1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2008/4/29
暖かい太陽が街に降り注いでいる。西日本も東日本も。
北日本はどうなのだろう。
太陽が街に降り注ぎ、空気はのんびりとしている。
FMから流れる♪が、ただ心地良い。
季節は確実に移り変わる。
日曜日の『情熱大陸』に出演していたのが、アフリカで
働く獣医の女性だった。
http://www.mbs.jp/jounetsu/2008/04_27.shtml
ごく普通に、自分のために、家族のために、地域のために、
そして地球のためにがんばっている人たちを番組は拾って
くる。一体、どうやって、そんな人たちばかりを見つける
ことができるのだろう。
その一方で、有名でなくても、番組の登場人物にならなくても
ただ、地道に、自分のために、家族のために、地域の人たちの
ために生きている人はたくさんいる。
その仕事が、大きくなくても。
朝早くからお豆腐をつくる人、保育園でたくさんの子どもたちを
受け入れる保母さんたち、商店街でコロッケを揚げ続ける人、
朝のパトロールをする町の警察官、単身で赴任した地方の診療所の
お医者さん。いくつもの寂しい心に冷えたビールを差し出すバーテンダー。
世の中は、そんなごく普通に生きている人たちによって支えられている。
時々、僕たちは、そんな風に支えられていることを忘れてしまったり、
当たり前だと思ってしまう。
湿度も低く、心地よい太陽の光を浴びながら、そんなことをちょっと
ばかり考えてみるのも、いいかもしれない。

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2008/4/27
人生において、自分の価値観や興味やふとした楽しみ方が似た人は、
きっと簡単には見つからない。当然、全てが同じわけではないけれど、
相手の行動や、相手が行っていることが「腑に落ちる」ということだ。
メニューの中の食べ物の選択、映画に対しての好み、ニュースに対しての
コメント、小説家の好み、それぞれが好きなものの深さ、相手の興味への理解。
そんな価値観を交換したり、眺めたり、している時には、それはまるで空気の
ようで、当たり前で、当然のことで、あまりにも自然で、なんとも思わなかったり
することもある。
離れてみて、その共有する空間をなくすことで、その不在の大きさに
気付いたりするのだ。
その時間とか、空間が、ただの思い出になってしまうことが、
とても、哀しい。

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2008/4/24
久しぶりのジムで、スタジオのヒップホップのクラスに出た。
横浜に住んでいるときには、よく、vivle のセレ(エグザスの
一形態、今は、コナミ)に通っていた。そのときに、よくヒップ
ホップのクラスに出ていた。
ウォーミングアップをして、リズムをとって(アップとダウン)
振り付けに入る。
久しぶりだったけれど、体は覚えているもので、音楽に合わせて
気分よく動くことができた。
チャールズ・バークレーが、フィラデルフィア76ers のユニフォーム
を着たバージョンのティーシャツを着ていたけれど、簡単な振り付けだ
けなのに、結構、汗をかいた。スタジオの温度と、実は結構カロリーを
消費するというのがわかった。
いつもは、本を読みながら、自転車を漕いだり、鉄をあげたり、
寡黙な作業だからだ。
落ち込み状態の気持ちが、アップのリズムで体を動かして、
汗をかいて、ちょっと軽くなった。
ぐっすりと眠れそうだ。

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2008/4/22
携帯電話をかえた。
ずっと使っているのは、au だ。
特に何がよかったというわけではない。僕は比較的
遅くやって来た携帯使用者なので、docomo ではない。
たまたま手に取って気に入ったのが、au だったのだと
思う。その時には、畳む型の携帯は珍しかった。
まだ、畳まない型のものが主流だった頃のことだ。
7年前くらいのことだろうか。
今では、畳む型が主流で、おまけにテレビまでついて
いる。その前は、カメラ機能がついていることが、凄かった
時代もあったのに。
インターネットへの対応力も高くなり、携帯さえ持っていれば
結構、いろんなことが出来るようになってきた。
おそらく、ほとんどの人は、その機能の50%も使い切って
いないのではないかと思う。すくなくとも35歳以上の人たちは。
au は、Cメールが使える。
au 同士であれば、メールを書いて、電話番号を押せば送ることが
できる。結構、便利なものだ。
今回は、白いやつで、もちろん、ワンセグだ。
その分、少しサイズが大きくなったのは、やはり画面を大きくする
ためだ。
最近は、朝は携帯のアラームで起きるようになっている。
ずっと昔は、普通の目覚ましだったのだけれど。
携帯でもちゃんと起きることができるということを発見
したからだ。
携帯、12%くらいしか、機能を使っていませんし、知りません。

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2008/4/18
本当に大事なものに気付くのは、ずっとあとだったり
することがある。そして、それは時々、手遅れだったりすることが
ある。だから、たくさんの「詩」や「歌」や「絵画」などの藝術が
生まれてくるのだ。
その一方で、大切なものを手に入れたら、そこからもっと大切だった
ものがわかったりして、その大切なものをさらに大切にすることに
なる。そこから生まれるのが「愛」ってやつだ。
大切なものに気付いたら、全力を尽くすことだ。
例え、それが手遅れであっても。
それは、あなたにとっての、あなたの人生にとっての、
本当に大事なものに違いないから。
そして、本当に大事なものは、人生においては、5本の指で数える
ことができるくらいの数しかないのだ。

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