1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2013/8/29
盆時期からの暴飲暴食がたたってか、体重が増えた。
ジムには、週3回くらいのペースでは行っているのに。
まあ、そもそも、鹿児島はおいしいものに溢れているので、食べることが
できるおいしいものは、食べることができるうちに食べないと、それは、
それは、自然に対しての冒涜というものだ。
といっても、やはり年齢を重ねていくと、大事になるのが、断捨離という
わけで、本当に大事なものだけを残していって、必要の無いものは、減らして
いかないといけないのだ。
今週は、1時間かけて、8kmをジムで走ったり、30分をかけて、4.5kmを
走ったりして、仕事を終えて、鉄を持ちあげたりしている。
それでも、即効性はないので、これを続けるしかない。
といっても、最近は、鹿児島中央駅周辺や天文館に新しいお店が出来たりして、
それはそれで、店の雰囲気がよさそうだったりすると、期待感が高まって、その
店に入ってみたくなる。そういうもんでしょう。
Paradise Valley には、なぜかしら、店主の岩下さんをはじめとして、あまりちゃんと
した食事をしない人が多い。まあ、お酒は飲むのだけれど。
周りにたくさん、おいしいものがあるのに。
One Piece の、じんべいさんに怒られますよ。
最近は、脂質よりも、糖質を取ることの危険性が高いと言われている。
糖質を取ることで、血糖値が上がるのが危険らしい。
糖質を少なく、タンパク質を多く、野菜をバランスよく取る。
それが理想的だそうだ。
鹿児島へ来て、23時まで空いているスーパー(タイヨー)があることで、
たくさん野菜を食べている。
その分、肉類も魚類も。
そして、お酒を飲むので、時々、ジャンクフードにどっぷりとはまってしまう。
まあ、ゆっくと時間をかけて、酒を飲み、おいしいものを食べ、運動で、ちょっと
痩せるというサイクルで、めでたく、断捨離にはならないのでした。
人間だもの
ってか。
そういうことではないですよ、みつおさん。
どういうことなのでしょう?

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2013/8/25
鹿児島に転勤になって、1年と3ヶ月、まだまだ名産物のすべてを
食べたわけではないが、まあ、それなりに食べたつもりだ。
うなぎの末よしにも行ったし、川久で、上ロースのとんかつも食べたし、
黒豚のしゃぶしゃぶも食べた。年中豊富にとれる野菜に関しては、タイヨー
で買って、色々な地元の野菜も食べた。
枕崎の鰹のたたきも(タイヨーで売っている)食べた。
鳥さしもさつまあげ(つけあげ)も、すんませんや、鳥米うまい米で食べたし、
刺し身もしっかりと食べている。地元の牛肉も食べた(また、きっちりとして
ステーキは食べてないけれど)。
夏前には、屋久島のタンカンも食べた。
まだまだ、これからたくさんおいしいものは食べるつもりだけれど。
おいしさは、必ずしも高さではない。
そうなると次は、やはり、トラディショナルな、外せない食べ物に
向かう。
カレーとお好み焼きだ。
カレーは、カレーの90番やカレーのとりむや、アミュプラザのmilanに
行ったぐらいだ。天文館のハワイアンのカフェっぽいところの鎌倉カレー
は、気になっている(鎌倉に、キャラウェイ?などのコクのある濃いカレーは
食べにいったことはある)。しかし、辛目のカレーが好きな僕は、レトルトパックの
LEEの10倍や20倍や、CoCo壱の野菜カレーの2辛が好きだ。
鹿児島の味付けは甘目なので、辛いカレーは敬遠されるのだと思う。
お好み焼きは、天文館にいくつもあるが、行ったお店は多くはない。
グルメ通りにある、目黒には今まで5回くらい行った。目黒の江並さんは、
東京で広告代理店に勤めていた人だ。その仕事を辞めて、地元の鹿児島へと
戻ってきたらしい。鶴丸高校出身らしい。
さらに、最近、COBA へと行った。マヨネーズとビネガー強めのケチャップ(?)
ソースのお店だ。土曜日に行ったが、常連さんばかりだった。
店内には、全国のテレビニュース番組が流れ、鹿児島の伊藤知事の職員の
上海派遣の問題や市を無視してのドルフィンポートでの体育館建設の問題が
取り上げられていた。税金返してよと、店のお客さんもお店の人も言っていた。
そうですよ、伊藤知事。
天文館の千房には行っていないし、行かないと思う。千房は全国どこにでも
ありすぎるからだ。天保山にも千房はあった。満月にはまだ行っていないし、
七味小路にあるお好み焼き屋さんにも行っていない。
しかし、お好み焼き屋さんに関しては、今日行った、味のなにわというところが
関西風で、おいしかった。Paradise Valleyの岩下さんや、お客さんが、おいしいと
言っていたからだ。ビールはキリンだが、瓶でスタウトがあるのがよかった。
しかも、380円だった。豚玉を食べ、スタウトを2本呑み、焼きそばも食べた。
焼きそばは、もうひとつだった。
お好み焼きはなかなかで、おそらく鹿児島では一番だと思う。
20年くらいの歴史のお店らしい。
店主は、関西弁の人だった。
小さな気遣いや、おまけもあるのも関西的だった。
ビールの2杯目の時に、サービスですと言って、冷奴に生ハムがのったものが
出てきた。
近くの家族連れのところには、デザートとして、パイナップルが出てきていた。
店内には、地元のテレビの取材の写真や、探偵スクープナイトの写真があったり
した(番組で3年前くらいに取り上げられたようだ)。
コテでお好み焼きを食べていると、大阪のどこかの小さな駅の街のお好み焼き屋さん
にいるような気になった。cozyだ。
すぐ、家の近くにあるというのが、うれしい。
これからもよろしくお願いします。
そうそう、まあ、ラーメンについては、また別の機会に。
食べることは生きること。
ジンベイが、ルフィーに、そう言っていた。

