2013/11/17
11月6日に、一般医薬品(大衆薬)のインターネット販売の新ルールが決まった。
別に、医薬品をネットで購入したりしないので、ピンとはこないが、
例えば、手軽に行けるドラッグストアが近くになかったり、病院へと行っての
処方箋が必要であっても、なかなか病院へと行けない人たちにとっては、
死活問題だったりするのだろう。
その新ルールが不完全なものだったということで、三木谷社長は、産業競争力
会議の民間議員を辞任した。
なぜなのかということがよくピンとしなかったけれど、新聞の記事を読んで
それがわかったような気がした。
インターネットでの一般医薬品販売は、改革の本丸である処方薬へのステップ1
だったのだ。処方薬の市場は、一般医療薬の10倍の6兆円以上にのぼるらしい。
国の財政負担軽減には、薬価の診療報酬にも切り込む必要があるのだろう。
本当に病気で困っている人たちのために、日々一生懸命働くお医者さんも
たくさんいる。高くない給与で激務をこなすお医者さんもたくさんいる。
問題なのは、自分の利益のことばかりを考えて、利益を誘導している医療
団体だ。
2020年には、2010年より人口が、395万人減少する。
今後の日本が抱える問題で重要なのは、財政問題なのだ。高齢化に伴い
社会保障は、毎年1兆円のペースで増加する。
70歳まで働いてくださいという時代がやってくる。
色々なところで、改革が必要なのだろう。
それは、僕たち、個人個人の問題なのだ。
他人事ではない。
たまには、考えないと。

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