2012/2/29 長い話し合い 家族のこと
4年に1度しかない2月29日。
そもそも何で2月だけが28日までしかないのか不思議だよね?
しかも4年に1度1日増えるって言うんだから。
ま、それは説明すると長くなるからこちらで・・・。
何も考えず○月○日なんて言ってるけど、突き詰めると深いね〜。
さて、深い話と言えば・・・。
昨日の記事の続編になりますので、興味のない方はスルーで。
1日も早く自分の気持ちを伝えたい・・・と思っていた長男ですが
小心者故、親の近くをうろうろするのに話を切り出せない。
金曜の晩に話すつもりが、夫から飲んで帰ると連絡があり断念。
では土曜に・・・と仕切り直したらしいけど、
日中は私が祖父のホームに行ってしまい、帰宅すると入れ換わりで
夫が少年野球のオヤジ決起集会(飲み会)にでかけてしまったため
またタイミングを逃し、話ができない状態に。
日曜を逃すといつ話ができるかわからないという不安から
私に日曜の予定を聞いてきました。
日曜は少年野球が1日練習なので、夫は朝から18時までは不在。
それなら夜、時間を作ってほしいと言われたので
タイミングを見計らって長男に合図を送りました。
が、私が21時からドラマを観ていることを知っていた長男は
ドラマが終わったら声をかけてくれと頼んできました。
・・・夫に気付かれないように合図を送るのって難しいんだよね。
わざとらしくならないように、2階に上がって長男を呼びました。
声をかけてすぐにリビングに下りてきた長男。
それなのに、まるで子どもが生まれるのを待つ父親のように
ウロウロ歩いてるだけ。合図を送ってもモジモジ・・・。
15分ほど経った頃、私と夫が座るソファーの前に正座して
話を聞いてもらいたいと言うことができました。
子:「あの〜・・・結果はもう知っていると思うんだけど・・・」
私:「知ってますよ!全て知ってます」
夫:「知ってますけど、何か?」
子:「ホントに情けない結果になってしまって・・・申し訳ない」
夫:「こうなることなんて3年前からわかってたよ。
何度も忠告してやったよな?そんなに甘くないって。
お前はその都度頑張りますって言ってたけど
最後まで頑張らなかっただろう?
受験なんて水物だから、もしかしたら中学入試みたいに
勉強量が足りなくても合格してしまうことがあるかもしれないと
考えもしたけど、俺は世の中をなめてるお前が
合格するようなら、そんな世の中は間違っていると思ってた。
だから、不合格になってホッとした。
俺の考えていることは間違ってなかったって」
子:「うん。その通りです。俺の甘い考えがこういう結果を招いた。
それを何とかしなければならないと考えたから
俺なりに色々考えてこうしたいと結論を出した」
夫:「あのさぁ、条件出しただろ?浪人はさせない、
落ちたら家を出て働けって」
子:「そうなんだけど、最後のチャンスがほしいんだ」
夫:「お前、何度裏切ってきた?
お前は俺の子どもだから話を聞いてやっているけど
他人だったら聞かないよ。
世の中では、1度でも裏切った人間はその信用を取り戻すのに
どれほど大変な思いをするか。わからないだろう?
しかも、お前は1度や2度じゃないんだぞ!」
子:「わかってる。話を聞いてもらえるだけでもありがたいと思う」
夫:「で、お前はどうしようと思ってるんだ?」
子:「受験失敗の敗因は、自己管理のできなさに尽きると思うんだ。
それを改善できなければ、俺はずっと駄目なままだと思う。
だから、あえて自分に厳しい試練を与えようと思う。
色々調べたら通信制の大学ってのがあって
入学するのは一般入試と比べてラクなんだけど
外国の大学みたいに卒業するのが難しいんだ。
徹底的な自己管理ができなければ単位は取れない。
試験前に助けてくれる友達もいない。
楽しいキャンパスライフなんてのもない。
そこに身をおいて頑張ってみたい」
夫:「お前さぁ、それができるような奴なら受験勉強してただろう?
お前にできるとは思えないよ。悪いけど」
私:「そうだね。よっぽど強い意志がないとね。
お母さんだったら続かないな。楽しみがないもん」
子:「うん。でもさ、今の俺は楽しんじゃいけないと思うし
自分の力のなさも痛感したからね。
でも、勉強したいんだ」
夫:「ああそうですかって素直に聞くことはできないな。
お前はプロセスがないんだよ!
何かを達成するために努力するという過程がない。
頑張るって言葉に信憑性がないんだよ」
子:「そう言われても仕方ないと思ってる。でも、やりたい。
俺が願書を出したいと思っているのはK大の経済学部で
4年で卒業するのは5%程度だって言われている。
平均で卒業するのに8〜10年かかるみたいで。
でも、俺は4年で卒業してみせる!
その前に、通信制から通学制に編入してみせる!
かなりの努力が必要だってことはわかってる。
でも、それが高校3年間を無駄に過ごしてきた自分の
試練だと思うんだ」
夫:「それができるってことをどうやって証明する?」
私:「確かに難しいと思うし、今の長男にやり遂げられるかと
問われたら、難しいんじゃない?としか言えないけど
何度裏切られても信じてやるのが親だよ。違う?」
夫:「願書の締め切りはいつだ?」
子:「3月10日」
夫:「あと2週間か。じゃあ、その日まで本気だってことを見せろ!
毎朝5時に家を出て、3つ先の駅まで走れ。
当然、雨の日も雪の日も、熱があってもだ!
往復で7キロしかない。簡単だろ?
毎朝出発前にメール、片道走ったら証拠の写メを送る。
とりあえず2週間、お前が認めてもらうための条件を
クリアできるってとこを見せてみろ!」
子:「わかった。明日から実行する」
夫は、暇なんだから夜も走れと言ったんだけど、
そもそも走らせるってことの意味がわからなかった私は
マラソン選手にするわけじゃあるまいし、なんでそんなに走るんだと
反対し、夜はバイトをしろと提案しました。
今までどれだけ自分が甘えていたか、授業料や受験料を出してもらって
それを作り出すためにお父さんがどういう思いで働いているか
世の中、どんなに厳しいのかを身をもって経験しろと言いました。
夜働くということは、夫を含めた話し合いの前から
長男と話し合っていたことで、最後まで夫の理解を得られなければ
学費を自分で出すから認めてほしいと頼むよう助言していました。
願書を出すための準備は滞りなく進めておくようにと夫。
選考に一般入試のような試験はなく、高校3年間の内申点と
課題とされている3つの論文により合否が決まります。
内申があまりにも低いとそこで切られるそうですが
ギリギリA判定がつく4.3だから、内申で切られることはないでしょう。
論文がどう見られるかだね。
でもさ、ホントにこれがラストチャンスだよ!!
男の意地見せろよな〜!!
応援するよ!!頑張れ長男!!
21
そもそも何で2月だけが28日までしかないのか不思議だよね?
しかも4年に1度1日増えるって言うんだから。

