1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2011/7/31
FC東京は、FCバルセロナのユニフォームで、青赤軍団と呼ばれる
らしい。1999年にJリーグに加入し、J2から出発し、1年でJ1へと
昇格した。東京ガスがオリジナルのチームだ。
ナビスコ杯で2回優勝。
J1でも、6位とか7位とか8位とか10位とかにいつも位置している
チームだった。日本代表も何人も出ている。
2001年には、49000人収容の東京スタジアム(味の素スタジアム)
も完成している。
そんなFC東京が、今、J2にいる、
昨日まで首位だった。
ギラヴァンツ北九州は、2001年 三菱化学黒崎からニューウェーブ
北九州にチームを変更。
2009年に(株)ニューウェーブ北九州に運営移管。
2011年2月 現社名に。
昨年、初めてJ2に昇格した。1年目は、19チーム中19位。1勝しかでき
なかった。
本年、三浦 泰年(キングカズのお兄さんですね)を監督して迎え、
新しく選手も補強した。
7月30日、FC東京は、北九州ギラヴァンツと対戦した。
ギラヴァンツ北九州のホームの本城陸上競技場でのことだ。
本城陸上競技場は、涼しい風が流れていた。27度。
ビールを片手に心地よいサッカー観戦だった。
FC東京の応援団の人数の方が、多く、スタジアムに響いていたのは
FC東京の応援団の声、声、声だった。
6900人の来場ということで、通常の3倍近くだった。
ゲームは、FC東京がゲームを支配している感じだったが、ギラヴァンツ
は、粘り強く、次々へと繰り返される攻撃を防いだ。
前半25分辺りには、FC東京のPKとなり、ギラヴァンツのゴールキーパー
佐藤がそのPKをとめた。
PKになった時には、ホームのファンは、1点取られると思っていた
ことだろう。PKをおさえたことが大きかった。
後半18分、ギラヴァンツの池元選手が、ゴールを決めた。4試合連続
のゴールだった。
その後、FC東京の攻撃を守りきり、5位のギラヴァンツが、FC東京を
初対戦で破った。
これは大きな自信になると思う。
帰りのバスを待つ列で、東京FCのサポーターのグループがいた。
「勝ち点、持って帰らないってさいてー」
「信じられねえ」
「もし、ギラヴァンのファンは、今夜、飲み明かす感じだよね」
その後、フジロックフェスティバルが珍しく晴れた(おう、雨が多いので
すね)というような話をしたりしていたが、最終的には、
「なんてことですか」
というように、今回の敗北について話をしていた。
残念でした、諸君。女性もいたけれど。5人くらいのグループだった。
心の中で、うっしっしと笑っていた。
J2を経験したのは、1999年以来はじめてのことなのだ。J2でゲームを
していること自体、信じられないと思う。だから、今年限りで、
J1に戻らなければいけないのだ。
やったね、北九州ギラヴァンツ、まだ5位ですが、勝ち点3を加え
ました。
そういった事実をもっと、北九州の人が知らないのが、残念です。
物事に対して、圧倒的にならないと注目されないのは、ちょっと残念
です。

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2011/7/30
OECDは、Organization for Economic Co-operation and Development の
略で、30カ国が加盟する組織だ。
設立50周年を迎える。その昔は、ヨーロッパーのアメリカからのマーシャル
プラン(社会でその昔、なんとなくならいましたね)の受け入れの組織とし
出来た組織が発展してきたものだ。
先進国間の自由な意見交換、情報共有を通じて、経済成長、貿易自由化、
途上国支援を行うことを目的としている。
「経済協力開発機構」それが、組織の日本語名だ。
具体的な活動はもうひとつわかりにくいが、先進国間での子どもたちへの
テスト、PISSA でしたでしょうか、を行って、読解力や科学力(?)を
はかったりしている。順位の高かった日本は、ここのところ、順位が
下がった。それが、ゆとり学習から脱却を目標とした、学習指導要領の
変更の要因のひとつにもなっている。
そんな、OECDが、50周年目に打ち出したのが、環境に付加をかけず、経済を
成長させるという「グリーン成長」だ。
そんな政策のひとつとして、グリーン成長に関するモデル都市として、
2010年に、パリとシカゴが選ばれ、さらに今年、ストックホルムが
選ばれた。そして、数日前に、北九州市が選ばれた。
過去の公害を克服し、経済成長をとげながらも、環境に優しい成長の
方法を打ち出しているかららしい。北九州市は、以前にも環境都市として
表彰もされている。すばらしい。
そんな北九州市の小倉競馬場で、今週から9月の週末まえ、小倉競馬が
始まります。ある意味、「グリーン」といえば、グリーンです。

