かつてGIGAZINEでソニーがPS3および次世代システムにおいて、初代PS、PS2、PS3、PSPを対象としたエミュレーターの開発ができるエンジニアを募集していることをお伝えしましたが、ついにPS2ソフトを動作させる技術の特許が申請されたことが明らかになりました。
PS2のチップセットを搭載することで互換性を実現していた初期モデルのPS3とは異なり、2007年11月に発売された40GBモデルや現行の80GBモデルは本体価格を下げるためにPS2のチップセットが非搭載となっていますが、これで悲願となっている現行モデルのPS3でのPS2との互換性が実現される日が近づいたのでしょうか。
詳細は以下から。
Siliconera >> Sony Patents Emotion Engine Emulation Technology For Cell Processors
この記事によると、アメリカのソニー・コンピュータエンタテイメントがPS3のCellプロセッサを利用してPS2のCPUである「Emotion Engine」の動作を再現する技術の特許を取得したそうです。
これはEmotion Engine用に書かれた命令文をCellプロセッサ用のものに変換するというもので、理論的にはPS3でPS2のすべてのゲームがプレイできるようになるとのこと。
PS2との互換機能が現行モデルのPS3に実装されるようになるのはまだ先の話であると思われますが、この特許は互換の実現へ向けた大きな一歩であるようです。
また、ハードウェア面での変更が必要無いことを考えると、アップデートなどで互換機能が提供される可能性も十分に考えられるため、現行モデルのPS3を利用しているユーザーにとっても朗報なのかもしれません。
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全文張ってしまいました。
初期型はPS2ソフト用の読み込むためのハード的なモノが搭載されていたが、低価格化のために取っ払っていたけど、PS3上でPS2を動かすエミュレーターの開発が可能になったと言うことで、新型買っていても使えるようになる日が来ると言うこと。
高い金払って初期型買う意味が無くなる。
誠に喜ばしいことですな。
もう安心してPS3が買えます。
最後の憂いが無くなった。
というか、この記事のせいでネットオークションなどの旧型の値段が下がれば尚良しですね。

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