『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』
まあ、良かったです。
アクションシーンはほんと格好いい。
最後の戦いとか盛り上がる盛り上がる。
ただ、残念なことにストーリーが想像してたのと違ってガッカリだった部分が多かったところだ。
バットマンとスーパーマンの立場の違いから来るすれ違いで巻き起こる「正義」とは何かというものをぶつけ合うような話しかと思ったんですけどね。
ブルース・ウェインが少々キレ過ぎだろ、と。
スーパーマンのせいで、というのは分かるけど、あのレベルだと天災だろ。
そこまで憎しみに染まりますかね?
ストーリーは「マン・オブ・スティール」から始まっている。
なので、観てないと全然意味が分からない。
観てるの前提の作りでした。
で、クライマックス前にはある意味仲直りしちゃうわけですけど、その理由も分からなく無いですけど。
完全にブルース・ウェインの情緒不安定さが目立ってしょうがない。
ラスボスはまさかのゾッド将軍の死体改造で出来た化け物。
というか、あの後宇宙船とかそのまま放置してたのかよ、とツッコんだ。
悪用されるとかいろいろ考えて太陽に捨ててこいよ。
最悪、月の裏側に置いてくるとかさ。
ただ、ラスボスは良い感じでアメリカンなボスキャラだった。
その点はテンション上がりました。
一番残念だったのは、これはまさに「正義の誕生」で、これから作るシリーズの序章ですよという映画だった事ですね。
伏線というかワンダーウーマンが出てきてましたけど、残りのヒーローも集めなきゃってバットマンが言い出しちゃいましたしね。
マーベルの真似したくなったんですよね。
面白ければ良いんですけどね。
そんなわけで、ストーリー的にはちょっと微妙な空気がありましたけど、最後は盛り上がりましたし、アクションも最高に格好良かったと言う事で。

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