どこにでもある焦燥/mid-life "cry"sis

1960年前半（微妙）生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
　　　

To travel is to live. -H.C.Andersen　

　　

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2011/9/29

「AERA」　　生活

AERAの最新号は、11.10.3号だ。
大阪へと出張に行った時に、購入した。AERAは、ずっと３月１１日以降から、
東日本大震災の特集をしている。特に、東電関係の記事は必ず掲載されている。
放射能のことについてもだ。

そんなAERAの中でも、最近、目にすることが多くなったのが、なでしこジャパンの
個々の選手の記事だ。ほんの少し前までは、澤選手以外の選手は、ほとんど知られて
いなかった。
今回のピックアップは、DFの鮫島選手だ。
記事の中に、内股の「女の子走り」とあった。そう、たくさんの人が、ひとりだけ
「フェミン」な走り方で、しかも、「クールに」走る姿に気付いていた人は、気付いて
いたはずだ。まあ、みんな気付いていたか。
２４歳。
東京電力TEPCOマリーゼ所属。震災のせいで、チームが活動停止になった。
W杯の時にも、メディアから、震災を受けた人たちへのメッセージを求められ
ちょっと涙目になっていたりした。
そんな鮫島選手は、試合前には、「スパイクちゃん、明日もよろしくね」と言いながら
スパイクを磨き上げるらしい。そのスパイクを履いて、「女の子走り」でピッチを
駆け回るのだ。
鮫島選手は、フランスのモンペリエへの移籍が決まった。
がんばれ、彩ちゃん。