、勉強するようになるのだ。
株式は、博打ではない。

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