『
ターミネーター4』
名作『ターミネーター』シリーズの第4作。
実はかなりのターミネーター好きだったりする。
まったく世間では無名だった頃、シュワちゃんが出てるという理由で借りてみた時に衝撃は忘れられない。
まあ、B級と言えばB級でしたけど。
正直、『3』は期待はずれも良いところだったので、これもどうかなとは思っていた。
感想としてはまずまずと言った感じで、しかもこれは完全に新シリーズの第一作と言う作りに見える。
実際に英語のタイトルには『4』の文字はなく『Terminator Salvation』とあるだけ。
この作品のお約束だったタイムトラベルはなくなってしまった。
それ以外のお約束台詞とかは健在でした。
主人公はジョン・コナー。
と、新キャラのマーカス・ライト。
舞台は「審判の日」からかなり時が流れ、マシーンと人間が激しく戦っているアメリカ。
この時代はジョン・コナーまだは一介の指揮官に過ぎなかった。
さて、ここからはかなりのネタバレ含みますが。
なんつうか、最後にちょっと強引にまとめた感じがします。
いろいろ制限を取っ払ってしまってるので、何でも有りになってるんですけれど、わりと予想ないの出来事だらけで、そんなに驚きはないです。
まあ、いろんなタイプのターミネーターが出てきたりして、映像的には面白いですし、バイク型はカッコイイ。
でも、ストーリーが問題ですよね。
マーカス・ライトのあたりがネタ的には新しいモノを入れようとした感じは分かるんですが、世界設定上強引過ぎる気がします。
T-800の1体目があの時点でバレてるなら潜入出来ないと思うんですけど。
だって、みんなシュワちゃんの顔してるわけでしょ?
量産せずに顔はカスタムしろよ、とツッコミたくなります。
何より、『3』のときのあのヘタレがこんな一流の戦士になるとはとても思えません(笑)。
それにカイル・リースを助けられない未来は存在したのだろうか?
結局、過去にターミネーターを送らなければ、スカイネットは誕生しないはずなので、そこまではすでに確定してる気がするんですけどね。
と、いろいろ思ったモノの面白くはあったので良作かとは思います。

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