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2013/8/24
鹿児島のサマーナイト花火大会は、24日の土曜日の開催だった。
桜島か見える、錦江湾のドルフィンポート沖での花火だ。
ドルフィンポートというのは、錦江湾でイルカを見かけることが
できるからだ。
転勤してからは、この花火大会は2回目だ。
会場のドルフィンポート近くに行ったことはないが、きっと大勢の
人たちに溢れていたのだろう。
ちょっと仕事関係の用事があったので、上荒田辺りへと行った。そこから
北北東の方向に花火が上がっていた。
家の前の道路脇で見る家族連れ、駐車場でじっと、その方向を見ている制服姿の
2人の女子高生、マンションの上から見る人。
全体像ではなく、高く上がる花火の様子を見ることができた。
甲突川沿いにもたくさんの人たちがいた。少し遠くで花火があがるのを楽しんでいた。
地元の人たちは、自分の花火を見るための、ベストプレイスを見つけるのだろう。
小さな子どもたちは、夜に外へ出ていても怒られない状況に興奮し、花火を見ながらも
次々へと下らないことを思いつく。
きっと鹿児島の人たちは、この花火大会で、夏の終わりを感じるのだろう。
独り者の女性、子ども連れの4人家族、若いカップル、足が悪そうなおじいさん。
機嫌の悪い人、人生の全てが順調で幸福な人、孤独な人、幸福なお金持ち、
大病を宣告された人、結婚を決めたカップル、眠くてたまらない人、
おなかがすいた人。
色々な人が、その色とりどりの花火を見ていた。
花火の大きな音がする。南から吹いてくる風が心地良い。南の空に輝く星。
空に響く大きな音には誰も驚かない。
fire worksは、fire arms とは違う。
空には、爆弾を落とす飛行機も、無造作に銃を向ける人もいない。
夏の終わりの平和な夜だ。

