1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2009/1/31
昨年の5月に引越しをしてきて、北九州での初めての選挙だ。
09年2月1日、北九州市議会議員選挙。
2月1日は仕事のため、本日、期日前投票に行くつもりだ。
街には選挙戦のための車が、候補者の名前を連呼しながら
縦横無尽に走っている。
日本では、door to door の選挙戦は禁止されている。
賄賂などの発生を防ぐためだろうか。
確か、アメリカやイギリスでは door to door の訪問は
許されていると思う。
日本の選挙戦が、「潜在意識化」に訴えかけるために
広告的な「繰り返しの効果」を狙って、名前の連呼が
中心のものになっているのは、上記のような理由もある
かもしれない。
駅前の街頭演説などで地道に自分の主張を訴えても、
なかなか有権者には届かない。
投票する側、そう僕たちにも問題がある。
選挙はうるさいし、どの候補者も言うことは同じと
よく言うが、本当にそれぞれの候補者の意見や考え
を、配られて手にしたチラシを読み込んだり、
ネットでその候補者のHPにアクセスしたり(これは、
十年前にはあまり一般的ではなかったかもしれない)、
積極的に該当演説に耳を傾けたりしているだろうか。
大昔に比べて、情報は公開されているし(確かに、わかりにくい
公表のされ方も多いけれど)、自分たちが「積極的」に
関わっていこうとうすれば、いくらでも手に入る情報は
そこにある。
たった1票だけれど、その1票が積みあがって、確かに
政治は変わるし、僕たちの生活も変わっていくのだ。
兵庫県西宮市にいた時には、結構、市議会議員の人たちの
ホームページをチェックしていた。それぞれの活動や
情報公開の内容は、結構違っていたし、考え方にも違いが
あった。
自分で知ろうとすること、まずは、それが大事。
それ以上にまず投票すること、それが大事なことだと
思う。
各候補のことがわからなかったら、まずは、政党で
投票することでもかまわないと思う。
Let's go voting and show your support.
今年は、市議会議員選挙より、もっともっと大きな選挙が
あるだろうから。
自分の「投票力」を鍛えないと。
少し話しは変わりますが、渡辺よしみさん、非常にわかり
やすいです。公務員制度についてです。
http://www.nasu-net.or.jp/~yoshimi/2009/090126tatakidai.pdf

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2009/1/29
音質がいいCDが発売されている。小倉のCOLET の中の喜久屋さんと同じ
フロアーにあるヤマノ楽器(銀座が本店だ)で、音質のいいCDシリーズという
中に入っていたのが、ジャーニーの『エスケイプ』だった。
DON't STOP BELIEVING や WHO'S CRING NOW 、そしてOPEN ARMS が入っている
やつだ。
試聴用には、イーグルスの『ホテルカリフォルニア』が入っていた。
通常のやつと、その音質のいいCDが、DISK 1 と DISK 2 という風に
並んでいた。聞き比べてください、どうです、この違い、という感じの
マーケティングが展開されていた。
どちらも聴いてみた。
一緒だった。きっと僕の耳がおかしいのかもしれない。
だから、その2600円のいい音質のものより、普通の1700円になっている
ものを買った。そもそもCDの売り上げは下がっている。ダウンロードが
増えているからだ。
1981年の作品だ。僕が大学生になろうとしていた頃のことだ。
800万枚のセールスを記録したアルバムらしい。
スティーブ・ペリーの声がどこまでも伸びていく。
ジャーニーは、最近、『レボルーション』というアルバムを発表した。
スティーブ・ペリーがボーカルではない。
同僚が、スティーブ・ペリーは声が出なくなったらしいといことを
言っていた。だから、新しいジャーニーのボーカルは、YOU TUBE で
募集したらしい。2000年代、いや、2009年の時代の流れなのかもしれない。
OPEN ARMS を聴いて、「あっ、海猿のテーマ」なんていう人には、
このジャーニーのライブ感覚はわからない。
2曲目の STONE IN LOVE は、まるで、ボストンのDON'T LOOK BACK に
対抗するような曲だ。
僕が兵庫県の西宮市という都市に住んでいたとき、地元の公立高校の
友人と、ボストンのコンサートへと行ったときがある。
難波の大阪府立体育館だった。
アルバム(ふるい言い方か?)には、80年代の匂いやフレーズが
散りばめられている。
きっと今の人の80年代って、僕たちが50年代に対して感じていた
距離感と同じくらいかもしれない。
「ふるい」という感覚だ。
しかし、その時代に転がっている音楽は、決して、古さを感じさせない。
それを耳にして、育ち、それらの曲を耳にして、懐かしいと思う人たちが、
(自分も含め)古くなっただけなのだ。
それが、時の流れというやつなのだろう。
耳に触れるギターのフレーズが、懐かしくて、それでいて、
ほんの少し、悲しい。

