2007/3/26
最近、日没後、西の空に輝くのが、金星だ。
もの凄く輝いている。
しかし、気付く人は多くはない。
空を見ているか、何かがきらっと輝いていることに
気付くか。それらは、日頃から気にしていないと、
ふらっと目をやったりしないからだ。
『カンブリア宮殿』がテレビで流れている。今週は、
三鷹光機。海外でもたくさんの特許や顧客(ライカなど)
を持つ中小企業だ。日本では、なかなか採用されないらしい。
医学での手術用の顕微鏡などを製作している。
会長がテレビに出て、採用試験(焼き魚を食べさせて、
デッサンをさせる)もユニークだ。
社員の30%は、星を天体望遠鏡で覗く人たちらしい。
設計図は、デッサンで描くらしい。
研ぎ澄まされたプロフェッショナリズム。
それにしても、村上 龍と小池 栄子のコンビネーションは
おもしろい。小池 栄子は、結構、ばかーな女か、いじわるーな
女の役がうまい。(『模倣犯』と広末 涼子と松田 優作の長男が
出演していた映画)
村上 龍は、小池 栄子を主人公にしたら、どんな映画を撮るのだ
ろう。
村上 龍の最後の野望は、ピューリッツアー賞をとることでも、
海外で翻訳されヒットする作品をもう一作つくるのでもなく、
きっと、映画史の端に残るような映画を撮ることだと思う。
星は、いつもそこにあって、太陽もいつもそこにあって、
月もたまに空のそこにいる。
地道に素直を、輝き続ける。 かっこいいよね。

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