1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2014/1/28
きょうの料理のビギナー用の番組がNHKで放送されている。
番組を見る時間はないが、テキストは買って、それらしきものを
切抜きしてファイルに入れている。簡単につくれる、それでいて
ちょっと手が込んでいる料理だ。ファイルをしたからと言って、それらを
つくるわけではない。料理の本も山ほどあるが、目を通して、トライして
みたのは、ワンピースのサンジのやつくらいだ。僕はコレクタータイプ
なのかもしれない。それでは、断捨離はできない。
この年になると、本当に必要なものを絞り込んで、必要のないものは、
切り離していくべきなのだ。Life is very short.
その料理本の中で、関谷英理子さんが、スィーツについてコラムを書いて
いた。アメリカで、Would you like a candy bar?と聞かれて、仕事中だし、
棒付きのキャンディバーはと思い、No, thank you.と答えたらしい。
そしたら、同僚たちは、あの棒状のチョコ(スニッカーとか、例の形態の
やつですね)を食べ始めたということ。アメリカでは、チョコもキャラメル
もキャンディーというらしい。
JR九州が、2015年の夏から、大分と長崎のローカル線で、スウィーツ列車の
運行を始めるというニュースが出ていた。列車のデザインは、勿論、水岡
鋭治さんだ。
七つの星の次は、スィーツだ。
なかなか攻めの姿勢だ。七つの星の豪華列車の予約もぎっしり埋まっている。
しかし、かけたコスト、かかる維持費なども考えると利益は少ない。
乗客の数は限られているからだ。
しかし、それで話題ができれば、九州とやってきて、列車に乗る人が増える。
そういうことだ。なかなか、いい。ドル箱の東京ー大阪の新幹線の線を持っている
JR東海とかと違って、九州新幹線の収益は頭打ちだからだ。もっと人を九州に
呼ばないといけないのだ。

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2014/1/26
美人が多いとか、そんな括りで、秋田はどうのとか、神戸がどうのとか、
仙台がどうのとか、そんな「感覚的な」言い方がなされるけれど、
あまり、そういった話題に上ってこない、鹿児島には、きっと美人が多いと
思う。
Beauty is only skin deep.
レクター博士的に言えば、皮膚をはがせば、みんな同じだよ。
しかし、サー・アンソニー・ホプキンスも同意すると思うけれど、美人と
言われる人を見ていると、デザインとか、造形的に、すばらしいと思う。
女性が、ハンサムガイを見てのと同じ感覚だと思う。まあ、それぞれに
好みや感覚があるから、それぞれの「美人」「美男」は、それぞれ
違うけれど。平安時代の美人、江戸時代の美男は、今とちょっと違うしね。
鹿児島の方言としての、「〜け」という語尾には、なかなか慣れない。
女の子が、「〜け」「〜け」と、けを連発するのには慣れない。
少し、緩めに話しながら(アメリカもそうだけれど、やはり南に下がると
言葉のスピードは、ゆるーくなるのだ。ロスの刑事ドラマのボスが喋って
いる感じだ。ケビン・ベーコンの奥さんだ。はい、タイトルとその女優の
名前を忘れたということですね)、「rap」する。
「〜ちゃ」「〜しとん」「〜しよっと」とかの方が、やはり、しっくり
とくる。まだ、「それって、〜じゃん」って言われた方が、いい感じだ。
これは、鹿児島弁の喋る女性が悪いというわけではなく、関西に住んで
いたときに、姫路とか、大阪の南の泉北の当たりの、「柄の悪い」友人たちが、
「〜やろけ」「〜け」と連発していたのに慣れているからだと思う。
そんな、「〜け」は、「何、いうてんねん、あほちゃうけ」なんて風に使われてた。
鹿児島には、さらにおもしろい語尾がある。です×2。
ですを2回繰り返す。「〜ですです」。007は2度死ぬのだ。
これは、なかなかキュートだ。
しかし、大阪の支店に転勤になった鹿児島の女の子(男の子でもいいです)が、
少し口の悪い(まあ、それでも中身はナイスガイだ)上司に、次のように喋ると
次のようになる。
「中川さん(中川家ではない)、これが用意した資料です」
「おっ、早いな、がんばったな」
「です、です」
「お前、ですは1回でいいっていうたやろ。鹿児島のおかんにならわんかったんか」
「お母さんは、新潟出身です」
なんてね。
鹿児島生活、1年8か月。
「どうやろけ」

