『死にぞこないの青』 乙一
鬱になる。
作者と同世代のため、この小説の主人公マサオと同じような少年時代を送る。
ビックリマンにミニ四駆、コロコロ・ボンボン、ゾイドと、ホント子供の頃そのまんまですな。
ちなみに俺はビックリマンのお菓子は食う派でした。
ゾイドは出てすぐのゴジュラスを最初に買った。
ミニ四駆はホーネットが最初かな。次がスーパードラゴン、サンダードラゴンとか漫画の方でダッシュシリーズは結構買った。
話を戻すと、とにかく昔のことを良い事や、特にイヤな思い出が湯水のように思い出されて、かなり鬱な気分になった。
本編もかなり鬱な話ではあるんだけれど、それ以上に自分の過去に打ちのめされた感じ。
確かに小学校の時、ムカつく教師がいた。そういう教師に限って、親の受けが良かったりする。
今なら訴えれば間違いなく勝てるな。
そんな感じで、とにかく最初は同世代の人なら懐かしさを感じるでしょう。
ただ後半は普通に読んでも十分鬱な話なのでお気をつけください。

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