今から七年前、やはぎ町会にあった旧:担ぎねぶた制作所でこんな事があった。もう七年前の事なので、私の記憶も薄らいでいるが…。
今から七年前、その年のねぶた打ち上げ会(二次会)を制作所で行い、翌朝、外に出ると玄関先に見慣れぬ段ボール箱が置かれていた。中を見ると、生まれて間もない仔猫が5〜6匹。心ない人が置いて行ったようだ…。
可哀想に思った私は段ボールを玄関の中へ入れ、ペットボトルにお湯を入れた湯たんぽタオルで包み、仔猫の傍らに置いた。ふと外を見ると、遠巻きにこちらを見つめる親猫らしき猫。数時間後、その猫は玄関に置いていた段ボールから仔猫を一匹ずつ口に咥え、何処かへと運んで行った。その行為は数時間おきに行なわれ、ほぼ全ての仔猫は親猫に連れて行かれたのだが、最後に一匹だけ毛が白く、目の青い仔猫だけが残されていた。このまま捨て猫にする訳にも行かず、私が飼うにも我が家には既に二匹の猫がいる状態…。会員達に飼い主を募ったところ、W辺さんが飼ってくれる事になった。その仔猫は「完熟トマトのハヤシライスソース」の段ボールに入っていたため、トマトと名付けられた。
先日、たまたまW辺さん宅の前を通ったら、リードに繋がれ、外に出ていたトマトとバッタリ遭遇。思わず写メを撮りました。
捨て猫だった状態から早七年。トマトも大きくなりました♪


0