道化は踊る

去年の今日、「やっぱ、虎でしょ！」で取り上げた（？）のは、

　　パイロットの干支蒔絵「寅」（林勝 作）
　　モンテグラッパのオリエンタル・ゾディアック「寅」
　　ペリカンの四神「白虎」
　　中屋万年筆の吉祥「竹虎図」（喜久二 作）
　　ウォーターマンのセレニテ「白虎」
　　デルタの「阪神タイガース優勝記念モデル」

−−の６つの万年筆。
あれから一年、その後、新しい虎モノ万年筆の話は聞きません。
残念！

だけど、おなじネコ科でも獅子モノ、ライオン物なら結構あるようで。
その筆頭に上げるとしたら、なんと言ってもこれでしょう。

「格のちがいを感じます」でご案内した、ドイツの老舗モンブランのうるはしガイドブック。その名も

　　「モンブラン・コレクタブル：情熱のクリエーション」＼（＾＾）／

手にしたときから息を呑む、この表紙を見てくださいな♪

　　‘アガサ・クリスティ’のコワ〜イ蛇と
　ちがって、‘インペリアル・ドラゴン’
　の龍さんは、ちょっぴり愛嬌のありますね♪

　ちゃっめっけたっぷりのくりくり眼♥は、映画
　「ネバー・エンディング・ストーリー」の
　ドラゴンのよう（＾＾；


でもって、うるはしの限定万年筆紹介ページはこんな感じですぅ♥



特に、超ドＵＰニブ写真を掲載してくれているのは、いとしの‘アレクサンドル・デュマ’でございます、うふ♥

ほんと、この写真ってば、うるはしい！！！
でも、この説明は．．．。

　
　　作家シリーズ2006も案内されはじめたことだし、
　　ここらでひとつ復習をば．．．。

作家シリーズを求めて、さっそく情報の海へと漕ぎ出でて。
モンブランのうるはし万年筆を扱ったサイトは数々あれど、まとめてみるなら、やはりここでしょう−−公式サイト　＼（＾＾）／

ちょっとというかかな〜り重いページだけれど、とってもソフィスティケートされた雰囲気がすてき♥な反面、馴れるまでは仕組みがわかりにくくて悩んじゃったりするサイトだけれど、寄り道しつつたどり着いた【作家シリーズ】への入り口ページ【モンブラン・エディション】に、以前見たときには気づかなかった文字を発見してしまったのです。いわく

　　カタログをオーダーする

ですって！
これを申し込まない手はありません。
迷わずクリックすると、申し込み画面が出てきました。

はやる気持ちを抑えながら必要事項を記入して。
どきどきどき！
もう一度、項目を確認して。
どきどきどき！

さぁ、いよいよですわ！　＞【送信】をクリック。

「このEメールのコピーを私に送信してください。」にチェックしていたので、すぐにメールらしきものが届いたのですが、こまったことに思いっきり文字化けしておりました（＾＾；　＊

ローマ字入力しなきゃいけなかったのかしら、と心配することしばし。
でも、ち〜ゃんと翌々日にはカタログが届きました、うふふふ♥

やったね　＼（＾＾）／
すばやい対応＋状態のよいカタログ！
こういうところは、さすが【ブランド】！
格のちがいを見せてくれます（＾＾）ｖ

−−というわけで、届いたのがこちら（＾＾）／

究極のペンケース【祇園守】の３回目です♪


どうしても、これがほしかったのです。
そう、このためにフルオーダーをお願いしたと言っても過言ではないのです。

　　ペンケースの下の【インク瓶入れ】♥


ふだんは、ほとんど自宅とオフィスの往復ですもの。
頻繁につかうインクをその両方に備えておけば、まず困ることはありません。打ち合わせだって、出かける前に残量チェックしておけば、だいじょうぶ！　残り少なになっていたら、吸入すればいいんだもん、万事ＯＫ♪

　　でも、旅行に行くときはどうすればいい？

極悪なまでに多忙な日々を乗り切る【特効薬】は、ゆったりのんびり【いやしの旅】に思いを馳せること♥
あっちに行きたい、こっちにも行きたい、そっちも面白そう！
う〜っとりと旅先の景色に想いを馳せつつ、気になるのは【お供】のこと。