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2014/1/25
ここのところ、日曜日はずっと仕事で埋まっている。
この時期の日曜日には、ランニングの大会が目白押しだ。1月の菜の花マラソン
を初めとして、種子島のロッケトマラソン、都城のマラソン(ハーフ?)、
別府マラソン(これは、ごく普通のランナーは出られません)、桜島ハーフマラソン
(これには、昨年出場したので、出たかった)、北九州マラソン(市制50周年の
記念大会、北九州でフルマラソンが開催されるのは初めてです)、熊本城マラソンなど等。
それでも、なんとか出場できる大会を見つけて、エントリーした。
3月9日の川内の10qのマラソンと、福岡でのハーフのマラソンだ。
少しずつ、走りこまないと。体重を落とさないとです。
お正月からの、体重「ゲイン」が続いています。『体重「ゲイン」、運動できてない』
サイクルです。
今年はなんとか、初フルマラソン、チャレンジしたいものです。
最近の「飲み」についてですが、お店に入って、ビールをまずたのむ、なんてことは
してなくて、いきなり、焼酎のお湯割り(あるいはロック)をたのんでいます。
鹿児島へとやってきて、1年と8か月弱。似非鹿児島人に近づきましたでしょうか。
焼酎、専門的な雑誌を持っていますが、しっかりと読んでいません。
芋焼酎は、小倉に住んでいた時によく行っていた、「カクウチスタイルありありで」
で、当時の店長の伊原さんと、スタッフの誠さんに、指南を受けていた。鹿児島の芋焼酎
(というより、芋焼酎を飲んでいったら、全部、鹿児島出身だったという話なので
すが)、あさひとか、天使の誘惑とか、島美人とか、三岳(これは、屋久島のやつで
結構、出回っていますね)とか、八幡とか、他にいろいろと紹介をしてもらった。
ビールとか、ワインとか、時々、日本酒とか(鹿児島の飲酒量は、日本全国でも結構
高いですが、日本酒に関しては、47位です。ははは)、ウィスキーとか、ウォッカの
カクテルとかを飲んでいた僕にとって、焼酎は鬼門だった。
亡くなった父親は、二階堂(大分 麦ですね)なんかを、お湯割りで飲んでいた
と思う。白波を飲んでいた時期もあったかもしれない。
25度の度数の焼酎をロックで飲みながら、どの味がいいか、比べたものだったが、
なかなかわからなかった。小倉時代のことだ。周りの美容師(お客さんには、なかなか
個性のある若者たちが集まっていた)君、美容師さん、たちは、黒霧島を飲んでいた。
鹿児島には、黒の冠はたくさんあっても、黒霧島ではなく、黒伊佐錦が置いてある。
黒霧島は、宮崎県の芋焼酎なのだ。度数が20度だったっけ?
最近は、味の違いはなかなかわからないが、少なくとも、焼酎を「おいしく」
飲むことができるようになっている。
立ち飲み屋さんの「すんません」に行けば、南之方(みなんかたと読む。鹿児島県でしか
売られていない)を中心に飲むし、Saji(手作り感あふれるカフェっぽいお店だ。食べ物
も、なかなかいける)では、島美人を飲むし、朱雀2nd (ここは、食べ物がおいしい、
そして、それが安いのがいい。いろいろなメニューを試している)では、さくら白波
(白波の姉妹品だ、僕は、色物に弱いのかも、ピンクのデザインはキュートだ)を飲む。
さくら白波に関しては、1杯、280円だったりする。おー。
数日前、東京で一緒に働いていた同僚が、たまたま鹿児島へとやって来た。
総務でありながら、クレーム処理から、店舗開発までこなす。(この会社の中でも
なかなかハードな部署、位置だと思う)今は、大阪の本部にいるスタッフだ。
偶然、休みの日に会社に顔を出していた時に、電話がかかってきて、飲みにいく
ことになった。
すんませんへ行き、米門うまいもんへ行き(いっぱいだったので、桜島マグマへと
行った。店員さんは、2人共、鹿児島大学の学生さんだった。ひとりは、医学部の
子だった。偉いね)、Loftto へと行った。
3Mのうちの2つを飲み、鳥刺をたべ、魚の刺身をたべ、から揚げをたべ、
きのこのサラダを食べ、さらに、いろいろと食べた。
関東時代のことの話をしているうちに、20時からの時間が、知らないうちに
日付を超えていた。なかなか、楽しかった。
その同僚は、最近、芋焼酎に興味を持ち出したらしく、安さとうまさと、そして
食べ物のうまさに感動していた。よかった、よかった。
鹿児島には、安くて本当においしいものを出すお店と、観光客がそこそこ入って
くるので、まあり努力をしないで、そこそこの値段とって(食べ物は、あまいり
おいしくはない。まあ、素材自体は、鹿児島でとれた新鮮なものなので悪くない
のだけれど、調理や出し方に努力が見られないのだ)営業をしている店がある。
前者のお店をその同僚に見せることができたと思っている。
まあ、1年8か月かかりましたが。
まだまだ、前者のお店、ありそうです。
乾杯です。

