1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2011/9/10
Boys UMen のいくつかのカバーのうちの、LOVE というアルバムを聴いている。
テレビでは、音声なしで野球の結果が流れている。田中投手と斉藤投手が、甲子園
以来、東北の球場で、マッチアップをした、映像が流れている。結果としては、
楽天の勝ちだけれど、試合の過程を見ていると、観客の人たちは、もの凄く楽しめた
試合のようだった。4年間か、5年間のプロでの期間は、圧倒的で、田中のマー君は、
その間も、世界のBASEBALLの場で修羅場をくぐってきたのだ。やはり、そこは違う。
しかし、1年目の斉藤投手も自分の持ち味を出しながら、よく投げたと思う。
第2章とか、第3章とか言われるのだろうか。それより、東北の星(かもしれない)
雄星君が、昨日勝ったのは嬉しい。着実に勝利を重ねている。150KMとかを連発するので
はなく、140KMでコントロールされたボールを投げているのだろう。
Boys UMen の Love の1曲目は、i can't make you love me if you don't
という、ボニー・レイトが数年前にヒットさせた曲だ。
あなたが、私のことを好きでないのなら、あなたに好きになってもらうことなんて
できない、というような感じの曲だ。当たり前のことだが、この当たり前を、
手の汚れを石鹸で流すように、おいそれといかないのが、男女関係というやつで、
みんながみんな相思相愛ではないから、色々な映画や写真や小説や音楽などが
生まれてくるのかもしれない。
そうですよね、皆さん。
その次の次の次の曲が(つまり4曲目)がChicago の if you leave me nowだ。
女の人に去られようとする男の泣き言の歌だ。今、別れたりすると、きっと
後悔するよ、こんなにいい感じの僕たちだもの。今、君に去られたりすると
僕はどうにかなってしまうよ、だから、please don't go
そんな曲だ。
きっと、男が、こんな泣き言を言い出す頃には、きっと時期を逸していて、
そんなこと言われてもと、女の人は、一粒の涙を流す振りをして去っていく
のだろう。男が、あと3小節くらい早く気付いていたら、どうにかなったかも
しれない。しかし、男は、女の人が去った後も、大抵は、????と思っている。
悲しいのう。
その次が、Time After Time
何人ものアーティストがカバーしている、シンディー・ローパーの曲だ。
シンディー・ローパーが、マドンナと同時代に出始めたときには、その年齢が
謎だった。
ビッグサクセスを手に入れた人生のように見えるが、マネージャーに騙され、
生まれた子どもは、いじめにあったりして、結構、人生においての苦労人で、
Girls Just Want To Have A Fun というような、80年代の申し子のような
「フィロソフィ」だけでは、乗り切れないのが人生だということなのだろう。
この曲のヴィデオ・クリップでは、女の子が、男の下を離れていく。
そのうちわかるわよという言葉を残しながら。
そして、iris へと曲は流れていく。
♪When everything made to be broken
♪I just want you to know who I am
♪Don't want to be lonely
♪Know who I am

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