ま、それは説明すると長くなるからこちらで・・・。
何も考えず○月○日なんて言ってるけど、突き詰めると深いね〜。
さて、深い話と言えば・・・。
昨日の記事の続編になりますので、興味のない方はスルーで。

1日も早く自分の気持ちを伝えたい・・・と思っていた長男ですが
小心者故、親の近くをうろうろするのに話を切り出せない。
金曜の晩に話すつもりが、夫から飲んで帰ると連絡があり断念。

では土曜に・・・と仕切り直したらしいけど、
日中は私が祖父のホームに行ってしまい、帰宅すると入れ換わりで
夫が少年野球のオヤジ決起集会(飲み会)にでかけてしまったため
またタイミングを逃し、話ができない状態に。

日曜を逃すといつ話ができるかわからないという不安から
私に日曜の予定を聞いてきました。
日曜は少年野球が1日練習なので、夫は朝から18時までは不在。
それなら夜、時間を作ってほしいと言われたので
タイミングを見計らって長男に合図を送りました。
が、私が21時からドラマを観ていることを知っていた長男は
ドラマが終わったら声をかけてくれと頼んできました。
・・・夫に気付かれないように合図を送るのって難しいんだよね。

わざとらしくならないように、2階に上がって長男を呼びました。
声をかけてすぐにリビングに下りてきた長男。
それなのに、まるで子どもが生まれるのを待つ父親のように
ウロウロ歩いてるだけ。合図を送ってもモジモジ・・・。
15分ほど経った頃、私と夫が座るソファーの前に正座して
話を聞いてもらいたいと言うことができました。