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2009/1/28
GODIVA は、小倉の駅のアミュプラザの1階にある。
そう小倉にもあるのだ。
確かに横浜のときのように、日常的な「通路」に
東急ハンズがあるわけではないし、サンドウィッチのサブウェイ
があるわけではないし、香水が安価で販売されているきむらやが
あるわけでもない。すぐそこに、おいしい中華料理を出すお店が
山ほどあるわけでもない。成城石井もない。
しかし、ゴディバはある。専門店のコレットには、結構、立ち寄る
店が出来てきた。ポール・スミスもある。まあ、小物しか買わない
けれど。そのコレットの中にバッグ屋さんへと寄った。
ジムを始めると鞄が膨れるのだ。ロッカーにはシューズを置いていくの
で、Tシャツと短パンとソックスとタオルの分量だ。
その店のちょっと背の高めのきりっとした女性の店員さんがすすめて
くれたのが、今、使い始めたバッグだった。
いい感じにくしゃっとなるところがいい。
僕は普段着のハンズで数年前(5年以上はたっている)購入した使いこんだ
茶色のバッグを斜めにかけていた。
クレジットカードで購入し、サインをした。
その女性の店員さんは、担当藤田とサインしていた。その藤田さんの
筆跡は、適度な草書で、きれいな筆跡だった。
字がきれいな女性は素敵だ。外見が素敵だと完璧だ。
大人なきれいな字を書ける女性は、育ちの良さを感じさせる。
文字とは、そもそも誰かに伝えるためにあるのだ。
その文字をきれいに書くということは、何かをちゃんと誰かに
伝えようとする意思なのだ。
その藤田さんは、僕のバッグに注目し、そのバッグ、なんかいい感じ
ですね。ちょっと触ってみていいですか。どうぞ、どうぞ。
ドイツ製の手作りのものなんですよね。
なんか、いいですね。その藤田さんは、バッグを触りながら、そう言った。
でしょ。
ゴディバの前で、考える。
一体、なんで、こんなチョコが、1個300円とかするのだろう。
ダークチョコレートラズベリーを買って、食べながら歩いた。
あまり、おいしくなかった。
まあ、それだけの価値があるのだろうけれど、コンビニで販売している
ロッテや明治のチョコの方がおいしい気がするけれど。
その考えは、「野暮」なのだろうか。
ゴディバ イン コクラ
SWEEEEEEEEEEEET?

