2008/6/4
新宿で働いている時は、住んでいた東横線の妙蓮寺〜渋谷、
そして山手線の渋谷〜新宿が、AERAを読む区間だった。
月曜日の朝にアエラを買って、新宿に着く頃には主だった
記事を読んでしまっていた。記事の内容の情報は、すぐ
身の回りの地域で起こっていることだったりするので、
情報としての新鮮さもあった。
ここ北九州市小倉では、アエラが手に入るのは水曜日
だ。月火とかけて降りてくる情報は、かえって遠くの
ことで起こっていることの「お便り」のようで、それは
それで心地良い。
新鮮な情報が回りにありすぎると、とかく人はその情報
に埋もれてしまい、身動きがとれなくなる。
周辺からの目を持つこと、周辺の目が身につくこと。
それはきっと大事なことだと思う。
「水曜日のアエラ」
それは、僕にとっての遠くからの情報の残滓のお便り
なのだ。
おからがおいしいように、それは実は栄養満点だったり
する。
しかし、月曜日にあせってアエラをかわなければと
思っていた日々がちょっと懐かしい。
小倉へと引越しして14日。
もう、1ヶ月はいる気分だ。ジムは決まったし、いけば、
挨拶をしてくれるバーが、2件は出きた。
小倉は北東に海があり、北東から海風が吹いてくる。
冬は案外寒いかもしれない。

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