　　インク瓶をZIPロックに入れて？
　　でもって、さらにタッパーウェアに入れて？
　　その他に、ペンケースがあったりするの？

　　いやぁぁぁぁ！
　　お道具をばらばらと持ち歩くのはイヤッ！

矢立みたいに、ペンとインクをいっしょに持って歩きたいのよ！
しかも１本＆１色では、物足りないわ！
最低でも２本＆２色は持ち歩きたくってよ！

思い描いていたのは、勾玉インク瓶♪
嗚呼、これさえ万年筆といっしょに携帯できれば．．．！！！

　　だったら当然、４本用。
　　２色のインクに、２本の万年筆。
　　あとはボールペンとペンシルを入れて♪
　　完璧よ、完璧ぃぃぃ♥

−−というわけで。
夢見る旅行に行けないままに、いくつもの季節を数え−−。
構想ン年、悲願の【インク瓶入れ付きペンケース】だったのです。

　　だから、めろめろでもゆるしてね（＾＾）
　　もうすっかり、脳みそトコロテン状態だけど、堪忍してね（＾＾）

しかも、しかも、しかも！
TAKUYAさんの手にかかれば、こんなにすてきな【インク瓶入れ】に仕上がったんですものぉぉぉぉ　＼（＾＾）／

お待たせしました　＼（＾＾）／
（私とっての）究極ペンケース【祇園守】の、

　　私、中身もすごいんですっ！

−−で、ございます。


フルオーダーの作品づくりは打ち合わせが命！
細かいところまで、

　　あ〜でもない、こ〜でもない、
　　こうしたらどうかな、そうした方がよさそうね．．．。

−−と何度も打ち合わせを繰り返して、少しずつ形になっていくのです。
その過程もまたたのしいの（＾＾）ｖ

１）〜４）の全体像でも十分【難問】なのに、打ち合わせを重ねる度に「TAKUYAさん、お願い♥」が増えていって．．．（＾＾；
しかも、【ギミック好き】の本領発揮とばかり、こんな内容で。

　　５）ペンケースのフタの裏側に、切手を入れられるようにしてね♥
　　６）ペンケース内部の【仕切り】は取り外し可能なのがいいわ♥
　　７）でもって、分解して収納できるようにしておいてね♥
　　８）インク瓶入れに入れるのは‘勾玉ボトル’と決めているわ♥
　　９）でも、小物入れにも使いたくってよ♥

ここまで来たら、もうすっかり妄想の塊。
Quo Vadis? な世界です（笑）

　　TAKUYAさん、おいそがしそうですもの。
　　私のペンケースはいつでもいいですからねぇ（＾＾）／〜

−−と言ってはいたけれど（もちろん、本心から、ですよ♪）、きっとTAKUYAさんは危険を察知したのにちがいありません。「このまま行くと、とんでもない妄想に付き合わされることになる（ＴＴ）」って（笑）

でも、【祇園守】には、こんなとんでもない‘お願い♥’が、すべて実現されているんですぅ　＼（＾＾）／

モンブランの‘パトロン・シリーズ’ではないけれど、フランスの老舗 S.T.デュポンも、うるはしの限定品を毎年のように発表しています。しかも、万年筆やボールペンといった筆記具だけではなく、おなじみのライターや時計とおそろいだったりして、「格のちがいを見せてくれようぞ！」的なところが大好きだったりします。

去年発表された、うるはしの限定品‘メディチ’もすてきでしたが、今年もすごいのが登場です（＾＾）／

指折り数えて待っていた、
これが私の【究極のペンケース】で〜す　＼（＾＾）／

背高のっぽの真っ赤な円筒形。
新進気鋭の革職人 TAKUYA さんに、超絶
技巧のかぎりを尽くしてつくっていただ
いた、フルオーダーのペンケース♪

【水筒】とか【消火器】とか、あんまり
な呼び方をされておりましたが、今回、
kugel_149 さんにお願いして、立派な
名前をいただきました（＾＾）ｖ

kugel_149 さんに命名していただいた、
その名は

　　　　【祇園守】

　　　　　　　　　　　ですぅ♥

【祇園守】は京都東山にある八坂神社の
お守りで、色も真っ赤、見た目そっくり
なんですって！
これは、一度ホンモノの祇園守をゲット
しに京都まで行かなくては、ね（＾＾）ｖ

ちなみに、家紋のモチーフにも使われて
いるのだそうです。
　＞＞＞詳細は【こちら】


そんな【祇園守】の‘こだわりポイント’−−というか、TAKUYAさんにお願いした‘妄想語り’がこちらです（＾＾）／

「海よ、オレの海よぉ！」で取り上げたコンウェイ・スチュアートの‘トラファルガー’は、トラファルガル海戦200周年を記念した限定万年筆。

きらきら輝く、ラメ入りの紺青のアクリル・レジン【ブルー・スターダスト】がうっとりするほどうるはしい、とってもすてきな万年筆♥

しかも、限定品だからといって見た目だけじゃありません。
軸径13ミリは、ペリカンの‘スベレンM800’とおなじ太さ。
そう！　太すぎず細すぎず、構えてうれしい、あの太さです（＾＾）ｖ

　　これを【限定品】にしておくのはもったいないっ！

−−という話になったのでしょうか。
なんとコンウェイの新ラインナップとして再登場で〜す　＼（＾＾）／