スティピュラのイ・カストーニ‘ロドリテ’
コンクリンの赤軸‘マーク・トウェイン’
モンテグラッパのエルモ・コレクション‘ルビーレッド’
私、この3本をまとめて‘霜降りトリオ’と呼んでいます。*)
精肉コーナーのあの特殊な照明を浴びて輝く、毒々しいまでに鮮明な‘赤’を思い起こしてくださいな。そうして、そこに浮かぶ白い筋を。この3本、どれをとっても、まさにその赤なんです! 超鮮明な赤、赤、赤!
特に、エルモの‘ルビーレッド’の輝きにはすばらしいものがあります!
モンテグラッパの1912年の創業時の社名エルモを冠した‘エルモ・コレクション’は1940年代のデザインを忠実に再現したモデルとのこと。18Kのペン先で、カートリッジ・コンバーター両用式。近年のモンテグラッパにはない‘軽さ’がなにより魅力です! **)
しかも、アクリル素材ならではの色合いに、うっとり、ほれぼれしちゃいます。
他に‘アンバーブラウン’‘サファイアグリーン’があります。
でもって、どっちもとってもうるはしい \(^^)/
上京してから、何年も訪れたことのなかった日本橋の丸善。
その日、どうしても、どうしても、どうしても、行きたくなって。
一大決心をして初めて訪れた丸善の万年筆売り場で発見して‘運命’を感じました。
ずっと探していたから、きっと‘エルモ’が私を呼んでくれたんだわって(笑)
でも、その場では決められなくて。でも、やっぱりほしくって、翌日、朝一番に買いに走ったんですけどね(^^;
そんなこんなで最近はすっかり姿を消してしまったけれど、ごくごくたま〜にショーケースの片隅に眠っていたりしますから、ぜひ探してみてくださいね。最近のモンテグラッパのゴージャス路線とは一線を隔すちょっと可憐な雰囲気がご覧くださいませ。うふふふ、お姿ばかりでなくお値段も可憐なところがまたうれしかったりしますから(^^)
ところで。
7月の終りから8月にかけて、我が家では「雲霧仁左衛門」が連日上映されておりました。自宅にたどり着くといつも流れているんです、「また、雲霧?」と言おうとしているのに、どうしても‘雲霧’が覚えられなくて、ついつい「また、霧降?」とか「また、霜降?」とか言ってしまって...(TT)
う、う、う、‘霧降’じゃ高原だし、‘霜降’に至ってはお肉じゃないの、嗚呼..._| ̄|○
いやぁ、でも、実に面白かったんですねぇ。この頃の時代劇って。
見るつもりでなくても、ついつい引き込まれてしまったわ(笑)
それにしても「おかしら」って言葉はよく耳にするけど、「こがしら」って言葉はこの作品で初めて知りました。ものすごくかっこよかったですよ、小林さんっ!
*)もっとも、いずれの筋の入り具合も高級霜降り肉にはほど遠いけど
**)‘ノリ’じゃなくて、総重量が、ですからね、念のため(^^;

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