子:「あの〜・・・結果はもう知っていると思うんだけど・・・」
私:「知ってますよ!全て知ってます」
夫:「知ってますけど、何か?」
子:「ホントに情けない結果になってしまって・・・申し訳ない」
夫:「こうなることなんて3年前からわかってたよ。
何度も忠告してやったよな?そんなに甘くないって。
お前はその都度頑張りますって言ってたけど
最後まで頑張らなかっただろう?
受験なんて水物だから、もしかしたら中学入試みたいに
勉強量が足りなくても合格してしまうことがあるかもしれないと
考えもしたけど、俺は世の中をなめてるお前が
合格するようなら、そんな世の中は間違っていると思ってた。
だから、不合格になってホッとした。
俺の考えていることは間違ってなかったって」
子:「うん。その通りです。俺の甘い考えがこういう結果を招いた。
それを何とかしなければならないと考えたから
俺なりに色々考えてこうしたいと結論を出した」
夫:「あのさぁ、条件出しただろ?浪人はさせない、
落ちたら家を出て働けって」
子:「そうなんだけど、最後のチャンスがほしいんだ」
夫:「お前、何度裏切ってきた?
お前は俺の子どもだから話を聞いてやっているけど
他人だったら聞かないよ。
世の中では、1度でも裏切った人間はその信用を取り戻すのに
どれほど大変な思いをするか。わからないだろう?
しかも、お前は1度や2度じゃないんだぞ!」
子:「わかってる。話を聞いてもらえるだけでもありがたいと思う」
夫:「で、お前はどうしようと思ってるんだ?」
子:「受験失敗の敗因は、自己管理のできなさに尽きると思うんだ。
それを改善できなければ、俺はずっと駄目なままだと思う。
だから、あえて自分に厳しい試練を与えようと思う。
色々調べたら通信制の大学ってのがあって
入学するのは一般入試と比べてラクなんだけど
外国の大学みたいに卒業するのが難しいんだ。
徹底的な自己管理ができなければ単位は取れない。
試験前に助けてくれる友達もいない。
楽しいキャンパスライフなんてのもない。
そこに身をおいて頑張ってみたい」
夫:「お前さぁ、それができるような奴なら受験勉強してただろう?
お前にできるとは思えないよ。悪いけど」
私:「そうだね。よっぽど強い意志がないとね。
お母さんだったら続かないな。楽しみがないもん」
子:「うん。でもさ、今の俺は楽しんじゃいけないと思うし
自分の力のなさも痛感したからね。
でも、勉強したいんだ」
夫:「ああそうですかって素直に聞くことはできないな。
お前はプロセスがないんだよ!
何かを達成するために努力するという過程がない。
頑張るって言葉に信憑性がないんだよ」
子:「そう言われても仕方ないと思ってる。でも、やりたい。
俺が願書を出したいと思っているのはK大の経済学部で
4年で卒業するのは5%程度だって言われている。
平均で卒業するのに8〜10年かかるみたいで。
でも、俺は4年で卒業してみせる!
その前に、通信制から通学制に編入してみせる!
かなりの努力が必要だってことはわかってる。
でも、それが高校3年間を無駄に過ごしてきた自分の
試練だと思うんだ」
夫:「それができるってことをどうやって証明する?」
私:「確かに難しいと思うし、今の長男にやり遂げられるかと
問われたら、難しいんじゃない?としか言えないけど
何度裏切られても信じてやるのが親だよ。違う?」
夫:「願書の締め切りはいつだ?」
子:「3月10日」
夫:「あと2週間か。じゃあ、その日まで本気だってことを見せろ!
毎朝5時に家を出て、3つ先の駅まで走れ。
当然、雨の日も雪の日も、熱があってもだ!
往復で7キロしかない。簡単だろ?
毎朝出発前にメール、片道走ったら証拠の写メを送る。
とりあえず2週間、お前が認めてもらうための条件を
クリアできるってとこを見せてみろ!」
子:「わかった。明日から実行する」
夫は、暇なんだから夜も走れと言ったんだけど、
そもそも走らせるってことの意味がわからなかった私は
マラソン選手にするわけじゃあるまいし、なんでそんなに走るんだと
反対し、夜はバイトをしろと提案しました。
今までどれだけ自分が甘えていたか、授業料や受験料を出してもらって
それを作り出すためにお父さんがどういう思いで働いているか
世の中、どんなに厳しいのかを身をもって経験しろと言いました。
夜働くということは、夫を含めた話し合いの前から
長男と話し合っていたことで、最後まで夫の理解を得られなければ
学費を自分で出すから認めてほしいと頼むよう助言していました。
願書を出すための準備は滞りなく進めておくようにと夫。
選考に一般入試のような試験はなく、高校3年間の内申点と
課題とされている3つの論文により合否が決まります。
内申があまりにも低いとそこで切られるそうですが
ギリギリA判定がつく4.3だから、内申で切られることはないでしょう。
論文がどう見られるかだね。

でもさ、ホントにこれがラストチャンスだよ!!
男の意地見せろよな〜!!
応援するよ!!頑張れ長男!!