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2011/7/29
デール・マハリッジは、マイノリティについてのリポートをして、
本を書くライターだ。最近の作品でピューリツァー賞を受賞している。
父親の名前は、スティーブ・マハリッジ。18歳で海兵隊に入隊し、
19歳で沖縄に派遣される。
デール・マハリッジは、父親とは沖縄戦のことを、死の間際まで
話したことがなかった。2000年に父親が亡くなる時に、デールに
沖縄戦で殺害した日本兵のことを話しをした。
NHKで夜流れていたのが、NHKスペシャルのドキュメンタリーだ。
『昔、父は日本人を殺した』それが、タイトルだ。
豊川 悦司さんのナレーション。
デール・マハリッジは、父の死後、父の通った道、気持ちを感じ取るために、
父親と同じL中隊の元海兵隊員を訪ね、当時のことをインタビューしていく。
相手は、86歳の老人だったりする。インタビューの後、奥さんがデールの
ところへとやって来て、時々、うなされて寝ている間に、大声で叫んだり
している、というようなことを話たりする。
デールの父親も、戦場から帰ってきて、PTSD-POST TRAUMATIC PSYCOLOGICAL
DIORDER- を経験したりしている。
沖縄に上陸した兵士たちが戦場で出会い、殺さなければならなかったのが、
14歳の少年兵だったりした。
1945年4月1日、アメリカ軍は、沖縄に上陸する。
沖縄戦で亡くなった人は、日本人とアメリカ人を合わせて20万人。
デールは、当時、少年兵だった日本人にもインタビューもしている。
強く、そして「寡黙に」、戦争をはじめてはいかんのです、はじめたら
終わりです、とデールに訴える。
アメリカ軍が上陸した読谷海岸には、透明なブルーの広がっていた。
デールは、そのきれいな風景に、大量の軍隊がそこにあることを重ね
合わせていた。
夏になると、戦争関係のドラマ、映画、ドキュメンタリーが増えます。
年中、時々考えなければいけないことだと思いますが、少なくとも、
この時期だけでも、考えてみる必要があるのだと思う。
戦争のこと。その戦争で亡くなった人たちのことを。

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2011/7/28
「なでしこジャパン 世界一への道」という番組が、NHKで流れている。
女子ワールドカップの振り返りのドキュメントだ。各選手がインタビューされ、
試合の分析が流れる。アメリカのワンバック選手のインタビューなんかも
流れている。
「延長に点数をいれたから、もう勝てたと思えた。それなのに、日本のチーム
の選手は誰もあきらめようとしなかった」なんて、コメントだ。
さすが、NHK、短期間でしっかりと作りこんであるドキュメントだ。
なでしこジャパンの選手たちも、髪を下ろすと、顔も表情も変わって、結構、
キュートだったりする。
延長の後半は、川澄選手と丸山選手のポジショニングの交換を佐々木監督に
提案したのは、川澄選手だったらしい。
同点のコーナーキックは、ニアと決めていたらしい。ボールを蹴る前に、沢が
走り出した。
AERA はずっと、原子力発電の特集をしている。
11 .08.01のAERA に Figure という人物を取り上げるコーナーがある。
アメリカのゴールキーパーのホープ・ソロだ。なんか美人すぎる写真だ。
新聞に書いてあった。スポーツは、アメリカでは、貧困から抜け出すひとつの
方法なので、色々な人種の選手が出てくるのだ、しかし、アメリカのサッカーの
女子のチームは、白人ばかりだ、これは、アメリカでは女子サッカーは
中流以上の白人のためのスポーツだからだ。その点、なでしこジャパンは、
ただサッカーをしたいという純粋な心から来ているので、なでしこジャパンの
方が、雑草育ちなのだと。
なるほど。
ドキュメントで、澤選手とワンバック選手(あの大きなフォワードですね、その
昔、アメリカのリーグでチームメイトだったこともあるようです)が試合後に
抱き合っている絵だった。ワンバック選手は、インタビューで答える。
「あの時、私は澤に、誇りに思う-I'm proud of you. 定型表現です-といったわ。
そしたら、澤は、ひとりひとりなら、私たちはアメリカに勝てない、でも、
みんなでなら勝てるのよと言っていたわ」
かっこいいぞ。
Hot Mooto なでしこジャパンの応戦セールです。
別に回し者ではありません。
まだまだ、続きそうです、なでしこジャパン。

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2011/7/26
NHKで、コパアメリカ2011の決勝が流れている。ウルグアイとパラグアイだ。
これは、録画なので結果はもうわかっている。ワールドカップベスト4だった
パラグアイが優勝した。3対0だ。ウルグアイは、南アフリカで、日本がPKで敗れた
チームだ。
テレビを買い替えたわけではなにのに、まだテレビの電波を受信できている。
マンションにケーブルテレビのラインが敷いてあって、そのため、「デジアナ変換」
の文字が出ている。
砂の嵐を期待していたので、期待はずれだった。といっても、あわててテレビを
購入しなくてよかった。まだしっかりとその役目を果たすことが出来るテレビ君
だからだ。
北九州ギラヴァンツは、J2のチームで、20チームの中で、現在5位だ。
これを知っているのは、おそらく、北九州市約98万人の人口の中で、2万3千人くら
いだと思う。ソフトバンク・ホークスでもなく、アビスパ福岡でもなく、北九州の
プロのチームなのだ。昨年、J2に昇格したばかりで、1勝しかできなかった。
そんなチームが、監督が、三浦 泰年さん(キングカズのお兄ちゃんですね)に
なり、若手を補強して、ぐっと勝てるチームになった。
日曜日には、ニッパ三ツ沢スタジアム(横浜ですね)で、横浜FCとの試合で、
初の兄弟対決だった。ゲームをずっと小倉のギラギラというところで見ていた。
店内はサポーターで溢れていた。最終的に2-1で勝ち、盛り上がった。
夏の日中(14時)の電力の53%がエアコンらしい。
電力の節電をお願いするチラシだ。28度の設定。なるほど。
しかし、そのチラシの主は、九州電力で、下の方に本当に小さく「九州電力」
とあった。言うことは最もだけれど、あんたに言われてくないよ、という
感じだった。
節電して浮いた小銭は、寄付しましょう。ローソンのレジの小銭いれは、
まだ東日本大地震への災害の寄付になっています。
HOT MOTTO も1食1円プロジェクト続けています。積み重なった1円が
(億単位になるようです)東日本大震災の被害者に届きます。直接的に、
間接的に。

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