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2009/1/26
ジムにカムバックして、数日。
ずっと履きなれていたpuma のシューズをナイキの
ランニングシューズに替えた。AIR MAX とある。
気分転換だ。
最近は、ジョーダンもいなくなったから、バスケット
シューズは売れないんじゃないですか。
小倉ホテルと同じビルにあるアミュのABCマートで
店員の人と話をした。その男の店員は、鼻に汗をかきながら
「そうなんですよ、NIKEは、2年前からランニングシューズに
力を入れていますからね」と言っていた。
AIR JORDAN 23は、いくつものシリーズを出した。そもそも
AIR は、ジョーダンのシリーズの代名詞だ。たぶん。
I do believe I can fry.だ。アール・ケリーですね。
最近テレビにも頻繁に出始めた勝間和代さんが、いくつもの
本の中のひとつで、1日に、300Kcal の運動が必要と書いていた。
普通に30分くらい歩いて消費されるのが、100キロカロリーくらい
だったと思う。
有酸素運動の機械を使いながら、本を読む。
10数分を過ぎると、汗が出始める。炭水化物から、脂肪が燃焼され始める
のが12分辺りを過ぎてからだと言われる。
汗をかくことの心地よさを再認識した。
1月23日に(装具を外したのが12月20日、最後の通院が12月23日だ)、
ジムへ復活する前日の22日。よく出入りしているSPAIN BAR 0 と
同じビルにある整体院へと行った。
40分くらいのマッサージを受けた。左脚全般に血流が悪いという
ことだった。マッサージを受け、リンパ治療を受けた。
体の基準となるリンパは、4箇所あるらしい。足の付け根、ひざの裏、
首、そして脇の下、らしい。
「いい筋肉していますね」
いい筋肉というのは、やわらかいということらしい。大人になって
ほめられることは、ぐっとすくなくなる。
素直にそんな言葉が嬉しかった。
運動をしない4ヶ月に体にくっついたものは、2kgの脂肪だった。
その分、体重、脂肪量、体脂肪率、全ての数値が悪化した。
筋肉量も少し減少した。
まずは、有酸素運動を継続して、少しずつ体重を落としていこうと
思う。
どんなダイエットも、急激なものは、ただのリバウンドをうむことに
なる。水分をだせば、体重は減少するが、結局は、脂肪を減らすしか
ないのだ。

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2009/1/24
ジムへと復活した。
仕事の後に、アキレス腱を切ったジムとは別のジムだ。
2ヶ月割安のキャンペーンがあったからだ。
僕のジム歴は、横浜のエグザス(その後、コナミに買収された)
の安価な値段設定のセレ、そして、新宿のティップネス、横浜の
ルネサンス、横浜のコナミ、西宮のコナミ、小倉のルネサンス、
そして、今回のビッグバング。気がつくと、ここ10年くらいは、
週3回(おそらく)くらいのペースでは、ずっとジムへと通って
いることになると思う。
ジムは、僕にとっての本を読む時間の場所(自転車やステアーマスターなど)
であり、健康を維持するところであり、汗を流すことでストレスをマネージメント
する場所なのだ。
9月10日の左脚のアキレス腱断裂以来、4ヶ月以上運動をいないこと
になる。それまでのライフスタイルでは考えられないことだ。
人間の細胞は、3ヶ月でほぼ入れ替わってしまうのだ。
初日は、どのジムでも、オリエンテーションが行われる。
その人のジムでの目的を聞き、プログラムを設定し、マシンの
使い方を教えてくれる。そして、体成分を測る。水分量、筋肉量、
脂肪量、そして骨の量。体重、体脂肪率、右側と左側のバランス、
様々なことが数値化されたものだ。
初日は、自転車を漕ぎ、腹筋、背筋、胸筋のためのウェイトレーニング
をした。ウェイトの重さは、軽く、軽くだ。
おそらく運動で、1日で消費したカロリーは120Kcalくらいだと思う。
大したことはないが、僕にとって大きな第一歩だ。
バラク・オバマ大統領は、DAY2を迎えた。
異例のDAY1 と同様、矢継ぎ早に、ざまざまな政策を繰り出した。
その中で、注目すべきは、グアンタナモ基地を1年以内に閉鎖する
ということを打ち出したことだ。
グンタナモ米軍基地は、キューバ東南部のグアンタナモ湾に位置する
アメリカ海軍の基地だ。
1903年以来、アメリカが租借権を主張している基地だ。
2002年からは、イスラム過激派とのテロ容疑者の収容所になり、
アメリカ軍の虐待が問題になった。
確か、BAD BOYS 3で、エディー・マーフィーがラストシーンで
グアンタナモ基地で両手をあげていた。
きっと、グアンタナモ基地の存在をしらない人は、日本には
多いかもしれない。ここ最近になって、名前が出てくるので、
その存在を知り始めた人は多いかもしれない。
よく考えると、(意味合いは違っても)沖縄を初めとする米軍基地
と状況的には同じようなところがあるのだ。

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