2012/2/28 受験終了 家族のこと
2月の頭から始まった長男の受験も終了し、結果が出揃いました。
神奈川の進学校に通っていた長男には高1のときから
大学に進学したいのなら勉強するように口うるさく言ってきました。
が、周りにも流され、遊び放題。
それでも、学校では一番上のレッスンに居座っていたため
自分の実力を過信していたのでしょう。
高3の秋まで親に隠れてコソコソ遊び続け、
何度も夫に叱咤され、家から追い出されたりしたんです。
そこまでして遊びたいのなら、進学を考える必要ないだろうと言うと
大学にはどうしても進学したい・・・と。
だったら・・・と、こちらから進学に対する条件を突きつけました。
@浪人は絶対にさせない
AMARCHよりレベルの低い大学は受験させない
B合格しなかったら家を出て働いてもらう
この条件を出したのは高校2年のときです。
高1のとき、長男の志望大学はW大の政経学部でした。
大きく出たな〜と感心したもんです。
それに向かって頑張れと塾にも入れました。(英語だけですが)
でも、長男は必死に頑張る姿勢を見せないまま高2になり
志望大学をM大の経営学部に変更したんです。
現実ってものがわかってきたんだな〜とも思いましたが
担任も夫も私も、努力していないくせに志望校を下げたということに
憤りを感じ、そこからは担任とタッグを組んで頑張らせようと
いろんな方法で長男を叱咤激励してきました。
それでも勉強しないため、上のような条件を出したのです。
必死に勉強していれば、MARCH以上を受けろなんて言いません。
プロセスが大事なんです。
必死に勉強してその結果が日東駒専だったのなら、それで充分。
私の子ですから、ずば抜けてできるなんて思ってないしね。((笑
その条件を出されても「まかせろ!」なんて言って遊んでいたから
よっぽど自分に自信があるか、ただのバカかどっちかだ。
尻叩いて勉強させる年でもないし、あとは自分で考えさせようと
3年の1年間は放置。・・・見かねた夫がぶん殴ったけどね。
そして迎えた2012年。
長男が取り寄せた願書は3大学分。
M、A、Cを3学科、1学科、2学科受けることに決め
受験料を払い込み、願書を提出しました。
35000×6=210000・・・サヨナラ21人の諭吉様。



入試から帰る長男の表情で「ぶっ飛んだ」「手ごたえあり」「楽勝」
ってことがわかり、自信のある大学ほど模範解答を探して
ボーダーを越えているかどうかの確認をしていました。
「Aは確実にボーダー越えてる!」と自信満々に言う長男を見て
いつから大学入試ってこんなにラクになってしまったんだろう?と
疑問に思った夫と私。
入試なんて時の運とも言われるから、勉強していなかった長男でも
受かってしまうかもしれない。可能性はないわけじゃない。
でも、長男が受かるようなら、そんな世の中は間違っている!
そう言い続けていた夫も私と同じく
複雑な心境で発表を待ったに違いありません。
結果・・・全敗。
・・・やっぱり。
世の中、腐っちゃいなかったね。
ガッカリもしたけど、長男に世の中の厳しさをわからせるチャンスを
神様に与えられたんだ。
親としての私たちと、大人になろうとしている長男が試されている。
そう思い、長男から今後についての話を持ちかけてくるまで
こちらからは一切そのことに触れないようにしました。
そして日曜日。
ようやく長男が話を聞いてほしいと言ってきたのです。
話し合いは夜10時から3時間に渡りました。
ま〜・・・2人の酒の量と言ったら・・・。
話があると言われた時点で既に飲んでいたんだけど、
話し始めたらのど渇いてさ〜。
夫はビール4缶、マッコリ3缶。私はビールを5缶。
キッチンに並ぶ缶・・・12本。
おいおい、飲み過ぎだろう!
このくらい飲まないと終えることのできなかった話し合いの内容は
また明日、今日に負けないくらいの長文でお伝えします。
6
神奈川の進学校に通っていた長男には高1のときから
大学に進学したいのなら勉強するように口うるさく言ってきました。
が、周りにも流され、遊び放題。

