どこにでもある焦燥/mid-life "cry"sis

TARZAN の特集が、お腹をへこますというものだ。
TAEZAN は、ずっと体や内臓や食べ物の特集をしている（それ
が雑誌の存在意義なのだけれど）。

雑誌は、ダイエットの特集をすると、とても売れる。
内容は、様々な角度から、様々な高さから、様々な色で
切り口をかえてくる。

しかし、最終的には、栄養はちゃんととって、適度に筋肉をつけ
体内の基礎代謝を上げて、定期的に運動をして・・・
となるわけだ。

英語の習得と一緒で、近道と魔法はないということだ。

ということで、今月の「へこむ」TARZAN 特集からの、まとめは、
「皮下脂肪も内臓脂肪も減らすのに近道はない。地道に食事を
セーブして運動でカロリーを使い、エネルギーの収支をマイナスに
するほかないのだ。運動では長時間続けられて脂肪燃焼効率が高い、
ランニングなどの有酸素運動＝エアロビクスが有効。ウェスト１ｃｍ
を絞るには、１ｋｇの体脂肪を減らせばいい。食事か運動で１日に
２４０ｋcal 分のエネルギー収支をマイナスにすると、１ヶ月で
体脂肪1kg＝ウェスト１cmのペースでお腹が凹むはずである」

なるほど。
かなりの頻度で、ジムへと（週４くらいのペース）行っているけれど、
その分、飲んだり、食べたりするから、なかなかね。

ダイエットでいけないのは、ただ食べないというものだ。
体は栄養が足りなくなると、筋肉や骨を削り始める。
そんなやせ方は不健康なだけで、結局、病気になってしまう。

食べることは重要なのだ。

僕たちは、生き物だからね。
ちゃんと、いただきますって食べ物を作ってくれた人と、
食べ物自体に感謝してね。

DDR というのは、平和構築を目的として、国連や国が
中心となって行う平和活動のことだ。その他、コンピューター
関係の用語でもあるようだけれど。

Disarmament 武装解除
Demobiraization 動員解除
Reintegration 社会復帰

その頭文字をとって、DDRと呼んでいるらしい。

NHK のPROFFESSIONAL 仕事の流儀で、DDRを専門とする女性が
出演していた。その名は、瀬谷ルミ子さん。１０年間、国連職員と
してDDRに関わり、現在は、NPO を働く。国連からも名指しで、指名
を受け、アフガニスタンのカエザル大統領は、瀬谷さんのことを、
ミスDDR と呼んだ。

その瀬谷さんが、２０年間で２００万人が内戦のために死亡した
スーダンで、４年間をかけてDDRを行うというプロジェクトに参加
したことを番組にしたのが、NHK のPROFFECIONAL の流儀だった。

そんな瀬谷さんが、誰かのためにという気持ちになったのは、
高校生のときに、ルワンダの惨状の写真を見てからだということだ。
虚ろな瞳の子どもの写真だ。

今までにマラリアに８回かかったことがあるらしい。
１日の睡眠４時間。

その瀬谷さんの言葉。
◆目の前の現実に、答えはある
◆人生は、自分の手で変えられる
◆やらない言い訳をしないこと

そういうことだ。

http://ameblo.jp/seyarumi/

世の中にはどれだけのバーがあるのだろう。
まあ、居酒屋（ビストロやバルやパブも）なんかもいれると
とんでもない数になるのだろう。
やっぱり、お酒がないとね。

カウンターの向こう側でお酒をサーブしたり、料理をつくたり、
話し相手をしたり（これが一番大変で、時々、楽しいんだろうね）、
ご苦労さんです。

月曜日、小倉は（というより、住んでいる場所のせいかな）お酒
日和で、カクウチ　ありありで熟成生（アサヒビール）を飲みながら、
ヤングコーン（熊本産のものすごく小さいコーンだった）を食べ、
その後、SPAIN BAR O へと行った。
月曜日なのに、結構、混んでいた。テレビのモニターでは、MTV JAPAN
が流れていた。MTV JAPAN であっても、日本のプログラムだけではなく、
パリス・ヒルトンの番組や、THE HILLS が流れたりする。日本のミュージシャン
のヴィデオクリップも流れるが、EMINEM の最新のヴィデオクリップも流れ
ていたりする。
ビールを飲んで、４杯のサングリアを飲んだ。
笑顔で、店を出た（笑顔を出ることができるお店を持つことが、立派な酒飲み
になるひとつの証明やね）。

アミュー・プラザで、本を買った（またかよ）。
『街場の大阪論』　江　弘毅　作だ。
内田　樹先生の『街場の〜』シリーズのオリジナルの人だ。
関西のミーツ・リージョナルを創刊した人だ。街場の〜は、
江さんのオリジナルだ。帯にも内田教授の推薦の言葉が書いてある。

１１時３６分。その後には、５０数分の最終しかない。
３６分のモノレール、企救丘行きは、結構混んでいた。
その本をずっと平和通りから読み始めた。新大阪あたりの、串かつの
ことが書いてあった。
面白くて、熱中していたら、片野を過ぎて、城野に着いてしまった。
仕方なしに、城野で降りて、北へと向かった。

まあ、遠回りするのも大事だよね。人生において。
まあ、遠く行き過ぎないようにしてね。

熊本現代美術館での、井上雄彦さんの最後のマンガ展での
内容は、連載中の『バカボンド』のラストシーンのストーリー
を思わせるものだった。
たくさんの人を斬ってきた武蔵が、自分が斬ってきた人物たち
と対話を繰り返しながら、強さということの意味に開眼していく。

そして、心に刺さったいくつもの「とげ」を抜いていくのだ。
その「とげ」は、「怒り」だったり、「憎悪」だったり、
「自己顕示欲」からきているものだ。

そう、人には「とげ」を抜くものが必要なのだ。
恋人だったり、家族だったり、本だったり、音楽だったり、
ペットだったり、食べ物だったり。

そう、時々、それらの「とげ」抜きをしなければいけないのだ。
それには、まず自分の「とげ」のありかを知らないといけない。
それは、簡単なようで、実は、結構、難しい。

昨日NHKのテレビで『天皇皇后両陛下・素顔の５０年』という
番組が流れていた。その昔（いまでもあるのか？）高島屋提供の
『皇室アルバム』とは違って、両陛下の災害被災地訪問や、
サイパンでの戦没者慰霊など、地道な、それでいて重要な活動を
流していた。
『AERA』の０９年４月１３日号の表紙は、両陛下だった。
AERAの表紙だ。天皇皇后両陛下ご成婚５０年という特集だった。

国の象徴であっても、できるだけ国民と近いところで、と
様々な活動をされているのだろう。
テレビの番組では、カメラが本当に２人のそばで表情を
とらえていた。

皇族であること。
血のめぐり合わせ。
運命。



日本政府が、核軍縮・不拡散に関する国際会議を来年２月にも
国内で開催することを明らかにした。日本政府が、核軍縮の
国際会議を主催することは、初めてのことらしい。
核被爆国として、核軍縮で世界のイニシアチブをとっていこう
という姿勢はすばらしいと思う。
広島・長崎も歓迎していると思う。
あとは、僕たち自身がそういった動きに興味を持ち、自分の
意見を発信していくことが重要だと思う。