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2014/1/22
BSで、D life をずっと見ている。ディズニーテレビジョン(日本の
法人)というような会社(たぶん、会社名は違ったかも、ディズニー系
であるのは間違いない)が制作しているチャンネルだ。
数年遅れで、あるいは1年遅れくらいで、海外ドラマや、バラエティ番組や
通信販売の番組を流したりする。英語の音声にしておけば、英語を聞く機会に
なるので、流しっぱなしにしている。最近は、コンピューターで、BBC WORLD
SERVICE のプログラムを流している。今もそうだ。
かなり昔みたいに、NHKの「英語会話」や「やさしいビジネス英語」を毎日、聴いて
テキストを復讐をするということがなくなったので、確かに、英語の総合力は落ちている
と思う。それをなんとか、そういったことでキープしようとしているというところだ。
今日は、12日以来のお休みで、朝から昼にかけ、D life の料理番組を見ていた。
ジャーダという感じの女性が出てきて、イタリアンを紹介するという番組だ。
メインディッシュから、前菜から、デザートまで。
料理番組を英語で聞いていると、そんな言い方をするんだという発見がたくさんある。
例えば、卵をかき混ぜるは、beat the egg、サラダボウルにドレッシングを入れて
掻き混ぜるときは、toss を使う、など、様々な使い方を知ることができる。
出てくる単語自体は、そこそこ中学、高校と英語を勉強して、平均点を取っていた
くらいの人であれば、知っている、聞いたことのある、単語ばかりだ。
ただ、そんな使い方をするんだという発見があるだけだ。
その辺は、その国に住んでみて身に付く感覚だと思う。
僕自身は、海外へと旅行へと行き始めたのは、30歳を超えてからで、英語を勉強する
ためだけなら、別に日本で出来るでしょうというタイプだったので、
海外に住んだことはない(その代わり、30歳から30歳後半にかけては、夏と冬の
休みごとに、海外へと旅行に行っていたけれど)。そのため、そういった「日常的な
使われ方は、テレビや雑誌や実際のインタビューやTVのドラマを通じてなどが
多い。
D lifeは、そういった機会を提供してくれる大事な場所だ。ただ、夜更かししてしまうのが
玉に瑕だ。
左側にある、南向きの窓から入ってくる太陽の日差しが、ほんの少し、春っぽい。
今日の鹿児島の最高気温の予想は、12度だ。

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2014/1/21
すべては、トレード・オフの関係にある。
こっちをたてれば、あっちがたたずというやつだ。
原発が稼働しないと、このまま火力発電のためのエネルギー
を海外から輸入し続けないといけない。火力発電は、二酸化炭素の排出に
より温暖化を加速させる(専門家ではないのでわからないけれど、そうでしょ
先生?)。
原発が稼働しなければ、電気代は上がり続ける。太陽光、風力、水力で、
現在の電気の使用をカバーするには全然足りない。原発をなくすのであれば、
全員が腹をくくって(そのお金を負担するのは、最終的には、ごく普通に
真面目に暮らしている人たちなのだ)、その方向に向かうしかない。
経済は停滞するかもしれない。
原発は処理の仕様がない、残骸を残していく。
確かに、原発により、温暖化を助長するような二酸化炭素はでない。
そういった意味ではクリーンエネルギーなのだろうが、その残骸は
クリーンではない。
九電は、2013年7月に川内原発(鹿児島県川内市)の安全審査を申請した。
鹿児島の伊藤知事は、2014年の6月の議会で再稼働についての審議をしたい
と表明している。だから、国に審査を3月までには終えてほしいと言っている
らしい。
全国で規制委に審査を申請済みの原発は16基。
今のところ、鹿児島の伊藤知事のみが再稼を促進するような発言をしている
らしい。
鹿児島の北西部にある薩摩川内市は、原発による経済的な恩恵を受けているのだ。
それが、今は宙ぶらりんな状況になっている。
1基が再稼働すれば、雪崩式に次々と再稼働されていくだろう。
no nukes には覚悟がいる。
それでも覚悟しないと。核のゴミは、どこにも安全に処理できる場所など
ないだろうからだ。

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