それでも、学校では一番上のレッスンに居座っていたため
自分の実力を過信していたのでしょう。
高3の秋まで親に隠れてコソコソ遊び続け、
何度も夫に叱咤され、家から追い出されたりしたんです。
そこまでして遊びたいのなら、進学を考える必要ないだろうと言うと
大学にはどうしても進学したい・・・と。
だったら・・・と、こちらから進学に対する条件を突きつけました。
@浪人は絶対にさせない
AMARCHよりレベルの低い大学は受験させない
B合格しなかったら家を出て働いてもらう
この条件を出したのは高校2年のときです。

高1のとき、長男の志望大学はW大の政経学部でした。
大きく出たな〜と感心したもんです。
それに向かって頑張れと塾にも入れました。(英語だけですが)
でも、長男は必死に頑張る姿勢を見せないまま高2になり
志望大学をM大の経営学部に変更したんです。
現実ってものがわかってきたんだな〜とも思いましたが
担任も夫も私も、努力していないくせに志望校を下げたということに
憤りを感じ、そこからは担任とタッグを組んで頑張らせようと
いろんな方法で長男を叱咤激励してきました。
それでも勉強しないため、上のような条件を出したのです。
必死に勉強していれば、MARCH以上を受けろなんて言いません。
プロセスが大事なんです。
必死に勉強してその結果が日東駒専だったのなら、それで充分。
私の子ですから、ずば抜けてできるなんて思ってないしね。((笑
その条件を出されても「まかせろ!」なんて言って遊んでいたから
よっぽど自分に自信があるか、ただのバカかどっちかだ。
尻叩いて勉強させる年でもないし、あとは自分で考えさせようと
3年の1年間は放置。・・・見かねた夫がぶん殴ったけどね。

そして迎えた2012年。
長男が取り寄せた願書は3大学分。
M、A、Cを3学科、1学科、2学科受けることに決め
受験料を払い込み、願書を提出しました。
35000×6=210000・・・サヨナラ21人の諭吉様。





入試から帰る長男の表情で「ぶっ飛んだ」「手ごたえあり」「楽勝」
ってことがわかり、自信のある大学ほど模範解答を探して
ボーダーを越えているかどうかの確認をしていました。
「Aは確実にボーダー越えてる!」と自信満々に言う長男を見て
いつから大学入試ってこんなにラクになってしまったんだろう?と
疑問に思った夫と私。
入試なんて時の運とも言われるから、勉強していなかった長男でも
受かってしまうかもしれない。可能性はないわけじゃない。
でも、長男が受かるようなら、そんな世の中は間違っている!
そう言い続けていた夫も私と同じく
複雑な心境で発表を待ったに違いありません。
結果・・・全敗。

世の中、腐っちゃいなかったね。
ガッカリもしたけど、長男に世の中の厳しさをわからせるチャンスを
神様に与えられたんだ。
親としての私たちと、大人になろうとしている長男が試されている。
そう思い、長男から今後についての話を持ちかけてくるまで
こちらからは一切そのことに触れないようにしました。

