『
武士の一分』
物語の主軸は“愛”ですよ。
夫婦の愛を描いた大変普通に良い物語でした。
いや、しかし、物語の展開は非常に配分良くシナリオが構成されてて、最初から最後まで飽きさせないバランスだったんじゃないかと。
木村拓也はやはり木村拓也だなと言う感じでしたが、格好良かったのは事実。
復讐に命を懸ける男。
設定から燃えですよ。
もともと剣道やってただけに動きも良かったので、果たし合いのシーンも悪くなかったです。
そもそもこの果たし合いが成立したのが予想外でしたけどね。
このキャラならだまし討ち、もしくは伏兵を忍ばせておくぐらいしそうだったのに。
一応武士だったと言う事ですな。
そこは作中でも語られてたけどもねぇ。
終わりも綺麗にまとまってて良い作品だとは思います。
良い作品ではあるんですが、傑作だと言い切れないのは何故だろう。
一番共感したのは、ああいう親戚ってほんと鬱陶しいって事ですよ。

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