2007/8/4

フェスティバル・ソロイスツの公演なくなった? 神尾凱旋コンサートにさしかわる サントリーホール  ニュース

サントリーホールのレジデンシー的な室内楽グループ、フェスティバル・ソロイスツは、ヴァイオリンの竹澤恭子、ヴィオラの豊嶋泰嗣、チェロの堤剛によるトリオ、もしくは、それにゲストを加えた室内楽のグループである。常設とはいえないかもしれないが、定期的に共演を重ねてきたため、質のいいアンサンブルが醸成されている。昨年のルツェルン音楽祭の引っ越し公演では、ホスト側の顔として活躍し、チェンバー・フェストでアンサンブルに加わるなどしていた。

今年も10月21日に公演が予定されていたが、夏の発表からは、名前が消えた・・・という話題である。このグループは室内楽だが、大ホールを使う。それだけの集客力があるということでもあろう。そのグループを押しのけて、同日の大ホールを占領するのは、過日のチャイコフスキー・コンクールのヴァイオリン部門で優勝の栄誉に輝いた神尾真由子だ。師匠筋に当たる原田幸一郎が日フィルを指揮し、コンクールで演奏したシベリウスとチャイコフスキーの協奏曲を演奏する。特にシベリウスは、モスクワでは伴奏オケの出来が最悪だったということなので、改めて楽しみにおもっている人たちもいることだろう。なお、このイベントは、指揮者とオケを入れ替えて、大阪と名古屋でも行われることになっている。

それにしても、サントリーホールは、発表した予定が変更されることの多いホールだ。ここ数年の間でも、ホール・オペラのプッチーニ・シリーズで、最後に三部作をやる予定が、急遽ボエームの再演に変更されたり、国際作曲委嘱シリーズのアンコール公演が10周年イヴェントに組み込まれるはずが、待てど暮らせど出てこないなど、結構、期待を裏切られることもある。今回も、そのクチだ。まあ、仕方ないこととは言いながら・・・。ちなみに、神尾の凱旋コンサート自体には、何の文句もないことを付記しておく。念のため。
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