そして日曜日。
ようやく長男が話を聞いてほしいと言ってきたのです。
話し合いは夜10時から3時間に渡りました。

ま〜・・・2人の酒の量と言ったら・・・。

話があると言われた時点で既に飲んでいたんだけど、
話し始めたらのど渇いてさ〜。

夫はビール4缶、マッコリ3缶。私はビールを5缶。

キッチンに並ぶ缶・・・12本。


このくらい飲まないと終えることのできなかった話し合いの内容は
また明日、今日に負けないくらいの長文でお伝えします。


2012/2/27 バナナ 家族のこと
4日前の話。
なんだか最近妙にお腹が空くと訴えてくる次男が
ご飯の後に「足りないから胡瓜が食べたい!」と。
うちの次男、小さい頃からものすごい胡瓜好きで、
胡瓜丸々1本を塩で食べるんです。 ←絶対酒飲み
普段なら胡瓜食べて牛乳飲めば満足するんだけど
一昨日はそれでも足りないと言うので、
しかたなくバナナを食べるよう言ったんです。
うちはバナナを吊るして置くんですが、それを見て次男は・・・。
「バナナがいっぱいついてるんだけどどうやって取るの?」と。
・・・こ、こいつ、バナナが房になってることを知らないのか?
「こうやってポキッて1本取ればいいんだよ」と教えると
まるで3歳児のようなキラキラした瞳で「そうなんだ〜!」と。
私、バナナを自分でもぎ取らせることをしていなかったのか。
過保護だな〜とわかってはいたけどここまでだったか・・・。
もうすぐ5年生ですからね。さすがにヤバすぎます。
でもね、これには更に驚く続きがあって・・・。
「お母さん、これ、どうやって剥けばいいの?」
・・・
・・・
・・・
・・・ マジか〜〜〜???
バナナの剥き方がわからない10歳なんている???
・・・剥いてやってたのか・・・私ってば。
横にいた長男が見かねてポキッと根元を手前に引いて
「ここから剥いていけばいいんだよ」と教えたところ
嬉しそうに根元を持ち、スルスルッと一番下まで剥ききった。
そして次をまた剥ききり、どんどんバナナを全裸にしていく次男。
「あのさぁ、そうやって食べると手が汚れちゃうじゃん?」と
声をかけると、3センチ幅ほどの皮1枚分だけを残し、
トウモロコシみたいにバナナを横にして持ってガブリ。
ひょえ〜〜!
バナナなんてしょっちゅう食べてたじゃんか!!
私、バナナの柄に近い部分に農薬が溜まると聞き
子どもたちにバナナを食べさせる時は必ず少し剥いて
柄の部分を少し切り取って渡していたんです。
でもさぁ、全部を剥いてやっていたわけじゃないし
どの辺まで剥いて、どうやって食べるかなんてわかっていたはず。
それなのにこの有様ですから。
今後は「やって」「ちょうだい」と言われても自分でやらせなくちゃ!
次男を甘やかしすぎだと万人に言われてきた私ですが
今回ばかりはその通りだと反省しました。
いつまでも幼いままにしているのは私だったんですよね〜。
これからはちょっとだけ厳しくいきます!
←できるの?
4
なんだか最近妙にお腹が空くと訴えてくる次男が
ご飯の後に「足りないから胡瓜が食べたい!」と。

うちの次男、小さい頃からものすごい胡瓜好きで、
胡瓜丸々1本を塩で食べるんです。 ←絶対酒飲み
普段なら胡瓜食べて牛乳飲めば満足するんだけど
一昨日はそれでも足りないと言うので、
しかたなくバナナを食べるよう言ったんです。

うちはバナナを吊るして置くんですが、それを見て次男は・・・。
「バナナがいっぱいついてるんだけどどうやって取るの?」と。

・・・こ、こいつ、バナナが房になってることを知らないのか?

「こうやってポキッて1本取ればいいんだよ」と教えると
まるで3歳児のようなキラキラした瞳で「そうなんだ〜!」と。

私、バナナを自分でもぎ取らせることをしていなかったのか。

過保護だな〜とわかってはいたけどここまでだったか・・・。
もうすぐ5年生ですからね。さすがにヤバすぎます。

でもね、これには更に驚く続きがあって・・・。

「お母さん、これ、どうやって剥けばいいの?」
・・・



バナナの剥き方がわからない10歳なんている???
・・・剥いてやってたのか・・・私ってば。

横にいた長男が見かねてポキッと根元を手前に引いて
「ここから剥いていけばいいんだよ」と教えたところ
嬉しそうに根元を持ち、スルスルッと一番下まで剥ききった。

そして次をまた剥ききり、どんどんバナナを全裸にしていく次男。

「あのさぁ、そうやって食べると手が汚れちゃうじゃん?」と
声をかけると、3センチ幅ほどの皮1枚分だけを残し、
トウモロコシみたいにバナナを横にして持ってガブリ。
ひょえ〜〜!

私、バナナの柄に近い部分に農薬が溜まると聞き
子どもたちにバナナを食べさせる時は必ず少し剥いて
柄の部分を少し切り取って渡していたんです。
でもさぁ、全部を剥いてやっていたわけじゃないし
どの辺まで剥いて、どうやって食べるかなんてわかっていたはず。
それなのにこの有様ですから。

今後は「やって」「ちょうだい」と言われても自分でやらせなくちゃ!
次男を甘やかしすぎだと万人に言われてきた私ですが
今回ばかりはその通りだと反省しました。

いつまでも幼いままにしているのは私だったんですよね〜。
これからはちょっとだけ厳しくいきます!

