2014/1/21
すべては、トレード・オフの関係にある。
こっちをたてれば、あっちがたたずというやつだ。
原発が稼働しないと、このまま火力発電のためのエネルギー
を海外から輸入し続けないといけない。火力発電は、二酸化炭素の排出に
より温暖化を加速させる(専門家ではないのでわからないけれど、そうでしょ
先生?)。
原発が稼働しなければ、電気代は上がり続ける。太陽光、風力、水力で、
現在の電気の使用をカバーするには全然足りない。原発をなくすのであれば、
全員が腹をくくって(そのお金を負担するのは、最終的には、ごく普通に
真面目に暮らしている人たちなのだ)、その方向に向かうしかない。
経済は停滞するかもしれない。
原発は処理の仕様がない、残骸を残していく。
確かに、原発により、温暖化を助長するような二酸化炭素はでない。
そういった意味ではクリーンエネルギーなのだろうが、その残骸は
クリーンではない。
九電は、2013年7月に川内原発(鹿児島県川内市)の安全審査を申請した。
鹿児島の伊藤知事は、2014年の6月の議会で再稼働についての審議をしたい
と表明している。だから、国に審査を3月までには終えてほしいと言っている
らしい。
全国で規制委に審査を申請済みの原発は16基。
今のところ、鹿児島の伊藤知事のみが再稼を促進するような発言をしている
らしい。
鹿児島の北西部にある薩摩川内市は、原発による経済的な恩恵を受けているのだ。
それが、今は宙ぶらりんな状況になっている。
1基が再稼働すれば、雪崩式に次々と再稼働されていくだろう。
no nukes には覚悟がいる。
それでも覚悟しないと。核のゴミは、どこにも安全に処理できる場所など
ないだろうからだ。

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