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2013/8/20
仕事の初日、19日の月曜日、仕事の後に、最近ベル通りに出来た
スペインバル風のお店に言った。飲み物は、ワインを中心にして、スパーリング
ワインをデイリーでピックアップしている感じだった。
女性が2人で切り盛りをしているようで、食べ物もバル風だった。
鳥をスモークしたもので、マッシュルームをオリーブオイルとガーリックで
炒めたものを食べた。普通においしかった。ビールは瓶でカールスバーグを
出していた。サントリー系の流れなのだろう。
なかなか雰囲気のいいお店だった。カウンターに女性ひとりと、奥のテーブルに
は、女性のグループがいた。これからが勝負なのだろう。食べ物はものすごくおいしい
という感じではなかった。
Paradise Valley に寄った。
噴煙が、5000mを記録したことについて話をしたが、ずっと鹿児島にいた2人(お客さん
の女性と店主の岩下さん)は、大したことではないという感じだった。
高さというより、どこに降灰してくるのかが問題なのだと言っていた。
17日の夜、天神の警固にあるSpain BarP を出た頃には日付は変わっていた。
1周年の記念ということで、サッポロのドラフトが100円で飲むことができた。
小倉のお店と同じ特別対応だった。僕が店を出る1時くらいにも、まだたくさんの
人がお客さんがいた。店内には、土曜日の混み合った店の喧騒が「コージー」な
空気を作り出していた。
タクシーに乗り、博多近くのホテルに宿泊した。
ホテルにチェックインをして、テレビをつけると、あまちゃんのダイジェストの
番組が流れていた。
18日の日曜日、博多駅から、シティループバス「ぐりーん」に乗った。土日や長期休暇
限定の福岡市の主要なところを1周するという観光バスだった。住吉神社から、キャナル
シティを抜け、天神から大濠公園を抜け、ホークスタウンから福岡タワーを経由して、
博多駅に戻っていく、そんなバスだ、
その「ぐりーN」のバスは、こびとバスで、こびと図鑑などの例のキャラクターで
デコレーションされているバスだった。乗客は、韓国や中国から来た観光客が
多かった。喋っている言葉と、なんとなくのその佇まいでわかった。
福岡県の田舎に生まれて、小学1年生まで、福岡県民だったが、福岡市は未知の
世界だった。まあ、多少は既知の世界ではあるけれど。
福岡県に住んでいる時には、どちらかというと、小倉圏内に住んでいいたのだ。
さらに世界はもっと狭い地域で閉じられていた。
福岡市は、政令指定都市の中でも、人口が増加している市だ。
都会であり、それでいて自然に包まれ、完全に都市化をしているわけではない。
きっと住みやすい街なのだろうと思う。
天神のタワーレコードで、カンサスのベストと、スタイルカウンシルのベストと、
10tのベストのCDを買った。
カンサスの Dust In The Wind は、何度も耳にしたメロディアスで、哲学的な
歌詞の歌だ。邦題は、「すべては風の中に」だ。
桜島の普通の降灰の量は、1万トン〜2万トンらしい。
それが、噴煙が5000mまで達した18日の降灰の量は、約15万トンだったらしい。
♪Dust in the wind,All we are is dust in the wind. ♪

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2013/8/18
日曜日の午後、桜島が、今年500回目の噴火をして、噴煙が上空5000mまでに
達した。これは、観測が始まって以来の最大の高さらしい。
数週間前の3000mに達したときも、観測以来の2番目とか3番目とか高さと
言われていたが、それどころではなかった。
風向きは丁度、市内へと向かってくる方向で、一瞬、夏の夕暮れの色が
本当に灰色に変わり、太陽が見えなくなった。ベランダからは、桜島の頂上
辺りが見える。白い夏の雲を巻き込んで、灰色の塊がこちら側に向かってきていた。
5000mと知ったのは、その後のニュースを見てからだったので、そん時は、凄い灰
だなと思っていた。
昨日は、博多に宿泊した。前日は、小倉から夕方に新幹線で移動した。
博多には、宿泊するつもりはなかったけれど、正月の時に初めて行った中洲の
softly というバーに寄り、Spain BarP へ行こうと思い立った。
softly の高宗さんは、ちゃんと覚えていた。さすがだ。正月の時は、雪が降って
いて、お客さんもこないということで、そのまま川の向かい側の、高宗さんが
働いていたバー玉井というところに一緒に行った。
そのバーのオーナーの玉井さんは、北九州出身ということだった。
高宗さんと一緒には、長崎出身という女性のバーテンダーがいた。
40歳ということで、昔、クジラを食べていたということや、カブトガニを
食べていた(天然記念物に指定される前のことだと思う)ということを話
をした。長崎には、原爆の日に、何回か行ったことはあるし、市内のちゃんぽん屋さん
は、10件くらいのお店で食べた。そんな話をして、佐世保バーガーと、佐世保の
甘い味のサンドイッチの話をした。
そこで、Spain Bar P の住所を教えてもらった。
Spain Bar P は、小倉のSpain Bar O の店長だった石本さんが、ある意味、独立
して、博多(というより、福岡にというニュアンス)にお店を出した。
ずっと行きたかったが、行けなかったからだ。
中洲からタクシーに乗って、お店の前に着いた。
その日は、偶然、1周年だった。本当に偶然だった。ドラフトのビールが100円だった。
Spain Bar O の雰囲気を残しながらも、いろいろと独自の工夫がなされていた。
なかなか、いいお店だった。
お客さんもいっぱいで、その雰囲気は心地良い感じだった。
1周年目に行くことが出来たのは、本当に価値ある偶然だった。

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